こんにちは。
今回は5月の後半に行った、尾瀬国立公園・会津駒ヶ岳のお話です。
と言うか会津駒ヶ岳って、尾瀬になるのですね。たしかに燧ヶ岳からは近いのですが、「会津」なので磐梯山とか安達太良山とかそっちの方の山かと思ってました。
意図せずわたしのはじめての尾瀬となったわけですが、もともと持っていた尾瀬のイメージ通り。なだらかな稜線と広大な景色が美しい、とってもステキな場所でした。
2021.6.10追記 あとで見返してみると、わたしこの時の記憶なくして、後日こんなタイトルの記事、書いてましたね(恥ずかしい)。。
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また、会津駒ヶ岳と言ったら駒の小屋のTシャツ。わたしの中の勝手なイメージでは、山小屋Tシャツと言ったらコチラと五竜岳。
もちろんゲットしてきましたよ~♪
山のカテゴリ
主な山の基本情報
尾瀬国立公園にある標高2133mの山。日本百名山に選ばれており、一等三角点「岩駒ケ岳」があります。なだらかな稜線がうつくしい山ですね。
今回のコースと地図
滝沢登山口から駒の小屋を経て会津駒ヶ岳(標高2132.6m)、中門岳(標高2060m)に至るピストンコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
なだらかな稜線とは裏腹に、しっかり登って(1000m以上)しっかり歩きます(コースタイム7時間オーバー)。日帰りでも行けますが、時間が許すなら、泊まってゆっくりすることおススメします。
- 景観 :
新緑と、白い尾根と青い空!こころ洗われる景色です。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車は、東北自動車道で西那須野塩原ICへ。その後下道で滝沢登山口へ向かうわけですが・・・。この下道が、長いです。2時間ちかくかかります(覚悟しましょう)。
- 標準コースタイム:7時間35分
- 最小標高: 1100m
- 最大標高: 2135m
登山記録
06:17 滝沢登山口
おはようございます。
今日はひさびさ、3週間ぶりの登山です。
前回は5月の初旬に登った立山。以降ぬくぬくしていたものだから、登れるのかどうかちょっと心配。
まあ、テントじゃないので身軽ですし、雪もさすがに5月の後半。溶けて歩きやすくなっているんだよねと気負いしないでスタートしました。
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新緑がまぶしい!
最近、雪山ばかり登っていたので緑がとっても新鮮です!
小鳥のさえずりも聞こえます。やっと春になったんだなぁ(しみじみ)。
道はと言うと、急登です。
滝沢登山口から、いきなりアクセル全開の、急登続くのでがんばりましょう。
雪がちょっと残ってますね。
緑と白のコラボレーション!
こう言う景色も新鮮ですね~。
7時29分、水場を通過。
そのあたりになると、だんだん雪が多くなってきました。
つぼ足でも登って行けそうですが、念のためチェーンスパイク装着しました。
そしてさらに、歩き続けて7時46分。
単調な樹林帯の登り坂から景色に変化が。手前に稜線、見えてきましたよ!
さらに歩いて樹林帯を抜けて、お次のポイント、駒の小屋を目指します。
にしても。思った以上に雪多そうです。
稜線一面真っ白け~。
そしてここでご紹介!
今回のこの会津駒ヶ岳から、newアイテムを投入してます。
それはなにかと言いますと、アクションカメラのOsmo Action(オズモアクション)!
ドローンで有名な、DJI初のアクションカメラです!
まあ正直、「Osmo ActionとGoPro HERO7、どっちが良いの!?」は迷いに迷ったところなんですが、価格とまだだれとも被らない、と言うことで発売日にコイツを買っちゃいました(汗)
雨ばかりでそこまで山に持っていけていないのですが、使用感など追々レポートできたらと思います!
08:43 駒の小屋
ハイ、で、Osmo Actionで遊びながら歩いていたら、駒の小屋に着いちゃいました。
ここがあの有名な、駒の小屋か~、はじめて来れた!
Tシャツはあとで買うことにして、まずは山頂目指しましょう!
駒の小屋から山頂までは、コースタイムは20分!
さえぎるものがなにもない、広~い尾根を楽しみましょう!!
っとそうそう、ちなみにですが、駒の小屋の近くには、駒ノ大池あるはずなんですけど。
どこを見ても池がない。。どうやら雪に埋もれているみたい。。
これはちょっと残念でした。雪が溶けたらまた参りましょう。
違った景色が楽しめるはず!
会津駒ヶ岳山頂へと至る稜線から、来た道ちょっと振り返る。
右側奥には、ずっと見えてたカッコいい双耳峰の燧ヶ岳(ひうちがたけ)。
真ん中あたりにちょこっと見えてるこの前登った日光白根。
左に見えるは男体山や日光の山々ありますね。
ほんとうに雄大な眺めです。ぼかぁほんとうに幸せだな~。
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燧ヶ岳から右に視線をちょっとずらすと、至仏山も見えました!
尾瀬を代表する二山が見れた!この景色は眼福ですね~!
09:15 会津駒ヶ岳山頂
そしてこちらが会津駒ヶ岳の山頂ですね。
雪が多い時は標識の上を跨げるくらいになっているそうなのですが、今回はさすがに5月の後半。標識全部見えていました。
(ブルーシートは見えなくてもよかったかな。。)
お次に目指すは中門岳、なのですが、、
ちょっと行く道間違えまして、大戸沢岳方面進んでしまった。。
こちらも見事な稜線ですが、山と高原地図にはルートがない。
歩けそうだけど、一般的な登山道ではないのかしらん?
