あけましておめでとうございます。
令和2年はじまりました。本年もよろしくお願いします。
kara(@karalog2018)です。
さて、令和2年一発目となる今回のお話、どこの山行かと言いますと。
令和元年10月初旬の中央アルプスは空木岳(うつぎだけ)!
いつかいつかと思っていながら、なかなかこれなかった空木岳。
正直、中央アルプスって木曽駒ヶ岳意外みんな地味に思えますよね(北アルプスとか南アルプスに比べると)。
わたしもそんな風に思ってましたがイヤイヤすみません、間違っていました。
最高ですよ?中央アルプス(空木岳)!
山のカテゴリ
主な山の基本情報
中央アルプス(木曽山脈)で木曽駒ヶ岳に次いで二番目に高い標高2864mの山。花崗岩の大きな岩や、空木平カールがすばらしい。日本百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
1日目:駒ヶ根高原スキー場駐車場→池山林道終点→駒峰ヒュッテ、空木岳ピストン
2日目:駒峰ヒュッテ→池山林道終点→駒ヶ根高原スキー場駐車場
- 技術度 :
- 体力度 :
駒ヶ根高原スキー場・駐車場から登ったと言うこともありますが、標高差約2000m。かなりガッツリ登ります。
- 景観 :
空木平カール、絶景です。
- アクセス:
- 混雑度 :
駒ヶ根高原スキー場・駐車場へのアクセスです(クリックすると別サイトへと飛びます)
- 標準コースタイム:12時50分(1日目:7時間45分、2日目:5時間5分)
- 最小標高: 922m
- 最大標高: 2852m
登山記録
Day 1
05:45 駒ヶ根高原スキー場・駐車場
空木岳(うつぎだけ)って初見で読める人いたらすごいです。
“からきだけ”とか、そんな風に読んじゃいますよね。と言うことで、やってきました駒ヶ根高原スキー場。の駐車場。
今回はこちらからスタートで、くだんの空木岳を登ります。
本来ならば、ここよりもっと上層の池山林道終点から登りたいところ。
ですが現在※車両通行止めで、泣く泣くここから登ります。
この道結構な曲者で。かなりキツイ急登でした。。
終わってみてから振り返ってみても、2番目くらいの急登でした(涙)。
(ちなみに1番は、ヨナ沢の頭あたりのヤセ尾根です)
なので、林道通れるのなら車で行くことおすすめします。
駐車場から延々樹林帯登り続けてようやく林道終点です(何度か車道を渡ります)。
普段ならここに車を駐車する?
さすがに今日はガラッガラ(当たり前か)。
06:47 空木岳登山口(池山林道終点)
なにはともあれ林道終点。ここから正規の登山道!
08:37 マセナギ
篭ヶ沢(こもりがさわ)の岩窟通過して、タカウチ場も通過します。
華麗に池山(標高1774m)スルーをしたら、池山小屋も通過です。
そしてコチラはマセナギですね。どんどん登ってまいりましょう。
9時8分 急登・ヤセ尾根の注意喚起の看板あり。
このあたりから、小地獄・大地獄はじまります(すごい名前だ)。
くさりがあったり階段あったり。
おかしな角度の斜面を登る(気を付けましょう)。
09:38 迷尾根
30分くらいかな?登って登って小地獄・大地獄通過しました。
そしてついたよ迷尾根。
迷尾根と言う名前ですが、看板やロープあるのでそうそう迷うことはない(ハズ)。
ヨナ沢の頭へと向かいます。
しかしなんだな、樹林帯が長い。
4時間くらいは登っているけど一向に展望広がりません・・・。
10:52 駒石・空木平避難小屋との分岐
ヨナ沢の頭(写真撮るの忘れました)も無事通過。さらにそこから樹林帯を登り、ようやく視界が開けてきました!
登山口からかれこれ5時間。
5時間ですよ?ちょっと長いな~。だいたい2、3時間が相場じゃないかと。
なにはともあれやっとの展望!
まずはコチラ、北側ですね、千畳敷かな?見えました!
紅葉は残念!ちょっと早い?(それとも遅い?)
色づきまだまだ足りないようです。
そしてやっと!やっとです!!
本日初お披露目の空木岳(うつぎだけ)!
5時間もおあずけくらっていたので感動もひとしお!
ここからが空木岳の本気(本番)です。
テンション上がってまいりましたよ~!!
まずは右上でっかい岩の、駒石目指して行きましょう!
