日本二百名山

残雪期・東洋一の大雪庇・守門岳・日帰り

残雪期・守門岳・東洋一の大雪庇

こんにちは。

今回は、東洋一の大雪庇守門岳(すもんだけ)の山行です。

いつか必ず行こうと思っていた山、守門岳

東洋一の大雪庇と言うことなので、厳冬期、遅くとも残雪期はじめの3月初旬くらいには登れればと考えていたのですが、天候や自身の予定がうまくあわず、気付いたらもう4月中旬。

これは今シーズンは無理かしらんと思っていたのですが、4月に季節外れのドカ雪が。

山も白くなったみたいだし、奇跡を信じて登ってみよう!と言うことで、登ってきました守門岳

雪が少ないと言われる今シーズン、また4月に入った今回の山行ですが、どんな感じになったのでしょうか!?

山のカテゴリ

上信越

 

主な山の基本情報

守門岳(すもんだけ)

新潟県にあるおよそ170万~240万年前に活動した成層火山。大岳青雲岳袴岳(最高峰)の3つを総称し守門岳と呼びます。日本二百名山ですね。

今回のコースと地図

二口登山口(標高520m)から保久礼小屋キビタキ避難小屋を経て大岳(標高1432.4m)へ。帰りは保久礼小屋長峰を経て下山するコース。

  • 技術度 :
  • 体力度 :

雪山で且つ日帰りで1000m以上登ったのははじめて?ですかね。保久礼小屋からの急坂はなかなかしんどかった。。

  • 景観  :

越後三山をはじめ、新潟の山々が良く見えますね~♪

  • アクセス:
  • 混雑度 :

東京からは、関越自動車道・小出ICから二分駐車場(県道372号線除雪最終地点)へのアクセスです

  • 標準コースタイム:4時間(コースタイムの記載がない場所も歩くので実際は4時間以上かかります)
  • コースの距離:13.8km
  • 最小標高: 404m
  • 最大標高: 1432m
  • 累積標高(登り):1066m
  • 累積標高(下り):1064m

 

登山記録

06:15 県道372号線除雪最終地点

おはようございます。

今日はこちら、県道372号線の除雪最終地点からのスタートです。

本当は二口登山口近くの駐車場まで行きたかったのですが、今日の時点ではここが、車で入ってこれる限界みたい。

後で調べてみたら、雪がある時期はいつもみなさんここ(二部駐車場と言うのかな?)に車を停めてるようで。

駐車場のようなスペースは小さくて、5台分あるかなないかなくらいなので、後からいらした登山客は、車道に縦列して停めていました。

 

残雪期・守門岳・県道372号線除雪最終地点

 

なにはともあれ、まずは二口登山口まで向かいましょう。

まっすぐ歩けばつくだろう、と思ったら、いきなりここで問題発生。

問題、と言うほどのことではないのですが、道が二手に分かれています。

二口登山口なら右手に進み(下の写真の人が二人立っているところから右へ)、長峰いくなら左に曲がる。

登山地図を見る限り、長峰経由は遠回り。ですが、前の二人(写真の二人)は左の長峰向かって行って。

あれれ?そっち?

なにか理由があるのかな?

正直、雪で道が埋もれてて、どちらが正解かわからない。。

 

残雪期・守門岳・二口登山口へ

 

06:26 太平橋手前の分岐(長峰と二口登山口との分岐)

結局、もともと計画していたのが二口登山口からのコースだったのと、あとから颯爽と現れたオジサマたちが右の二口へ向かって行った。

というのもあったので、わたしたち(hirooneとわたし)も二口へ向かうことに。

振り返ってみると、うん、ここは左(長峰経由)が良かったですね。

理由は追々書きますが、雪崩れて道が歩きずらい。

いろいろここで調べたかったけれど、ドコモ・softbankは圏外でした。。

何事も事前の情報収集、大事ですよね。直近の登った人の記録なり、ヤマレコなりなんなりでしっかり見ましょう!(自分の今回の山行の反省点です)

 

残雪期・守門岳・長峰と二口登山口との分岐

 