中門岳への道は、標識脇から行けました。
看板も普通にありました。
しっかり確認して行きましょう(汗)
中門岳へと、続く稜線はコチラです。
一面白の雄大な尾根!
雪がないときはないときで、草原状の湿地に木道と、これまたステキな景色があるそうです!
白い尾根の左側(北東の方角ですね)には、越後の山々と奥只見湖です。
前に登った日向倉山や、越後駒ヶ岳もアチラの方角。
さらに手前(越後の山からみたら南東)には、尾瀬の山々(至仏山、燧ヶ岳)見えてます。
ちょっとわかりづらいのですが、平ヶ岳も見えるのかしら?
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ほんとうに、どこまでも続く白い尾根。
青と白だけの世界、ですね。
そんなポエマーなわたしと同行するのは今日もいつものhirooneさん。
(ここまで書いて紹介するの忘れてました。)
会津駒ヶ岳から中門岳は、ひたすら下る感じです。
ですが、2つくらいはピークがあって、コチラはそのうちのひとつになります。2094ピークになりますか。
進行方向右手には(東の方角)、先ほど行き間違えそうになった大戸沢岳(おおとさわだけ)。
池塘も木道も埋もれていますね。
梅雨になったら雪解けるのかな?
夏山、秋もいいですね~。いつかまたこの道歩きたい。
09:56 中門岳山頂
そして中門岳山頂、到着です!
と言っても、標識もなにもない場所なので(ほんとうになにもない!)、GPSと人だかりから山頂だと推測!
あとで調べてみたところ、最後のピーク手前、中門大池近くに山頂標識あるそうです。雪に埋もれていたんですね。
中門岳山頂からは、ちょっとかすんで見えずらいですが、遥か遠くに飯豊連峰。
いつか飯豊山もまた行きたい。
あそこはほんと、良き山でした(飯豊はいいで~♪)
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中門岳山頂から、振り返れば燧ヶ岳。
迫力が半端ない。
今回の助演優秀賞は燧ヶ岳で決定です!(文句なし!)
雪山に来たら作ろう雪だるま⛄。
中門岳山頂から、会津駒をバックに撮ってみました。
中門岳山頂で、ご飯休憩ひと息付いたら、会津駒ヶ岳へ戻りましょう。
時刻は10時26分。まだまだ時間はたっぷりあります。
燧ヶ岳を正面に。
柴安嵓(しばやすぐら)に俎嵓(まないたぐら)かな?
燧ヶ岳はまだ登ったことないのですけど、今からとっても楽しみです!
会津駒から中門岳。
行きはよいよい帰りはツライ。
登りはツライよですががんばろう。
2094ピークに登り切っても、まだあそこ(会津駒ヶ岳山頂)まで行かねばならん。
コチラは途中で見えた日光連山。
前日、平成最後の山開きを行った男体山を中心に、日光の山々も見えてます。
今日はほんとうにいい天気なので、アチラ登っている人もいるんだろうな~。
何度も何度もスミマセン。
燧ヶ岳(中央奥)と至仏山(右奥)。さらに!その間には武尊山(ほたかやま)!
雪の武尊山は大好きなんです。
2年連続登ってまして、おそらく次シーズンも行っちゃうんだろうな~(ベタですが唐松岳も2年連続!)。
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会津駒の最後の登り。
ここを登ればあと下るだけ。
一歩一歩確実に、あせらずゆっくり登りましょう!
11:03 会津駒ヶ岳山頂
会津駒ヶ岳山頂に、再び戻ってこれました!
これはベンチ?良いんですよね?ちょっと休ませてもらいます。
会津駒ヶ岳山頂にて雪だるま⛄。
それでは下山を開始しましょう!
まずは駒の小屋へと向かいます。
駒ノ大池見たかったなぁ(次回に期待!)
最後の見納めと、会津駒の山頂パシャリ。
11:19 駒の小屋
そしてここでようやく!
念願の!
駒の小屋オリジナルTシャツゲットだぜ~!
宿泊者限定のTシャツ、なんてのもあるそうなので、次回は小屋泊してみようかな?
(商売上手なんだからもうッ!)
Tシャツ無事に購入できたらお次は水場経由し滝沢登山口へ。
どんどん下って行きまっせ~。
コチラは行きも通りましたね(ピストンだから当たり前ですが・・・)、新緑と雪のコラボゾーン。
雪道終了!夏道を行く!
ああ、そうだ、そうだった。夏道歩くのこんな感じ!
草のにおいに鳥の声。
目やら耳やら鼻やら口やら、穴という穴に突撃してくるアイツ達(羽虫)。
忘れていたよ、忘れてました!
あいつらほんと何なんだろう。。
砂や砂利も意外にすべる、もしや雪の方が歩き易い?
なんてことを話ながら、登山口を目指します。
12:56 滝沢登山口
最後の階段下り切り、滝沢登山口へと下山が完了!
これから下道2時間走ってそれから高速乗って帰ります!
なにはともあれ、今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は日本に18座(20座とも言われています)ある駒ヶ岳の中でも、4番目に高いという会津駒ヶ岳の山行でした。
5月にしては残雪が多かったのですかね。登山口では新緑と、山頂付近では白い尾根と、いろいろな景色が楽しめました。
また、さすが尾瀬!と言った、広大な景観や、遠くの山々まで見通せるこの山は、なにものにも代えがたい、唯一無二のものでした。
田代山、帝釈山、至仏山に、最高峰の燧ヶ岳。夏にも秋にもまた来てみたい。
まだまだ会津駒ヶ岳、楽しめそうですね~。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
今シーズン雪だるま⛄は最後ですかね、長らくご愛顧ありがとうございました!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!