11:32 駒石
はい!到着駒石ですね。
こんなデカいのどうやってできたんじゃろ?
駒石以外にも、空木平(山頂直下のこのあたり)には、巨石・奇石がたくさんあります。
なんとなく甲斐駒ヶ岳や燕岳などそういった山と雰囲気似てます(まあ花崗岩の岩が多いっていう共通点がありますからね~)。
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駒石は登れます。
とは言え危ないので、登るなら気を付けながら登りましょうね。
駒石と、眼下に見下ろす駒ヶ根の街。
遠くに見えるは八ヶ岳かな?
いや~絶景、絶景かな~!
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駒石お次は、駒峰ヒュッテに向かいましょう。
言葉はいらぬ。見てほしい(語彙力が足りなくて表現できないだけとかないんだからねッ)。
ご夫婦で登山?
微笑ましい。
紅葉と奇石のミックスですね。
ぐんぐん登ってまいります。
そして駒峰ヒュッテ!見えてきました。
本日のお宿はあちらです。
空木岳はテント全面禁止です。そのため宿泊するのであれば、駒峰ヒュッテ、空木平避難小屋、木曽殿山荘などを利用する必要があります。
12:19 空木駒峰(うつぎこまほう)ヒュッテ
駒峰ヒュッテ、到着ス。
登り始めてから6時間くらい。ここは山頂直下なので、空木岳山頂着いたも同然!
そうそう。紅葉の時期は激混みなので、はやめに場所を確保しましょう。
2019年は10月5日(この日ですね)が最終営業日だったらしく、且つ紅葉の時期と相まって、おそろしいほど混雑しました(30名定員のところ70名とか80名とか・・・)。
13:10 空木岳山頂へ
そろそろ山頂、行っちゃいますか?
サンサンと輝く太陽がまぶしい!
(フルサイズのカメラに変えてから、絞って太陽の光条出すの、ハマってます)
こりゃ~最高の登山日和!
(晴れているってだけでこんなにも幸せになれるだなんて。わたしってほんとうに簡単な人間です)
13:20 空木岳山頂
駒峰ヒュッテから10分ちょうどで、空木岳山頂到着です。
ほんとう、あっちゅ〜まにつきました。
山頂標識パシャリとな。
(フルサイズのカメラに変えてから、ボカして撮るの、ハマってます)
空木岳山頂、ご覧あれ。
コチラは赤梛岳(あかなぎだけ)、南駒ヶ岳、越百山(こすもやま)へと続く稜線。
南駒ヶ岳は二百名山。越百山は三百名山。いつか歩きに行きたいな。
それにしても、“こすもやま”ってちょっとスゴイ名前ですよね。
空木岳が “空” ならあわせて “小宇宙(コスモ)” だったら良かったのに~w
山頂から見た空木平カール。
お椀みたいな形やね。
コチラは駒峰ヒュッテから見た、木曽駒ヶ岳へと続く稜線。
先ほど話した南駒ヶ岳とかとあわせて、いつか中央アルプス大縦走やってみたい。
ちなみにここから木曽駒ヶ岳はコースタイム10時間10分。日が長いのなら翌日行けるか。
(今回は翌日の天気が悪そうなのと、ロープウェイが激込みしそうと言うことで、空木岳ピストンとなりました)
13:40 駒峰ヒュッテ
駒峰ヒュッテに帰ってきました。
“こまみね” じゃないよ、 “こまほう” だからね!
(このお話書くまでずっと “こまみね”ヒュッテだと思っていた男のつぶやき)
なにはともあれ1日目が終了!
次回は朝焼け空木岳と、駒ヶ根高原スキー場への下山のお話。
まとめ
令和2年一発目は、令和元年10月初旬の中央アルプス・空木岳のお話でした。
紅葉は正直、期待したほどなかったですね~(残念!)
わたし 「ザ・紅葉!」のような、バーン!とか効果音が出ちゃうくらいのすばらしい紅葉はいまだお目にかかれていなくて・・・。
とくにこの令和元年は紅葉不毛な年だったんじゃないかって言うくらい紅葉には縁がなくて。。
ずっとアンテナ張ってたんですが、わたしの知る限り、あまり紅葉しなかったみたい(してるところはしてたんでしょうが、少なくともわたしは縁がなかった・・・)。
ですが景色は一級品で!
5時間の長い長~い樹林帯越えればそこは天国!絶景続き!
続きは次回の後半戦。ご来光の空木岳のお話です!
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以上、本日の山行記録でした。
ではまた!