こんにちは。
今回は日光、中禅寺湖の近くにある二荒山神社中宮祠から登った男体山のお話です。
男体山は日光二荒山神社の境内地にあるということで、山開きしている間しか登れない山なのです。
2018年は5月5日に山開きをしまして、今日5月20日、早速(と言うほどの日でもないですが、、)やってきましたと。
ちなみに日光の山は日光白根山ぶりでして。ひさびさにいろは坂をいろは歌見ながらやってきました。
車でも結構上まで来たのにさらに上へと登るなんて。日光のシンボル・男体山、どんな景色が待っているのでしょうか?
山のカテゴリ
主な山の基本情報
古名が二荒山(ふたらさん)と言う標高2484.15mの山岳信仰の厚い山。日本百名山、新日本百名山、一等三角点百名山。また郷土富士でもありますね。下野富士、日光富士と呼ばれているそうです。
今回のコースと地図
二荒山神社中宮祠から男体山、二荒山神社奥社(標高2486m)をピストンするコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
1000m以上を一気に登って一気に下る、修行のような山ですね。
- 景観 :
中禅寺湖や戦場ヶ原、日光連山が一望できる良い眺望です。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車では、東北自動車道・宇都宮ICから日光宇都宮道路を進み、いろは坂を登って中禅寺湖ほとりの二荒山神社中宮祠へのアクセスです。
- 標準コースタイム:6時間30分
- コースの距離:8.3km
- 最小標高: 1274m
- 最大標高: 2487m
- 累積標高(登り):1169m
- 累積標高(下り):1214m
登山記録
06:38 二荒山神社中宮祠
おはようございます。時刻は朝の6時38分。
くねくねいろは坂を車で登って、やって来ました二荒山神社中宮祠。
今日は日本百名山、はじめましての男体山に登ります。
こちら男体山は5月5日に山開きをしたばかり(5月20日の山行です)。
なんでも、男体山を含む日光三山は日光二荒山神社の境内地と言うことで、山開き前は入っちゃダメなんですって。
と言うことで、満を持しての男体山!今日も元気に行ってみましょう~。
それではまずは、登拝受付済ませましょう。
男体山、信仰のある山なので、登山じゃなくて登拝なのです。
ちなみに、今日はhirooneおりませぬ。前回唐松岳と同じくソロ登山なのです。
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はじめの登りは石の階段。
整備された場所を登ります。
あっという間に一合目逢拝所と言うところに着きました。
ここには、中村正六翁像とシカの像、生きる知恵を授けてくれる博学大国おりました。
一合目の石碑と鳥居がコチラです。
男体山、九合目までは地図に書いてあるのだけれど、山頂が十合目ってことで良いんですよね?
いずれにしても、目安があるって良いことですね。
残り9つ行ってみましょう~!
一合目を過ぎてからは、先ほどまでの石の道とはうって変わって、普通の山道はじまります。
結構急な登りですよ~(心してかかりましょう)。
かなり大きな倒木あって、さらにそこから小屋越えて。小屋のあたりが三合目かな?
引き続き登り坂を進んで行くと。
車道歩きがはじまりました。ちょっとテンション下がっちゃいます。山道のままがよかったな~(致し方なし)。
くねくね曲がりながらの車道歩きを、15分くらいですかね歩いて行くと。またまた小屋が見ました。
07:30 四合目
どうやらここが四合目。順調に登って来てますね~。
ちなみにひとりだとペース配分なかなか掴みづらいですよね。これは早すぎるのか、遅いペースなのか。
はじめての山だから判断つかないw
四合目の鳥居を越えたあたりから、(気にしないようにしていましたが)周りがガスってきちゃいましたね。。
雲の中に入ってきたの?なんにせよ上は晴れていてほしいものです。
07:42 五合目
10分くらいさらに上へと登って行くと、五合目避難小屋がありました。
四合目からの五合目は、今までと比べて近かった気がします。
五合目石碑もありますね。写真に収めたら引き続き登りましょう。
少しずつ岩が増えてきました。
こちらも五合目から10分くらい経った頃ですかね、六合目の表示を発見です。
六合目からのはじめの10分。
荒々しい感じの樹林帯。
木の根っこに気をつけながら、先へ先へと進みましょう。
六合目からのお次の10分。10分ごとに景色が変わる。今度は落石注意の急登でした。
石を落とさないよう気をつけながら、慎重に慎重に登って行くと、上の方に小屋が、見えてきましたよ!
08:07 七合目
そのまま小屋まで登って行って。つきました!ラッキーセブンの七合目。
小屋の裏手にまわって行くと、七合目石碑もありました。
落石注意。岩場、岩場の急登続く。
7.5合目のさりげなく。
このあたりにくると、さすがに疲れてきましたよ(ペース早すぎましたかね?)。
7.5合目過ぎてからも、あいかわらず岩場を登り続ける(ちょっと岩場飽きてきたころです)。
おっと鳥居が見えてきましたよ!
ここから景色、変わるのかしら?
