あずまや温泉から四阿山・日帰り雪山登山

こんにちは。

雪山求めて北へ南へ東へ西へ。長渕剛さんのひまわりですね。

と言うことでどうも、kara(@karalog2018)です。

今回は自身2度目となる、雪山と言うことでは初となる、四阿山(あずまやさん)のお話です。

スノーモンスターがいる西吾妻山(にしあづまやま)じゃないですよ。あちらは福島県と山形県の県境。こちらの四阿山は長野県と群馬県の県境です。

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残雪期・西吾妻山・西吾妻山山頂

モンスターはいませんでしたが、不思議なモノ(あれも一種のモンスター?)が見れました(笑)

1月も後半、厳冬期の四阿山です。はたしてどのような山行になるのやら!

山のカテゴリ

 

主な山の基本情報

四阿山(あずまやさん)

根子岳浦倉山奇妙山とともに四阿火山を構成する標高2354mの山。吾妻山・吾嬬山(あづまやま・あがつまやま)とも呼ばれます。日本名山新日本名山信州名山に選ばれています。

今回のコースと地図

あずまや温泉から広大な牧草地を経て、四阿山(標高2354m)を登頂するコースです。

  • 技術度 :
  • 体力度 :

雪山初心者にもオススメできる比較的難易度が低いお山です。[jin_icon_caution color=”#e9546b” size=”18px”]されど雪山、しっかり準備・計画をしましょうね。

  • 景観  :

北アルプスの山々や、志賀高原浅間山八ヶ岳など遠くまで展望見渡せます!

  • アクセス:
  • 混雑度 :

あずまや高原ホテルを目指しましょう。詳細は下のリンクから(外部サイトに飛びます)。

https://www.azumaya-k-hotel.com/access.html

  • 標準コースタイム:6時間10分
  • コースの距離:10.8km
  • 最小標高: 1454m
  • 最大標高: 2345m
  • 累積標高(登り):891m
  • 累積標高(下り):889m

 

登山記録

07:25 あずまや温泉・四阿山登山口

おはようございます。

今日は2020年1月25日。雪が少ないといわれる今シーズンですが、雪をもとめてあずまや高原やってきました。

冬山として登るのははじめてなので、雪の多さは正直比較しようがないのですが、やっぱりちょっと少ない気がする。

あずまや高原ホテル近くの無料駐車場までも、車でとくに困ることはなかったですし、登山口もご覧の通り(下の写真です)。

わたしゃ雪山登りたいんじゃい!これから雪が増えるといいな~。

 

厳冬期・四阿山・あずまや温泉・四阿山登山口

 

だいぶ太陽あがってきたし、今日も元気にレッツラゴーです。

 

厳冬期・四阿山・手作りの看板

 

07:42 広大な雪原・牧草地

ゆるやかな樹林帯を歩くこと20分。突然それは終わりを告げる。

目の前には広大な雪原。どこまでも続く、まっしろなまっしろな牧草地でした。

 

厳冬期・四阿山・広大な牧草地

 

・・・なんということでしょう。

いきなり天国着いちゃいました♪

 

厳冬期・四阿山・雪原

 

開始20分でこの景色。いや~四阿山、恐れ入ります。

 

厳冬期・四阿山・雪原を渡る

 

振り返ると浅間山(左端です)、高峰高原湯ノ丸と続きます。

いや~・・・、ほんとに。見惚れて全く足が進まない。

 

厳冬期・四阿山・湯ノ丸、高峰高原の山々と浅間山

 

ここで気持ち満たされちゃった。けれど行きます。登りましょう。

四阿山目指して進みます。

小さいお子さんのいるご家庭などは、あずまや高原ホテルに泊まりながら、この牧草地でまったりスノーハイク!なんてのもいいんじゃないかなと。そう思う今日この頃です。ハイ。

 

厳冬期・四阿山・いくつかの牧柵を越え、四阿山へ

 

いくつかの牧柵を越えて進みます。

牧柵と言えば、山と高原地図には「牛が登山道をふさぐこともある」との記載アリ。

牛いないかな~、道ふさがないかな~とワクワクしていたのですが、やっぱり雪山だからでしょうか。一頭もどこにも見当たりません(残念)。

 

