こんにちは!
今回は、今シーズン最初の雪山となる日光白根山の山行です。
コースとしては、丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイを使ってそこからピストン。
の予定だったのですが、、
だったのですが!
残念ながらロープウェイ、12/28(29?)からの運行とのこと。
仕方がないので急遽菅沼登山口に車を走らせて、そこからスタートとなりました。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
標高2578mの山で、日本百名山、新・花の百名山に選ばれている山です。栃木県と群馬県の最高峰になりますね。
今回のコースと地図
菅沼登山口(標高1735m)から弥蛇ヶ池を経て日光白根山(標高2578m)をピストンするコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
道自体は難易度は高くないです。雪山なので、装備はしっかり揃えましょう。
- 景観 :
晴れていれば、良かったかもです。。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車では、関越自動車道・沼田ICから、菅沼登山口駐車場へのアクセスです(丸沼高原スキー場を目指すとらくちんです)。
ちなみに、12/25から来年4/25までは日光方面(栃木県境・金精トンネルから丸沼高原入口)は冬季閉鎖中ということなので、沼田方面からしかアクセスできません。
- 標準コースタイム:6時間5分
- コースの距離:8.0km
- 最小標高: 1745m
- 最大標高: 2432m
- 累積標高(登り):705m
- 累積標高(下り):704m
登山記録
08:51 菅沼登山口
おはようございます。
今日はちょっと遅めのスタートです。
と言うのも、冒頭にもお話しましたが、丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイ、まだ運転がはじまってない。
駐車料金1000円払って後から気付いたコノヤロー!
勉強料ってことでね。ハイ。
高くつきましたね。ハイ。
で、そこから車を走らせて、菅沼登山口へと到着したのです。
菅沼登山口の駐車場は、「けっこう広いイメージがあった」と言うのと「冬なんて人あんまりいないでしょう」と言うのがあって、遅く行っても大丈夫!だと思ってました。
ですが実際行ってみたら、、、
ビックリですよ!満車です!
雪で車をとめられる場所が極端に限られていて、先に来ていた方曰く、雪をほって駐車スペースつくらにゃならん。
いやまあ完全油断です。
前回の白根山の時も、いろは坂登ってるときにガソリンつきて、スタンドあくまで待った記憶が。
白根山って鬼門ですかね、かならずスタート遅れます。
こんにちは。今回は日光白根山の記録です。ロープウェイで行けるコースもありますが、今回は菅沼登山口からの白根山。前白根山、五色山と三山縦走してきましたよ。山のカテゴリ[tozanfield area]&nb[…]
駐車場からアイゼン(12本爪)はいて、雪道を歩きます。
途中スノーシューの方にも出会いましたがアイゼンの方が歩きやすそう。
あ、ちなみにわたし、スノーシューはもっていません。
先日ワカンを購入したので利用したら書きますね(ブログに)。
菅沼から弥蛇ヶ池までは、(山と高原地図曰く)深い樹林帯になりますね。
道もせまくて木が茂ってて、どかどか雪が落ちてきます。
なんど背中に、雪が入ってきたことだろうか。
樹林帯の中だからですかね、風はまったくありません。
シーズン初と言うこともあって、防寒対策けっこうがんばってしてきてましたが、むしろ暑くて脱ぐくらい。
さすがに止まると寒いのですが、動いてる分にはTシャツ+ソフトシェルなんかで十分です。
て言うかわたくし、そもそもハードシェルの使いどころがわかってない。
もちろん吹雪いてたり、雪山稜線沿いにでて風が強いときなんかは着込みますけど、基本はソフトシェルで行動してます。
なんならソフトシェルも元々は、買ったはいいけどつかいどころがまったくなくて、ちょっと困ってたくらいです(だったら買うなと聞こえてきそう)。
元々わたし雪山も、R1(パタゴニアのフリース)着ていて行動してました。
オールシーズンR1。これさえあれば困らない。
ですが雪山行動中に、暑くなったとき困ってしまって。
脱ぐとさすがに寒いのですが、着ていて動くと暑いです。
そんなときに、役に立ったのがソフトシェル!
ベンチレーションできるので、脱がなくても温度調整できました!
以来わたくし雪山は、ソフトシェル着込んで登ります。
話はもどって深い深~い樹林帯。
なかなかこの樹林帯、終わりが見えない長いです。
コースタイムは2時間20分。
めげずにどんどん行きましょう。
だいぶ木々が減ってきました。
池が近づいてきたのかな?
確かめればいいじゃん!って聞こえてきそうですが、ちょっと待って、みなさん聞いて!
