中房温泉から燕岳
[山域] 北アルプス [CT] 8時間1分 [距離] 10.1km [登り] 1530m [下り] 1531m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。毎回1年遅れで山行記録をお届けするのが定番なわがブログではありますが、今回は(も?)やはり1年前の、昨年11月末頃に登った北アルプス・燕岳のお話です。内容はさておき、わたしのブログでも4回目となる燕岳。正直もう紹介することなどなにもないのですが、行く度行く度、「緑の映える燕岳、良いよね~」だとか、「雪のある燕岳、良いよね~」であるとか、「あたらしいカメラで撮った燕岳、良いよね~」となんやかんやで(自己満足ですが)書いています。では今回はなんの「良いよね~」かと言いますと、「燕山荘って、良いよね~」。2021年、燕山荘はなんと100周年!気がつけば2021年度も最終営業日と言うことで、雪が積もり始めた北アルプスにhirooneさんと2人で登ってきました。
こんにちは。kara(@karalog2018)です。だいぶブログの更新が滞っておりましたが、今回は9月の頭に登った北アルプス・燕岳の山行です。燕岳自体は2年前、残雪期に登ったのが最後なので、コチラもだいぶご無沙汰でした。今回は9月と言うこ[…]
04:03 AM 中房温泉
日が昇る前にスタートです
合戦小屋
はじめに断っておきますと、わたしたち燕山荘に泊まったことがありません(汗)。冒頭であんなに威勢のいいこと言っておいて、燕山荘の中のことはまったく語れない、、あ、いやでも中には入ったことがあるんですよ?そしていつかは泊まりたいと、本当にほんとうに考えているのです。
で話をもとに戻しまして、山行のお話一応しておきますね。今回もスタートはいつもの中房温泉。11月ともなると上の駐車場も夏ほど混雑することなく入れます。道路が凍結していないか?と言うのが注意事項で、スタッドレス or チェーンの準備はお忘れなく。
そして日が昇る前の4時ちょうど頃、ヘッデン頼りに登山開始です。序盤は暗い中でも慣れた道。第一ベンチ、第二ベンチと徐々に高度を上げていきます。富士見ベンチ越えたころには徐々に雪がつき始め、合戦小屋につくころには大分まわりも明るくなってきました。
6:37 AM 燕岳の夜明け
合戦尾根から見た大天井岳
合戦尾根、うしろには有明山
みんな大好き槍ヶ岳
雲海と大天井岳、北アルプスの山々
11月の燕岳
燕山荘
合戦尾根、合戦沢ノ頭に着くころには雪もだいぶ増えてきて、ここでチェーンスパイク装着です。足元要注意なわけなのですが、ここまでくると樹林帯もほぼ抜けて、大天井岳やときたま槍ヶ岳など、北アルプスの山々見え始めます。展望と言えば、進行方向後ろに見える山、有明山も気になりますね。郷土富士、信濃富士と呼ばれるこの山も、いつか登ってみたいものです。
そしてのぼり始めて4時間ですかね、今回の目的地、燕山荘へと到着しました。中に入るのは山頂に登ったあとにするとして、まずは恒例の雪だるまづくり。燕山荘前にはモンベルのTシャツで有名な(と言うと語弊があるかもしれませんが)畦地 梅太郎(あぜち うめたろう)作「山男」があるので、そちらとコラボさせて頂きました。
燕山荘から燕岳山頂へ
表銀座、槍ヶ岳へと続く稜線
山頂付近はあまり雪がないですね
メガネ岩
北アルプスの名峰を背負って
槍は少し、雲で隠れ気味
08:44 AM 燕岳山頂(雪だるまを添えて)
燕岳山頂(標高2,763m)
燕山荘から燕岳山頂への稜線は、花崗岩の山「燕岳」の本領発揮。イルカ岩にメガネ岩など巨石・奇石のオンパレード。少し前に同じく花崗岩の鳳凰三山にも登っていますが、燕岳の方がコースタイム的にも楽ですし、さすが北アルプス入門の山、登りやすさ、親しみやすが良いですよね~。夏であればハイマツの緑と花崗岩、砂の白が対照的で美しいのですが、この季節は季節で雪の白がまたすばらしい。
燕岳山頂からは、みごとな展望が望めます。まずは南側、来た道、燕山荘までの稜線と、槍ヶ岳までつづく雄大な尾根、表銀座。いつかはいつかはと毎回言っていますが、ぜったいに歩いてやるんだからね!対して反対、北側ですね。こちらはいまのところ予定は未定。北燕岳や東沢岳、餓鬼岳に至る稜線ですね。個人的には餓鬼岳にはすごく惹かれているのです。ですが登るとしても白沢登山口から餓鬼岳単体ピストンで。こちらはかなり激渋なコースなようなので、来シーズン夏か夏前あたりかタイミング伺って登ってみたい。
こんにちは。関東在住のわたくしkaraです。いきなりですが、南アルプスって鳳凰三山や甲斐駒あたりは関東から近くて良い(行きやすい)ですよね。それにくらべて静岡側の聖、光は遠いこと遠いこと […][…]
こんにちは。karaです。北アルプスや標高が高いところでは雪がちらほらと舞い始め、小屋仕舞いもはじまった10月も後半。紅葉、秋もそろそろ終盤ですかね。雪山始まる前のこの季節、どこに行こうか […][…]
燕山荘に戻りましょう
巨石、奇石に囲まれて
遥かなる槍ヶ岳
雪と砂と燕山荘
燕山荘 100th Anniversary!
燕山荘 100th Anniversary
1921年(大正10年)に赤沼千尋さんによって建てられたと言う燕山荘。たしかうちのばあちゃんが大正生まれだったので、ほんとまあ歴史のある建物ですよね。大正から昭和、平成も気がつけば終わって時代も令和。またちがった観点で戦前、戦中、戦後といろいろな歴史の中でも、こうやって山登っていた人、きっといたのだろうな~と、ほんとう感慨深いですよね。そんな歴史のある燕山荘の、100周年と言う記念の年に登れたことは、ほんとステキな思い出です。きっと来年、101年目も102年目も登ることになるのでしょうが、引き続きどうぞ、よろしくお願いします。
燕山荘100周年、しかも最終営業日(年末年始は別途)と言うことで、北アルプスは燕岳に登ってきました!槍が隠れたりでたりの…
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6