厳冬期・四阿山・左が根子岳、右が四阿山

 

話は続いて。山と高原地図って、たまにおもしろい記述ありますよね。

展望は無い」とか。そんなこと言っちゃっていいの!?とちょっと心配になっちゃいますが、個人的には好きです、こういうの。

もっといろいろ個性出していいような気もしますが、そうすると紙(スペース)が足りないんでしょうね。

厳選に厳選を重ね、よし紙に残そう!と書いたのが「牛が登山道をふさぐこともある」。であるとか「展望は無い」。

「ちょっと待てよ!オマエもっと注意喚起であるとか書くことあるだろ!」を振りきっての、この内容。

いや~ドラマを感じます。

 

厳冬期・四阿山・牧柵に沿って歩く登山道

 

08:39 里宮分岐

妄想がひどくなってきたので、お山の話に戻ります。

写真は里宮分岐です。

ここからは中四阿にも登ることができますが、破線(点線)ルートなのでやめておいて、わたしたちは(いつもの相棒・hirooneとわたし)普通のルート、そのまま四阿山山頂を目指すルートを選択しました。

破線(点線)ルートに限らず、地図をよく読みよく確認し、ルート判断をしていきましょう(自分への戒めもかねてメモしています)。

 

厳冬期・四阿山・里宮分岐

 

里宮付近には、開山千三百年・霊峰四阿山という旗もはためいていました。

なんでも、ここ四阿山山頂には真田山家神社の奥宮があり、そことここ里宮(6合目の祠)で山開きの”お祭”をするんですって。

6月1日が山開きらしいので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてくださいね。

 

厳冬期・四阿山・里宮を越えたあたりから登りがキツくなります

 

里宮(6合目)を越えたあたりからは、登りがだんだんキツくなります。

8合目越えたあたりからはだいぶ木々が少なくなって、まわりの展望を見渡せるようになってくるので、そこまでひたすら登っていきましょう。

 

厳冬期・四阿山・さえぎるものがなにもない空

厳冬期・四阿山・まだ山頂ではありません

 

ハイ。と言うことでね、その展望とやらをちょっとご覧にいれましょう。

まずはコチラ。牧草地からも見えましたね。

湯ノ丸山烏帽子岳。その後ろには八ヶ岳です!

 

厳冬期・四阿山・湯ノ丸山、烏帽子岳、その後ろには八ヶ岳

 

もうちょっと登ったところから。

一番左は浅間山。そこから湯ノ丸山までの山々ですね。そして後ろには八ヶ岳(ちょっと遠いですけど)。

 

厳冬期・四阿山・浅間山から湯ノ丸山、後ろに八ヶ岳

 

浅間山をアップでパシャリ。

雪はやっぱり・・・、すくないですね。ガトーショコラというところでしょうか。

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厳冬期・四阿山・浅間山

 

木々の間からちょこっと見えてる(下の写真の右上)、あそこが四阿山山頂です。

ここまでくるとだいぶフラットに。絶景見ながら山頂目指しましょう。

 

厳冬期・四阿山・四阿山山頂を目指す

厳冬期・四阿山・再び樹林帯へ

 

09:55 根子岳分岐

花の名山根子岳(ねこだけ)との分岐です。

ウメバチソウが有名らしい。今度登ったら探してみよう。

 

厳冬期・四阿山・根子岳分岐

 

にしても。根子岳ってなんともカワイイですね。

となりには根子岳(こねこだけ)もあるとのことで。

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厳冬期・四阿山・浅間山眺めながら山頂へ

 

ニャー、と言うことで、写真は続いてます!ついにご対面!

四阿山山頂コチラです!(ニャンとま~!)

 

厳冬期・四阿山・雪の四阿山

 

四阿山山頂直下のビクトリーロード!

ずんずん登って行きましょう!

 

厳冬期・四阿山・山頂へ

厳冬期・四阿山・山頂の稜線

 

10:15 四阿山山頂

ワレ、四阿山登頂ス!