あえて今まで、見ないように、触れてきてはいませんでしたが。
一面真っ白!なんにも見えない!
おかしいな~。なんでだろうな~。
わたしの今シーズン初雪山は、雲ひとつないすばらしい青空が広がっているハズだったんですよ。
これはあれですかね、今回もおなじみ相方hirooneが、雨男だから、ですかねえ。
本人は違うって言ってますけど、これはもうそうなんじゃないですか?
確定ですよね~?
10:35 弥蛇ヶ池
そんなこんなで弥蛇ヶ池。
やっと樹林帯抜けました!
景色はどうかと言いますと、、
あんれ~?なにも見えないべ~。
まあなにも見なかったことにして、先へと進んで行きましょう(これから晴れるかもしれないからね!)。
とここで!
相方ズボッとはまって撃沈です!
弥蛇ヶ池は危険がたくさん!
木道、雪に埋もれて隠れています。
ちょっと木道はずれると、見事に足がとられます。
わたしもはまって転びましたよ、、トラップたくさん気をつけましょう。。
恐る恐る進みます。
と、ここで、他の登山客(おじさま)、わたしら抜いて行きました。
トレース、ラッキー!ありがたく!
だいじに使わせて、もらいます!!
にしてもほんとになんにも見えない。
本当ならばここからは、白根山が見えたハズ。。
そう、こんな感じね。。
嘆いていてもしょうがない。
行けるとこまで行ってみよう(晴れるかもしれないしね!)。
白根山まで1.1km。
弥蛇ヶ池を後にしましょう。
ちなみに先ほどの弥蛇ヶ池では、ちょっとしたやりとりがありました。
と言うのも、この先の白根山、全然トレースついてない。
どこまで雪が深いのか、全くわかりませんが、だれが先に進むのか。
先ほどわたしたちを追い越していったおじさまか(山の大先輩!66歳だとか!)。
はたまたパートナーの奥様か。
いやいや若い(と言っても、ねぇ)わたしらか。
そのあとも2パーティほど若い人たち合流しましたが、けっきょくおじさま行きました(スゴイ!!)。
おじさま、奥様追いかけます。
トレース、あざーっす感謝です!
ロープウェイからのコースと、菅沼からのコースの合流地点ですかね、ここでおじさま奥様と交代です。
若いわたしらのパワー、見せちゃるわい!!
と言うことで、年功序列、先輩hirooneに道をゆずって、先に行ってもらいます。
けっこう風が強いです。
がんばれhiroone!若者代表!
完全防寒で、山頂目指していざ参らん!
11:28 日光白根山・撤退開始
はい。と言うことでね、11時28分、若者撤退開始しました。
いやもうだって、なんにも見えない。
これ以上登っても、きっとなにも得られない。
それにトレース消えてましたけど、何名か先行している人たちがいて、みんな撤退してきてました。
デスヨネ~。撤退デスヨネ~。こんな天気じゃだめデスヨネ~。
一度折れた心はもどりません。
わたしらもここで見切りをつけて、撤退すること決断しました。
おじさま奥様に挨拶をして(おじさま奥様も撤退するそう)、弥蛇ヶ池へと下ります。
だ~れもいない弥蛇ヶ池。
あれれ?さっきの若い2パーティーは?
みんな撤退したんですかね見事にだれもおりませぬ。。
11:46 弥蛇ヶ池
と思ったら、弥蛇ヶ池でテン泊パーティと遭遇しました。
弥蛇ヶ池のまわりには、テントが張れる場所があるそう。
すげえなこの天気でテン泊ですか。
いや~これはこれで楽しそう?
今シーズン初の雪だるま。
登るときにも気付いてましたが、帰りのここでパシャリと1枚。
にしてもこちらの達磨さま、どこかで見たことあるような。
そうだ今年の3月に、谷川岳で見ましたね!
こんにちは。今回は3月・積雪期、その中でも残雪期にあたりますかね、の谷川岳の山行です。夏に何回か登っている谷川岳。雪山もはじめたことですし雪の谷川岳ってどうなるの?ということで行ってみたら。あらまあなんと!全然別の山[…]
こちらが谷川岳の雪だるま。
なんでも群馬・高崎の、だるま弁当の達磨らしい。
だれかがせっせとつくっているのね。
「だるま弁当」でおなじみのたかべんでは、駅弁をはじめ、各種お弁当の販売しています。群馬県高崎市。…
だるまに別れを告げて行く。
悲しき男の後ろ姿。
弥蛇ヶ池入口あたりで休憩です。
ちなみにザック新調しました!
