近くにあった!天国の稜線・霧氷の平標山、仙ノ倉山を行く・日帰り登山

こんにちは。

今考えると秋は天気に恵まれてたのね、それに比べて冬はなかなか晴れんのう。kara(@karalog2018)です。※

今回の山行は前回の谷川岳近くになりますね。平標山・仙ノ倉山のお話です。

平標山・仙ノ倉山と言えば、谷川連峰主稜線の山々で、いつかは谷川岳からいっきに縦走したいところ。

ですが時は11月。日も短くなってきましたよねと言うことで、谷川岳からの縦走はあきらめて、平標山・仙ノ倉山だけ登ってきました。

“だけ”って言うと聞こえが悪いのですが、この2山だけでもまじヤバイ(語彙力)。

とてもすばらしい景色に、出会えちゃいました!

※当ブログは2020年2月初旬に書いています。

山のカテゴリ

 

主な山の基本情報

平標山(たいらっぴょうやま)

お花畑がきれいな標高1938.8mの山。ここからお隣の仙ノ倉山までの稜線は控えめに言っても最高です。

仙ノ倉山(せんのくらやま)

谷川連峰最高峰の標高2026.3mの山。日本名山ぐんま名山に選ばれていますね。

今回のコースと地図

平標登山口から松手山を経て平標山(標高1983.8m)仙ノ倉山(標高2026.3m)へ。下山は平標山から平元新道上信越自然歩道をつかう周回コースです。

  • 技術度 :
  • 体力度 :

平標山・仙ノ倉山のなだらかな稜線からはあまり想像できないのですが、累積標高1300m越えとしっかり登るお山です(谷川連峰最高峰ですもんね・・・)。

  • 景観  :

“最高です”です。

  • アクセス:
  • 混雑度 :

我が家から自動車で、関越自動車道・湯沢ICへ。その後、平標登山口・元橋駐車場にアクセスしました(宿場の湯の少し先です)。

  • 標準コースタイム:7時間15分
  • コースの距離:14.7km
  • 最小標高: 973m
  • 最大標高: 2027m
  • 累積標高(登り):1318m
  • 累積標高(下り):1314m

 

登山記録

05:56 平標山登山口

おはようございます。

今日ははじめましての平標山(たいらっぴょうやま)と、仙ノ倉山(せんのくらやま)を登ります。

こちら登山コースはいくつかあって、今回登る松手山コースをはじめ、土樽駅から登る平標新道のコース、ほかには毛無山・三角山を登るコースなどがありますね。

と言うことで、松手山コース元橋駐車場から歩いて数分のところにある、平標山登山口から今日のお話スタートします。

 

平標山・仙ノ倉山・平標山登山口(松手山コース)

 

06:14 二合目

いきなりなかなか急坂でした。

樹林帯で人気もなし(先日の谷川岳とは大違い!)。

登山口にはクマ注意の看板もあり、ビビりのわたしはドキドキでした。

今日はいつものhirooneいない、ひさびさのソロ登山です。

クマもちょうど冬眠前かな?襲われたらほんと、ひとたまりもない。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山コース(二合目)

 

06:45 鉄塔(四合目)

話は変わって今回登る、松手山コースのご紹介。

こちらは名前の通り、松手山(標高1613.8m)を経由して平標山に登るコースなのですが、二合目あたりまでは視界ゼロ(樹林帯)。

二合目からは、目印となる鉄塔(下の写真のやつです)見えてきて、だんだん展望開けてきました。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山コース(鉄塔・四合目)

 

07:12 松手山山頂

鉄塔そばが四合目、そのあと五合目通過して、松手山山頂到着しました。

ここが六合目にあたるのかしら?山頂と言うよりは通過点。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山山頂

 

五合目過ぎたあたりからは、今回目的地のひとつである、平標山見えてきます。

松手山、樹林帯続きの道だったので、こういう景色はおおっ!ってなりますねw

(ちょうど朝日で逆光になっちゃってますが、これもご愛敬と言うことで・・・)

 

平標山・仙ノ倉山・松手山から見る平標山

 

07:27 七合目付近

どんどこ平標山登りましょう。

景色は良いけど結構登ります。ここからが今日一番のがんばりどころです。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山コース(七合目付近)

 