しばらくは、歩き易い道を歩きます。

まあもともとは車道だからねあまり山登りの感じはしない。

ですがなかなか雰囲気あって、こういう道も悪くない。

 

残雪期・守門岳・二口登山口への道のり

 

なにか小屋が見えてきました。

どうやらここらが二口登山口(やっとだよ!)。

 

残雪期・守門岳・二口登山口近くの小屋

 

雪が満ち満ち猿倉橋

雪の重みで落ちたりしない?恐る恐る、上を歩く。

 

残雪期・守門岳・猿倉橋

 

07:00 二口登山口

守門岳の看板発見。

二口登山口到着です。ここからようやく本格登山。

二口コース保久礼コースの2つのコースに分かれてますが(だから二口なのか!)、わたしたちは大岳目当てなので、保久礼コースへと進みます。

二口コースでも大岳には行けるのですが、コースタイムが保久礼コースに比べると1時間近くも長いのです。

 

残雪期・守門岳・二口登山口 残雪期・守門岳・二口登山口その2

 

保久礼コースの前半は、雪崩れたあとの、デブリデブリの連続でした。

歩きにくいことこの上ない。

 

残雪期・守門岳・デブリ

 

名前わからぬ雪満ちた橋。

落ちませんように!(ビビりなんです)

 

残雪期・守門岳・雪が詰まった橋を渡る

 

またまた雪崩れている場所越えて行く。

デブリが多くてどこが道だかわかりずらい。

だんだん暖かくなってきたからですかね、雪がもろくなっているので雪崩は本当に注意です。

 

残雪期・守門岳・雪崩れている場所

 

デブリをなんとか越えて進むと、今度は道がわからない。

トレースあるにはあるのですが、しっちゃかめっちゃかよくわからない(しっちゃかめっちゃかって方言?)。

地図とGPSで確認すると、保久礼小屋の直下までは来ていたので、ここからは直登で進んでみました(途中からまたトレースがあったのでひと安心)。

 

残雪期・守門岳・保久礼小屋へ

 

08:13 保久礼小屋(ほっきゅうれごや)

それからしばらく登って行くと、保久礼小屋ほっきゅうれごや(読めませんよね)に無事到着。

えがったえがった~とここでちょっと休んでいると、長峰方面から続々と人が。

あれ~?やっぱりそっちが正解?

と言うのも、雪崩れていたのもそうですが、なんと言っても二口登山口からは、人っ子一人いませんでした。。

(でも二口登山口からトレースはあったし、颯爽と歩いて行ったオジサマ2人も居たはずなんだけど、、幻?)

なんにせよ、帰りは長峰から下山することにして、お次のキビタキ避難小屋へと向かいましょう。

 

残雪期・守門岳・保久礼小屋

 

そうそうそうそう!

話はちょっと戻るのですが、保久礼小屋直下からは、(4月なのに)雪がモリモリありました!

しっかり締まった雪だったので、アイゼンなしでも登ってこれた。

で、話は戻って保久礼小屋からキビタキ避難小屋へと向かう道。

けっこう急な坂道で、ここから一気に暑くなりました。

 

残雪期・守門岳・キビタキ避難小屋へ

 

コチラは途中で見えた、ため息が出ちゃいそうな越後三山

左にあるのが越後駒ヶ岳(魚沼駒ヶ岳)で右にあるのが八海山

新潟の雪は本当真っ白で、とてもきれいな白でした!

 

残雪期・守門岳・越後三山・越後駒ヶ岳と八海山

 

08:51 キビタキ避難小屋

守門岳は、標高そこまで高くないので(標高1537.3m)まだまだ樹林帯が続いてます。

そんな樹林帯の中に、ちょっと油断したら見逃しそうな、埋もれている小屋を発見!です。

どうやらコチラがキビタキ避難小屋

入口が完全に埋もれているので、中に入るのは大変そう。

 

残雪期・守門岳・キビタキ避難小屋

 

キビタキ避難小屋を過ぎると、徐々に木々がなくなって。

陽の光が直接あたる、急登スタートしはじめました。

守門岳は、ここからがいろんな意味での本番ですね。

広い尾根と真っ白な雪。さらには雲ひとつない青空と、見事な景観(&コンディション)もさることながら、暑さと戦う急登、急登!

