こんにちは。
裏銀座縦走の3話目となる今回は、野口五郎岳から水晶岳へと向かうお話。
一応おさらいとして、裏銀座縦走1日目は、高瀬ダムから烏帽子小屋。烏帽子岳に登りました。
縦走2日目は、烏帽子小屋からはじまり三ッ岳越えて、野口五郎登って今回のお話。
実は去年も水晶岳に登ろうとしていて、途中まで行ったのですがあいにくの雨で。
泣く泣く断念しておりました。
と言うことで今回は、リベンジ登山になりますね。
天気は快晴!いけるぞこれは!と言うことで、水晶岳のお話です~。
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主な山の基本情報
別名黒岳。標高2986mの双耳峰で、日本百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
野口五郎岳から真砂岳、東沢乗越を越えて水晶小屋へ。水晶小屋から水晶岳はピストンです。
登山記録
07:30 野口五郎岳
時刻は朝の7時30分。
2日目スタート烏帽子小屋からほぼほぼコースタイム通りです(3時間30分)。
野口五郎から水晶岳は、コースタイム3時間ですね。
前に広がる稜線を、堪能しながら歩いて行きましょう~。
お目当ての山は右手に見える、双耳峰のアイツ(水晶岳)です。
左手には笠ヶ岳や鷲羽岳も見える。鷲羽岳はあとで登りますヨ。
野口五郎から先も、アップダウンが続きます。
前にポッコリ見えるお山は真砂岳になりますか。
立山にも真砂岳、ありましたよね。富士ノ折立と別山の間。
アチラも砂礫の山でしたよね、やっぱり名前はそこから来てるのかなぁ。
この野口五郎岳から水晶小屋までの稜線は、3日目歩く西鎌尾根と、槍ヶ岳がバッチリ見えます。
なんども足をとめながら、バシャバシャ写真を撮っていました(笑)
そして槍、西鎌尾根以外に目をひいたのが、赤茶けた迫力のある硫黄尾根!
硫黄のにおいもほんのり香る、なんともワイルドな尾根でした。
真砂岳ピークは踏めないようです(巻いて行きます)。
08:02 真砂岳・真砂分岐
真砂岳、ピーク巻いたらまた下ります。
下った先には真砂分岐が。南真砂岳や湯俣岳、さらにその先進んで行くと、裏銀座縦走のスタート地点の高瀬ダムへとたどり着きます。
やっぱり目をひく槍ヶ岳。
ここから見ると結構遠い。明日ほんとにあそこにいるのかなあ?
08:36 2833ピーク
快調に進んでいましたが、このあたりからペースが乱れる。
というのも、ココ、おそらく2833ピークなのですが、ここから急にはげしい登りで。
さすがに長く歩いているので、だいぶ疲れがでてきたようです。
ピーク登って小休憩。
来た道ちょっと振り返って見ましょう。
一番左のなだらかな台形が、野口五郎岳になりますね。
あそこから稜線ずっと歩いて、今の場所までやってきました(さすがにこうやって見ると結構歩いたと実感しますね)。
お次のポイントは東沢乗越。
岩々の稜線を、気を付けながら歩いていきます。
またまた小ピークありました。
東沢乗越手前の2734ピークでしょうか。
09:08 2734ピーク
ここまでくると、だいぶ先が見えてきましたね。
先は丁字になっていて、左に行けば、ワリモ・鷲羽岳。右に行けば水晶岳です。
丁字路の真ん中、上がったところに水晶小屋が見えてきました。
けっこうここから上に見えるね、つかれた体にゃちとキツイです・・・。
(水晶小屋まで)けっこう上まで上がらにゃならんのに、2734ピークからは一旦くだります。
そうだよね。〇〇乗越って低いところ、これから登るゾってところによくありますよね。
あれ?でも、常念岳にある常念乗越は一ノ沢から登った先にあるよね?と思ったのですが、うん、常念岳と横通岳の谷間(鞍部)にありますね(自己完結)。
09:20 東沢乗越
鞍部?それってコルのこと?