振り返っての松手山

うむ、どこか山頂かわからんな。とにかくここを歩いてきました。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山を振り返る

 

おかしな傾斜の急坂登り、途中の八合目もなんとか通過。

下の写真は九合目近くになるのかな?急坂登りきったあたりです。

 

平標山・仙ノ倉山・松手山コース(九合目付近)

 

足元だいぶ、でてきました。

シャリシャリ言って歩くのたのしい。

もう11月になりますからね~。冬はそこまで来ています。

ちなみに下の写真で言うと、手前のピークが平標山で、左奥のピークが仙ノ倉山

 

平標山・仙ノ倉山・平標山(右手前)と仙ノ倉山(左奥)

 

来た道振り返るとこんな感じ。だいぶ登ってきましたね~。

うしろには苗場山。ここから見ると、山頂たいらなのがわかります。

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平標山・仙ノ倉山・松手山コース、最後は急登でした。

 

08:12 平標山山頂

おお~、白い。平標山

夏靴でここまで歩いてきたけど、そろそろ冬支度はじめなきゃですね!

 

平標山・仙ノ倉山・平標山山頂

 

平標山からの展望、その1その2。

日白山(にっぱくざん)とか平標新道とかそちらの方角の山々です。

かなり小さくなっていますけど巻機山とか守門岳とか新潟の山々見えてるのかな?

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平標山・仙ノ倉山・平標山山頂からの展望

 

そうそう!

さっき名前でた日白山、なんでも残雪期のみ登れる山だそうで。

残雪期限定と言えば、前シーズン日向倉山登りましたけど、あそこもほんと良い山でした~。

日白山谷川連峰の景観が最高だそうなんで、いつかはかならず登りたい~!!

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平標山・仙ノ倉山・平標新道

 

ではでは。

大変長らくお待たせしました。

平標山から、お次の仙ノ倉山進みましょうか。

いいですか?行っちゃいますよ?

ハイどーぞ!

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山へ続く木道

 

いや~、写真じゃ伝わらないか・・・。

平標山・仙ノ倉山、ここから本当に天国でした。

ひろ~い草原、なだらかな尾根。

霧氷もあいまって幻想的でした・・・。

 

平標山・仙ノ倉山・霧氷の草原

 

今年2回目の天国到達

1回目は夏に登った裏銀座三俣蓮華岳から双六岳への稜線でした。

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平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山へ続く木道2

 

是非とも歩いて頂きたい。

泣けてくるほどすばらしい、すがすがしい稜線続いております。

(自分の語彙力のなさをこれほどくやしく感じるとは!)

 

平標山・仙ノ倉山・雪だるまの季節が近づいてまいりました。

 

誰も歩いてない道を行く。

今日は天国貸し切りじゃ~!

なんだこれ!?なんだこれ!?なんだこれ!?

変なテンションで歩いてました。いい歳になってなにやってるんだか(笑)

 

平標山・仙ノ倉山・誰も歩いていない道を行く

 

ちなみに上の場所の動画はコチラ。シャリシャリ感を味わいください♪

 

 

東芝ランプ?

ちょこちょこありました。なにか関係あるんですかね?

 

平標山・仙ノ倉山・東芝ランプ?

 

アップダウンしながら稜線進む。

 

平標山・仙ノ倉山・天国の稜線

 

目の前のピーク(↓)が仙ノ倉山山頂ですね。

終わってほしくない、まだまだ歩きたいッ!

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山山頂へ

 

09:12 仙ノ倉山山頂

着いちゃいましたね。仙ノ倉山

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山山頂

 

標識後ろ側はこんなんなってます。

(ミニエビの尻尾がついていました)

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山山頂(先ほどとは反対側から)

 

仙ノ倉山、山頂からの景観はコチラ。

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山山頂からの景観

 

コチラは谷川岳へと続く稜線。

日が長い時期になったら来るんだからねッ。

 

平標山・仙ノ倉山・谷川岳へと続く稜線

 

もちっと近くまで行ってみました。

右手前がエビス大黒ノ頭かな。その先東俣ノ頭万太郎山(サゴーノ峰)と続き、谷川岳へと至ります、と。

谷川連峰主稜線、憧れがとまらない。

 

平標山・仙ノ倉山・谷川岳へと続く稜線2

平標山・仙ノ倉山・谷川岳へと続く稜線3

 

仙ノ倉山山頂戻りましょう。

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山

 

09:33 再びの仙ノ倉山山頂・下山開始

ひさびさに人に会いました。

松手山あたりで1人抜いた以来のひさびさ人類との邂逅です。

 

平標山・仙ノ倉山・再びの仙ノ倉山

 

ほんとにほんとに名残惜しいのですが、そろそろ下界へ下山しましょう。

 

平標山・仙ノ倉山・平標山へ

 

下の写真の真ん中奥は、榛名山になりますか?