ハイ残念、岩場です。
岩場岩場れ岩登りましょう。
08:22 八合目
集中力が切れないように、注意し岩場を登って行くと(だいぶ飽きていましたが、、)、やっと着きました八合目。
八合目には避難小屋もありますね。
08:23 瀧尾神社
八合目近くには瀧尾神社もありました。
そしてようやく!
ここからついに岩場が終わって、土の道になりました。
わたしも心機一転です。気分を変えて登っていきましょう~。
土の道、岩場と違って楽勝だと思ってたのですが。坂だと滑るね、微妙に登りづらい。
疲れているから余計に滑る、足がなかなか進まない。。
土の道、木の階段と登っていくと、一気に視界が晴れました!
おお~!終わり近いのかしら?あそこが山頂なのでしょうか!?
ここからの山頂直下の道は、男体山が火山と言うことを思い出させるような、火山特有の赤い土の道でした。
上の方に社が見えてきましたね。あそこは多分、太郎山神社じゃなかろうか。
と言うことは、さらに奥に見えてる山は、太郎山(たろうさん)になりますか。
太郎山は、男体山と女峰山の子供です。3つあわせて日光三山。いつかは太郎山、女峰山も登りに行ってみたいですね。
なにかいろいろいろ見えてきました!
残りはちょっと参りましょう!
08:57 男体山山頂
鳥居を2つ、くぐって行くと、ついに男体山、山頂です!
山頂いろいろあるようなので、ちょっとそれぞれ見に行きましょう。
まずはコチラ。二荒山大神の銅像だそうです。筋斗雲みたいなのに乗っていますね。
二荒山大神を後ろから。
正面には中禅寺湖が見えるはずなのですが、、ちょっと雲が多いですね。
お次はこちら、ツルっとした方位盤。男体山山頂からは、日光の山々いろいろ見えるのですね~。
それでは方位盤を参考に、周りの山を見てみましょう。
まずは、山ではないね、中禅寺湖です。あそこのあたりから、今日わたし登ってきました。
中禅寺湖の後ろには、皇海山(すかいさん)も見えていますよ。
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正面の山は太郎山。
右に視点をズラして行くと、小真名子山と大真名子山、お母さんの女峰山が見えるのです。
今回は残念ながら雲の中。さらに左奥の方に目を凝らせば、会津駒ヶ岳も見えてくるはず(ハズ)。
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雲が多くて残念です。今度は東側を見ていきましょう。
お!鳥居と何かが見えます。もっと近づいて見てみましょう。
東の鳥居に向かう途中。鐘が置いてありました。あの鐘を鳴らすのは?(古いですね)
コチラにも山頂標識ありました(至れり尽くせり)。
うしろには鳥居と剣もありますね~。
剣、見事にささっていますね。まさに聖剣エクスカリバー。
この剣抜ける者だけが、魔王を倒すことができるとか?
山頂満喫したあとは、お昼の小休憩。
その後はそうです下山です。鳥居をくぐって帰りますよ~。
2つ目の鳥居もくぐりましょうね。
中禅寺湖見ながらの下山です。うしろの皇海山は残念ながら雲の中へと隠れちゃいました。
たくさんの人とすれ違いながら。
どんどん標高落とします。
下りの岩場は慎重に。
鳥居をくぐって。
09:56 七合目
七合目。ここはだいぶ人が溜まってましたね。岩場、シンドイですよね。
中禅寺湖に見とれないように!
(岩場なので)足元お留守にしちゃだめですよ!
樹林帯。そういやこんな木もありました。U字になってる木をまたぎます。
10:29 四合目
そのままどんどん下りて行って、下りは早いね、あっと言う間に四合目です。
車道を歩いて行きましょう。
再び山道に戻ります。
それからひたすら下って行って、一合目の鳥居に着きました。
11:05 二荒山神社中宮祠
その後は石の階段くだって行って、無事二荒山神社中宮祠に帰還です!
下についたらスゴイ良い天気!
時刻は現在11時。予報通りでした。昼からだんだん晴れるとのこと(もう降りちゃったけどね!)。
そうそう。
わたしがちょうど下山した時、二荒山神社中宮祠で結婚式が催されていました。
いや~めでたいすばらしい!心からのおめでとうございますを送らせて頂きます!
良いもの見れたし山にも登れた。それではそろそろ帰るとしましょう。
と言っても、結構早く下山ができて(4時間くらいでピストンできた)、まだまだ時間は余裕あります。
せっかくなので、中禅寺湖周辺ぷらぷら歩いて、観光してから帰ります。
今日も一日お疲れ様でした!
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まとめ
今回は中禅寺湖そば、二荒山神社中宮祠からの男体山のお話でした。
男体山、名前の通り男らしい。山頂までの一本道をひたすら登って行く山でした。
山頂からの展望も、晴れたらきっとすばらしいことでしょう。
中禅寺湖や、尾瀬や日光三山の展望は、季節ごとにも違った景観見せてくれそうです。
日光の観光とあわせてゆっくりとまた来てみたい場所ですね~。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
日光のシンボル、男体山!どこから見ても立派です!
以上、二荒山神社中宮祠からの男体山の山行記録でした。
ではまた!