キレット、コルに乗越と、あたまがこんがらがってきましたが、細かいことはきにしない。
考えるな、感じろ!行けばわかるさ。
グダグダ言ってないで足前に出せ。
コチラの写真は東沢乗越から振り返って撮った一枚。
2734ピーク、2833ピークになりますか。
だいぶ下ってきてたんですね~(そしてこれから登るんですね~涙)。
ほんとにここはキツかった。
無心になって登ります。
登山ロボットになって、登ります。
右足出して~、左足出して。
「あとどれくらい?」なんて考えちゃったら疲れてしまう。
わたしはロボット、ただ動くだけ・・・。
右、左、みぎひだり。
そうやって上へと登っていくと、ようやく水晶小屋目の前に。
10:12 水晶小屋
到着しました水晶小屋です。
この日は、
本日は大変混みあっております。
ご宿泊のお客様は、
2枚の布団に
5名のご案内となります。
とのことで、大変繁盛しておりました。
ちなみに2枚に5名だから1人は隙間になるんですかね。。
こういうの見ると、キツイけどテントもってきて良かった~と心の底から思います。
水晶小屋で売っていた、ピーチネクターで水分補充。
名物力汁なるものもあったのですが、ピーチネクターに心惹かれてついつい買ってしまいましたよと。
そういえば烏帽子小屋、野口五郎小屋ではペプシコーラを買いました。
裏銀座縦走中は、コカ・コーラはあまり見かけず(なかった?)、ペプシコーラにお世話になりました。
裏銀座はロックフェラー?
都市伝説、陰謀論めいた事書いていると、山ヤの人たちから嫌われそう・・・。
と言うことでこのお話はここで終了。
写真は進んでいて、水晶小屋に荷物をデポったわたしたち。水晶岳に向かって歩いています。
下の写真はそんな水晶岳に向かって歩いている途中から、うしろ(鷲羽岳方面)振り返ったところ。
このあとひたすら歩く稜線。
イイネいいね。天気は最高ッ!
水晶岳、近くで見るとイメージ違う。
双耳峰って聞いていたけどギザギザたくさんありません?
どこかに水晶落ちてないかな?なんてよこしまな心を持ちながら。
ってなことは全くなくて。ピュアな心で景色サイコ~って言って登ってました。
水晶小屋からは気持ちの良い平坦な稜線がしばらく続くので、ゆっくり景色を楽しめます。
そうそう!
水晶岳からは、雲ノ平もバッチリ見えました!
日本最後の秘境ですね。
ほんとに平らな場所なんですね~。
前回来たときは、雨あめ雨でひどかった。今日雲ノ平に来ている人は、最高の景色が見れたんじゃないかな?(うらやましい~)
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水晶岳山頂いざゆかん!
人だかりが見えますね。
あそこが山頂でしょうかね?
11:04 水晶岳(黒岳)山頂
はい、やっとこさ着きました!
1年越しの水晶岳です!
遠い、ほんとに遠かった~。
どこから来ても、1日以上かかる。ここも十分に秘境ですよね~。
槍に笠に、鷲羽岳に雲ノ平。
なんて贅沢な、眺めなんだッ!!!
水晶岳の先には、赤牛岳(二百名山)もありますが、今回はそこには行きません。
ほんとうはもっと時間があれば、赤牛岳にも行きたいのですが(赤牛岳もアクセス悪い)、今日のうちに三俣山荘まで行っちゃいたい。
未練はあれど、小屋へと戻りましょう。ハシゴ気を付けて下りましょうね。
荷物が軽いと楽チンですね~。
11:37 水晶小屋
あっと言う間に水晶小屋です。
目の前には今日来た道が。だいぶ歩いてきましたね~。
っと、まだ2日目終わりませんが、今回はここで一旦終了です。
裏銀座5座目ですね、水晶岳(黒岳)無事に登頂。
今日も一日、お疲れ様でした~!
まとめ
今回は3泊4日裏銀座縦走の2日目中盤戦、野口五郎岳から水晶小屋(水晶岳)のお話でした。
2日目中盤戦はキツかったですね~。とくに東沢乗越あたりからの水晶小屋登りが!!
その分、ピーチネクターは体に沁みた。こんなにうまいネクター飲んだことない(笑)
水晶岳も見れたし大満足の、2日目中盤戦でした!
次回は水晶小屋からワリモ岳、鷲羽岳越えての三俣山荘。2日目終盤戦のお話です。
こんにちは。裏銀座縦走の4話目となる今回は、水晶小屋から三俣山荘に向かうお話。正直前回から1ヵ月近くぶりの更新となるので(しかも話の途中で止めるなって感じですよね汗)、忘れてしまった方も多かろうと。ということでおさら[…]
ではまた!