上へ上へと登ります。

 

残雪期・守門岳・急坂

 

ここでちょっぴりサプライズ。

本当にちょっぴり、気持ちだけのものにはなりますが、樹氷がちょっと残ってた!

4月に樹氷が見れるだなんて!

あると思っていなかったから、うれしい気分になれました!

 

残雪期・守門岳・ちょっぴりの樹氷

 

雪庇はまだか~、まだかいの~?

青と白しかない世界。

ひたすら登り続けます。

 

残雪期・守門岳・長い急坂、あつすぎる

 

だいぶ上まで上がってくると、あれが雪庇か?袴岳

なめらかな尾根が見えてきましたッ!

 

残雪期・守門岳・うつくしい守門の稜線

 

先程は右側(南)見た写真です。左側(北)はコチラの写真になります。

中津又岳方面ですね。こちらの尾根もうつくしい。

 

残雪期・守門岳・中津又岳側の稜線もうつくしい

 

キビタキ避難小屋から1時間と20分。

気温はまさかの6℃を記録!

暑さと疲れと戦いながら。

 

残雪期・守門岳・大雪庇がようやく見えた!

 

10:12 守門岳(大岳)山頂

守門岳(大岳)到着しました!!

目の前には絶景がッ!

これが東洋一の大雪庇です!

 

残雪期・守門岳・守門岳(大岳)山頂

 

こちらは大岳山頂から、中津又岳へと至る稜線。

こちらも雪庇がスゴかった!(語彙力崩壊)

うしろに見えるは粟ヶ岳から御神楽岳の山々ですね。

さらにうしろにゃ飯豊山も見えた!

文句なしの展望です!

 

残雪期・守門岳・中津又岳へと至る稜線 残雪期・守門岳・中津又岳の雪庇、こちらもスゴイ

 

視線を戻して大雪庇

一番左の高いところが最高峰の袴岳

大岳から袴岳へと向かう途中には、青雲岳もあるはずです(どこかな?)

 

残雪期・守門岳・東洋一の大雪庇

 

それでは大雪庇をアップでどうぞ!

まずはコチラは袴岳かな。

今回は行きませんが、いつか歩いていってみたい(ただしここから往復4時間)。

 

残雪期・守門岳・袴岳

 

そのままズズっと見て行きましょう!

 

残雪期・守門岳・袴岳へと至る稜線

 

おお!人が歩いてる!

こうして見るといかに雪庇が大きいか、具体的にわかります。

 

残雪期・守門岳・袴岳へと至る稜線その2 残雪期・守門岳・袴岳へと至る稜線その3 残雪期・守門岳・袴岳へと至る稜線その4

 

意外と歩いている人いるね。

雪庇の上を歩くって、どんな感じがするのでしょうか!?

(あんまりわからないのかな?)

 

残雪期・守門岳・袴岳へと至る稜線その5

 

再びひいての大雪庇

と、大きさを表現するため縦に積んでみました雪だるま⛄。

ちょっと見事に逆光ですね。

もうちょっとゆっくり来ればよかったかな?

 

残雪期・守門岳・東洋一の大雪庇と雪だるま(縦ver)

 

中津又岳雪だるま⛄。

hirooneからは、千と千尋(かしら)みたいだとちょっとひかれておりました。。

 

残雪期・守門岳・中津又岳と雪だるま(縦ver) 残雪期・守門岳・守門岳への置き土産(雪だるま)

 

だるま⛄で大雪庇を、なんとか表現できないものかと試行錯誤した結果。

だるま⛄の雪庇、伸ばしてみました。

 

残雪期・守門岳・東洋一の(雪だるまの)大雪庇

 

守門岳(大岳)の山頂は広々していて。

コチラは南東側の展望ですね。

かな~り拡大しないと見れないのですが、左端には日光白根山と、真ん中くらいに尾瀬燧ヶ岳が見えるんです!