まだ登ったことがないのでちょっと自信がありません。

でもどの山だとしたとしても、この景色は良い景色だな~。

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山から見る榛名山

 

にしても今日は、天気に本当恵まれました。

前回の谷川岳もそうだったけど、まさに秋晴れ!雲ひとつなし!

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平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山山頂へと向かう登山者

 

こうやって見ると、きれいな三角、平標山

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山から平標山へ

 

登山者見送り仙ノ倉山パシャリ。

 

平標山・仙ノ倉山・仙ノ倉山へ向かう登山者

 

何度も撮っちゃうこの稜線。

天国もそろそろ終わりですかね。。

 

平標山・仙ノ倉山・平標山から見る仙ノ倉山

 

10:25 再びの平標山山頂

再び来ました平標山

ここからは別の道で下山します。

 

平標山・仙ノ倉山・平標山山頂標識

 

天国はまだ続いてた!

平標山ノ家三角山三国山へと続く、この稜線も”最高”でした!

 

平標山・仙ノ倉山・平標山ノ家へ

 

仙ノ倉山横から眺める。

 

平標山・仙ノ倉山・見納めの仙ノ倉山

 

延々と続く、木道を下る。

 

平標山・仙ノ倉山・三国山へと続く稜線

 

10:53 平標山ノ家

いや~眼福、眼福でした。ほんと良い山歩いてきました。

そしてこちらは平標山ノ家

平標山・仙ノ倉山両山見える、非常に展望良い山小屋でした。

 

平標山・仙ノ倉山・平標山ノ家

平標山・仙ノ倉山・平標山ノ家からの平標山

平標山・仙ノ倉山・平標山ノ家からの仙ノ倉山

 

平標山ノ家からは樹林帯に入ります。

樹林帯の急坂、平元新道

 

平標山・仙ノ倉山・平元新道

 

11:48 上信越自然歩道・ゲート

11時25分。平元新道下りきり、上信越自然歩道に合流しました。

上信越自然歩道はひたすら平たんな道が続きます。

車も通れそうな道幅なので、だれか迎えにきてくれんかの~(ねぇ、hirooneさん?)。

 

平標山・仙ノ倉山・上信越自然歩道

 

12:03 平標山登山口

お昼ちょうどに帰ってきました!

平標山登山口

出発するときはくらかったけど今はお昼!明るいですね。

そして今見ればわかる、目の前にあるのは松手山

上に鉄塔ありますね。あそこが多分、四合目です。

 

平標山・仙ノ倉山・登山口から見た松手山

 

なにはともあれ下山は完了。

天国からの帰還です。

 

まとめ

今回はシャリシャリ(霧氷)がたまらない!平標山・仙ノ倉山の山行でした。

いや~、なんと言えばいいですかね。ざっくり言うと。

けっこう近く(群馬・新潟)に天国あった。

ですかね。

わたしが進める双六岳とか三俣蓮華岳裏銀座にあるので、”是非とも”と言ってもなかなか行けるものじゃ~ない。

(と言ってもまだ裏銀座の中では行きやすい方だと思うのですが、、)

それに比べればここ平標山・仙ノ倉山はアクセスはしやすいし、非常におすすめな天国でした。

もちろん標高差は結構ありますし、準備万全で臨んで頂ければと思うのですが、まだ未踏なら是非ともチャレンジを!

雪の季節にまた来たい。なんども行きたくなる山々でした!

 

勝手に採点

わたし勝手に今回の山行を採点しました!

  • 満足度 :

いやもう、なんと言うか、最高ですよね?

 

平標山・仙ノ倉山

 

以上、本日の山行記録でした。

ではまた!

平標山・仙ノ倉山
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