赤いマムート・トリオンプロです!
12:12 弥蛇ヶ池・下山再開
休憩終了、菅沼へ。
下山再開いたしましょう。
再び深い樹林帯に潜ります。
あ~、みんなやるよね、この木の棒。
石積むのと(賽の河原的な)この木の棒は、みんななぜかやっちゃいますよね。
下山すると青空が。
なにかがおかしい、なにかが!
13:14 菅沼登山口
菅沼登山口へ到着です!
予定とは違って撤退なので、けっこう早くに着きました。
ここでいつもなら本日の山行終了!なのですが、今日はちょっと着ているもの(雪山装備)をご紹介。
まずはコチラ、相方の装備、ハードシェル。
かっこいいでしょ、わたしもほしい。
MAMMUT(マムート)のグレイシャージャケットになりますね。
ちなみにコチラ、今は販売終了です。
いろいろ種類があってわかりませんが、いまだったらこのジャケットになるのかな。
って、ジャケット高っか!ビビるでしょ!
お次はコチラ、ザックです。
またまたMAMMUT(マムート)、トリオンプロです。
わたしも同じの買いました!
ザックはね、いろいろ探して試しました。
探してた時の条件はコチラになりますね。
- 雪山で使えること(必須!)
- ピッケル、アイゼンが収納できること(必須!)
- 生地があつくてやぶれないこと(必須!)
- カッコいいこと、被らないこと(できれば!)
- お値段が納得いくもの(安ければうれしい!)
- 実績あること(必須!)
- 荷物が取り出しやすいこと(必須!)
良いザックたくさんありましたけど、最終的には下の3つで悩みましたよ。
- オスプレー・バリアント
- グレゴリー・アルピニスト
- マムート・トリオンプロ
と言うことで、それぞれ店舗で試してきた所感などを少々。
まずはオスプレー・バリアント。
これ、石井スポーツの店員さんにも勧められました。
なんと言っても軽いのと、お値段が断トツで優秀ですね。
ただ今年はもうこれ廃版みたいで下のミュータントに統合されたみたい。
店舗にいくつか在庫ありましたけど(新宿東口ビックロ店)、メンテナンス・サポートいつまであるのかな~ってのがあったので、今回は残念ながら見送りしました。
お次はグレゴリーのアルピニスト。
わたし夏山のザックがグレゴリーのズールで。
テン泊用のザックもグレゴリーのバルトロで(昨年まではトリコニ)。
信頼・安心のグレゴリー。それではアルピニスト行っちゃうか!?
とは残念ながらなりません。
良いザック、なのですが、お値段もなかなか良いんです。
あとオスプレーのバリアント背負ったあとだとこれが重い!
いろいろはずせて軽くはなるけどちょっとこれは重かった。
色もかなりアレですね。見慣れてくると大丈夫なんですけどなかなか派手な色味です。
そして最後がマムート・トリオンプロ。
答えは書いてありますが、けっきょく買ったのコチラです。
正直重さはバリアントに比べるとやっぱり重くて。
値段も安くはありません。
ですが、ピッケル収納するところが一番安定感ありそうだったのと(アルピニストもよかった)。
なんと言ってもわたしとほぼ同じスペックの相方(身長・体重)が1年つかってて問題ないところが決め手です。
ザックに関する情報共有できるし、あ、あと背面ガバっとあくので荷物とりだしやすいんですよ。
アルピニストも横にチャックありますが、取り出しやすさはトリオンプロの勝ちですね。
そして最後のご紹介はコチラ。
わたしの装備、MAMMUT(マムート)のソフトシェル、アルティメイトフーディーです。
ソフトシェルの便利さについては山行記録にあるとおり。
わきのしたと、ウェスト横にチャックついててベンチレーションできますね。
最後はいろいろ山道具紹介しましたけれど、なにはともあれ山行終了。
今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は、今シーズン雪山初の日光白根山の山行でした。
無念の撤退とはなりましたが、あたらしいザックも試せたし、ひさびさの12本爪アイゼンの足慣らしもできたし、練習ということにすればオールオッケー。
だるまも見れたことですし!
次回に期待!
今年のうちに、もう一山は行きたいな!
2021.6.12追記 日光白根山、リベンジ成功しました!
こんにちは。今回は、去年12月に吹雪いて撤退したきりだった、日光白根山リベンジの山行です。コースとしては、丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイを使ってそこから周回。前回行けなかったコースを歩いてきました。[…]
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
あたらしい山道具をためすのは、わくわくしますし楽しいですよね!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!