 

残雪期・守門岳・山頂からの展望(南)

 

最後に見納め大雪庇

見知らぬ人をモデルにパシャリ。

 

残雪期・守門岳・最後に見納め大雪庇

 

結局、山頂には30分くらいいたみたい。

風も無風であたたかくて。

いつまでも大雪庇を眺めていることもできたのですが、今日中に、東京までね、帰らにゃならん。

うしろ髪を引かれながらも下山を開始しましょうか。

 

残雪期・守門岳・下山開始、キビタキ避難小屋へ

 

キビタキ避難小屋へ戻る途中で、すれ違ったBCスキーヤー

守門岳は、BC(バックカントリー)の方が大勢いました。

7割8割板履いていて、みんな滑って下りていました(カッコよかった~)。

BCは、まだまだ未知の領域だけど、ここまで見るとなにか気になる。

スキーが上手でないとダメなのかしら?ちょっと帰ったら調べてみよう。

 

残雪期・守門岳・守門岳を登るBCスキーヤー

 

行きはあんなにつらかった道も、帰りはさくさく進んでいけます。

前には広い守門の尾根と、真っ白なたくさんの新潟の山々。

 

残雪期・守門岳・広く真っ白な尾根 残雪期・守門岳・広く真っ白な尾根、アップで

 

11:22 キビタキ避難小屋

キビタキ避難小屋雪だるま⛄。

ここに雪庇バージョン雪だるま、納品させて頂きました!

 

残雪期・守門岳・再びのキビタキ避難小屋

 

11:35 保久礼小屋

そのまま下って保久礼小屋

ここまでくると木々の背が高くなって、雰囲気またまた変わってきます。

 

残雪期・守門岳・再びの保久礼小屋

 

12:00 長峰付近

保久礼小屋からは、行きとは別の、長峰方面に歩いてみました。

ちょっと最初は登りだけれど尾根は広いし道わかりやすい。

はじめからこっちにすれば良かった~。

 

残雪期・守門岳・長峰付近

 

と思ったの束の間。

長峰すぎたあたりから、トレースがだんだんわかりにくくなって。

そもそも山と高原地図だと、この道緑の破線です(普通の赤い線(登山道)じゃない)。

さらにここから二口まで、ショートカットしていくようで。

地図とGPSをしっかり確認しながら、道迷いしないように要注意です!

長峰から下山するところまでは本当にわかりずらいので、GPSアプリは必須ですね。

 

残雪期・守門岳・長峰からは道迷いに注意

 

沢沿い、山と山の谷間を歩く。

途中でスキーヤーの方に追い越されながら(道あってたんだなとひと安心)、慎重に慎重に歩きます。

このあたりになると、日が高くなっていたので雪もズブズブで。

足をかなりとられてました。。

残雪期は雪が締まっている早めの時間帯に登ったほうが楽そうです。ただしこちらの守門岳は、早く登りすぎると見事に逆光になりそうですが、、

 

残雪期・守門岳・谷間を歩く

 

苦戦しながらも破線ルートを下り切り、知っている道、二口登山口へと向かう分岐と合流しました。

知らない道を歩くのって、かなり緊張強いられますね。

前回の日光白根山もそうですが、下りは特に、道迷いには注意しないと。

 

残雪期・守門岳・二口登山口へと向かう分岐と合流

 

12:59 県道372号線除雪最終地点

そしてようやく到着、二分駐車場

無事に帰ってこれました!

 

残雪期・守門岳・二分駐車場

 

なにはともあれ下山が完了。

今日も一日、お疲れ様でした!

まとめ

今回は、東洋一の大雪庇を見に!の守門岳の山行でした。

最後まで本当に快晴で、風もまったくない奇跡のような登山日和で。

雪も4月というのに多かったのかな?

小さい小さいと聞いてはいましたが、それでも十分な大雪庇でした!

もう一度くるなら2月とか、厳冬期に登って比べてみたい!

勝手に採点

わたし勝手に今回の山行を採点しました!

  • 満足度 :

次回は袴岳中津又岳!鍛えていかにゃ、ならんよね。

 

残雪期・守門岳・東洋一の大雪庇と雪だるま(斜めver)

 

以上、本日の山行記録でした。

ではまた!

ABOUT ME
kara
kara
karaです。登山歴5年の山登る人。週末は日本百名山を中心に、どこかの山を登っています。