 

厳冬期・四阿山・四阿山山頂

厳冬期・四阿山・四阿山山頂標識

 

記念にいつものダルマを納品。

阿山だから4つ雪だるまつくってみました(右上にいます)。

 

厳冬期・四阿山・四阿山山頂標識と雪だるま×4

 

山頂景色のご紹介。まずはコチラ浦倉山方面。

右端の奥の山は、浅間隠山。そのうしろには榛名山。さらにうしろは赤城山ですかね。

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厳冬期・四阿山・浦倉山方面、赤城山、榛名山、浅間隠山を望む

 

かなり遠くに見えていますが、下の写真の左端には岩菅山・横手山・草津白根山

草津白根山はいつか登りたい。まだ規制がかかってますよね~?

 

厳冬期・四阿山・山頂から岩菅山・横手山・草津白根山を望む

 

コチラはどーん!と根子岳ですね。

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厳冬期・四阿山・山頂から見る根子岳、うしろには白馬岳、高妻山、火打山・妙高山

 

絶景かな!絶景かな!あ、絶景かな~♪

見納め標識パシャリとなっと、・・・ん?

 

厳冬期・四阿山・ダルマの上になにかが・・・

 

んん?

 

厳冬期・四阿山・ダルマとヒヨコ

 

ダルマに!ヒヨコが!!のっている!!!

あらまあ不思議なこともあるもんだ。ダルマにヒヨコが生えてきた。

計5体雪だるまつくったのですが、そのすべてにヒヨコが生えてた(笑)

 

厳冬期・四阿山・ダルマの上に見事にヒヨコ

 

11:00 四阿山山頂・下山を開始

ネタばれすると、これは時を同じくして四阿山に登っていたmasahiroさん(@ano_masa)が、ヒヨコつくってのせてくれていたそうで。

いや~おもしろい。非常に貴重なコラボでしたね!

 

厳冬期・四阿山・下山を開始

 

さらにこの雪だるまには続きがあって。

なんと約1カ月後の3月初旬()に、発見された(かもしれない)報告が!

この記事は3月11日に書いてます。なんたる筆の遅さよ・・・(筆じゃないけど)。

 

厳冬期・四阿山・下山を開始・その2

 

ツイートにあるとおり、うちの子だったらまさに奇跡!なんですが、、

さすがに1か月以上たっていますし、微妙に増えたり位置変わってる。

みんな同じようにあの場所に雪だるまつくったのかな~?

いずれにしても、うちの子だったらおもしろい。

さらに見つけてくれたのがあこがれの登山百景さんだったりみやっちさんだったりRedsugarさんだったりするので、ほんとこれもううちの子ってことでいいんじゃない?

それくらいうれしい、ビックリな出来事でした。

 

厳冬期・四阿山・背の高い木々

 

着々と下山は進んでおりまして。

北アルプスの山々を見ながら、どんどん下ってまいりましょう。

 

厳冬期・四阿山・北アルプスの山々

 

さすがに下山時は牧草地の雪、だいぶ溶けてきましたね。

 

厳冬期・四阿山・雪原を歩く(オマケにダルマ)

 

なごり惜しいのですが、この雪原も終わりです。

 

厳冬期・四阿山・雪原を歩く

厳冬期・四阿山・雪原を歩く、歩く

 

12:26 あずまや温泉

この道を行けば、あずまや温泉

下山はやっぱり早いです。さくっと降りてこれますね。

 

厳冬期・四阿山・かえりみち

 

その後はちゃちゃっと駐車場に着いて、無事に下山は完了です。

いろいろあった一日ですが、今日もほんとう、お疲れ様でした!

まとめ

今回は1月後半の厳冬期・四阿山の山行でした。

まっしろな雪原・牧草地に、樹林帯に山頂直下のすばらしい景色と、いろんな景観見せてくれた、とってもステキな山行でした。

雪山としての難易度もほどほどですし、なんども来たくなる山ですね。

次回は雪がたっぷりあるときに、今日との違いを見てみたいです!

勝手に採点

わたし勝手に今回の山行を採点しました!

  • 満足度 :

ヒヨコがまさが、生えてくるとは。次はなにが生えてくるかな?

 

厳冬期・四阿山・雪の四阿山

 

以上、本日の山行記録でした。

ではまた!

厳冬期・四阿山
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