明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
と言うことで、2019年一発目の今回は、2018年最後の山行となった金峰山・1泊2日金峰山小屋泊のお話です。
コースとしては、2017年の年末に日帰りで行った前回と変わらず、瑞牆山荘からのピストンです。
ですが今回は小屋泊なので、日の入り・御来光も見てきましたよ!
山のカテゴリ
主な山の基本情報
金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)
奥秩父にある標高2599mの山で、別名甲州御岳山と呼ぶそうです。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、山梨百名山、信州百名山になりますね。
今回のコースと地図
1日目(金峰山小屋):瑞牆山荘(標高1538m)→富士見平小屋→大日小屋→金峰山小屋
2日目(金峰山):金峰山小屋→金峰山(標高2599m)→金峰山小屋→大日小屋→富士見平小屋→瑞牆山荘
- 技術度 :
- 体力度 :
日帰りだと8時間ちかくかかるので、雪山だとちょっとキツイかもです。
- 景観 :
金峰山の稜線と、頂上からの景観は、奥秩父きっての展望です。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車では、中央自動車道・須玉ICから瑞牆山荘へのアクセスです。
- 標準コースタイム:7時間55分
- コースの距離:14.5km
- 最小標高: 1536m
- 最大標高: 2596m
- 累積標高(登り):1219m
- 累積標高(下り):1203m
登山記録
09:38 瑞牆山荘
おはようございます。
今日は瑞牆山荘登山口から金峰山へ登ります。
寒波がきているとのことなので、行ける山を探していたら結局ここ奥秩父、金峰山になりました。
もともと今日は、荒島岳へ前泊しながら行くつもりだったので、金峰山を日帰りで行くのも勿体無いので、小屋泊とちょっと洒落込みましょう。
まずは瑞牆山荘から富士見平小屋へと向かいましょう。
以前迷った樹林帯を登って行って(詳しくは前回を)、一旦道路を挟んでまた樹林帯。
結構きつい登りです。
けっこうこの坂すべりやすい。
登りの時は気になりませんが、下りのときはすべります。
気をつけながら進みましょう。
ちなみにこの道、里宮神社参道になるそうです。
神社がどこにあるかはわかりませんが、修行のような参道ですね。
参道ひたすら登っていくと、ベンチが置いてある休憩ポイント。
ここは目の前にドドーンと瑞牆山!
今日も岩々してますね〜。
こんにちは。今回は10月に登った奥秩父にある、「漢字が難しいですね」の瑞牆山(みずがきやま)の山行です。金峰山のお隣の山と言うことで、セットで登られる方も多いのではないでしょうか。わたしたちはと言いますと、贅沢にも([…]
瑞牆自然公園との分岐です。
瑞牆自然公園は行ったことはありませんが、なんでも瑞牆山の眺めが良いらしい。
10:21 富士見平小屋
富士見平、富士見平小屋へと到着しました!
ここは瑞牆山、金峰山の分岐です。
テントを張って、両方行くのも乙ですね。
ちなみに写真の右下のほう、石窯で焼く金山平のピザの看板。
これは富士見平小屋のメニューじゃない。
全くもって騙されました!
富士見平小屋前にも看板が。
ご安心ください。
こちらはここのメニューです!
富士見平小屋からは、小屋とトイレの間を通って金峰山へ向かいます。
あ、そうだ。
またまたご紹介を忘れてましたが今回のパートナーはhirooneさんです。
「今回の」なんてもったいぶった言い方してますが、結局ソロかhirooneとしかほとんど山は行ってない。。
にしてもほんと雪がない。
今日は雪山登りに来たのにここまでまったく雪がない。
去年はさっきの富士見平からは、雪がチョロチョロあったのに。
暖冬だからか仕方がないね、上に登ればきっとあるはず。
飯森山を巻いて行きます。
て言うかここにも雪がない。
今日はアイゼン(12本爪)履くために、前コバついてる登山靴。
雪がないのでアイゼン要らず。
ただの重い靴になってます(歩きづらい)。
鷹見岩への分岐です。
今回もここはスルーです。
一回も鷹見岩行ったことないけどどんな岩になるのかな?
(分岐から往復40分はねぇ。ちょっと、ねぇ)
大日岩が見えました!
雪もちょっと出てきたみたい!(良かった!)
11:32 大日小屋
大日岩から視線をずらし、右下見ると、大日小屋です。
以前ここに来たときは、小屋に気づかずスルーしちゃって。
今日はちゃんと発見しました!しっかり場所を覚えてました。
大日小屋付近で小休憩し、雪山準備を始めましょう(ここからは雪があった!良かった!)。
ハードシェル着込んでアイゼン履いて。
ちょうどその頃、雪も少々ぱらつき始め、さすがに冷えて来ましたね。
準備ができたら大日岩へ。
鎖場通って行きましょう。
大日岩を巻いて進みます。
雪はまだまだ少なくて、アイゼンガリガリ言わせながらのちょっと歩きにくい道でした。
12:51 大日岩
大日岩を横からパシャり。
記念に一枚撮っときましょう。
大日岩のお次は砂払ノ頭。
ここは樹林帯の急坂です。
けっこうこの道地味にキツイ。
ですがここを登りきれたら大絶景が待ってます!
14:20 砂払ノ頭
砂払ノ頭の標識見えた!
あそこに行けば稜線出ます!
あれれ?おかしい、なにか違う。
想像していた稜線と、ちょっと異なる景色です。
真っ白、しかもちょっと吹雪いてる。
こんなところに寒波の影響が。。
そうそう、こちらの稜線、山梨側は絶壁です。
飛ばされて、落ちないように気をつけましょう。
と言っても、そこまで細い尾根ではないので岩に登ったり普段しないようなことしなければ、そこまで危険な場所じゃありません。
プチ吹雪の中進んでいくと、うっすら前方に五丈石が見えてきた!
あれ?自分で書いててなんなんですが、名前は五丈石(ごじょうせき)って言うのですね。
ずっと五丈岩(ごじょういわ)だと思ってました。
大日岩と混ざったのかな。
本日の宿泊先(金峰山小屋)と山頂へ到る道の分岐です。
もともとは山頂経由で行くつもりでしたけど、吹雪いて景色がなさそうなので、そのまま小屋に向かいます。
小屋への道は樹林帯。
途中にあった2つのアイゼンホイホイ(アイゼンの歯が挟まるような金属の橋)越えて進むと。
特徴的な奇石が見えた!
上にはケルンかな?ありますね〜。
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15:14 金峰山小屋
ケルンのそばにはベンチがあって、そこからすぐに金峰山小屋が。
今日はこれにて山行終了。
冷えた体をあたためて、明日に備えて休みましょう。
時刻は現在16時33分。
金峰山小屋で、コタツでまったりしていたところ。
日が沈んできたとのことで、外にちょっと出てきてみました。
オオぅ!!
瑞牆山が、幻想的な感じになっとります!!!
そして稜線見てみると、まさに太陽沈むところ!
小屋でまったりしていたときに、天候回復していたようです。
これはラッキー!良いもの見れた!
2018年、最後の山行にふさわしい、良き日の入りを見れました!
しばらく外で惚けてましたがさすがに外は冷え込みます。
気温はマイナス20度近く?
ヤバイねこれはヤバすぎです。
コタツとゆずひこ君(黒ラブラドール)が待ってる小屋に、早く戻って暖まりましょう。
今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は、2018年最後の山行、金峰山の山行(前編)でした。
金峰山小屋も最高でしたが、なにより夕暮れに染まる瑞牆山が、神秘的で最高でした!
次回のブログは同じく金峰山、御来光アタックと下山編!
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ではまた!