こんにちは。
先週武尊に登ってきたので、今週は穂高に登りに来ました!
と言うことで今日は、ず~っと狙っていた厳冬期の西穂高岳(にしほたかだけ)。
天候になかなか恵まれなくて、いつ行けるのかなと窺っていたら、寒波の合間にてんくらA判定!(ヤマテンもそんなに悪くない!)
これは行くっきゃないでしょうと、やってきました西穂高!
新穂高ロープウェイから西穂高岳、独標目指して行ってきましょう!
こんにちは。穂高に行きたい!と言っていたら、武尊に来ちゃいました(だって穂高は天気がね、、)。と言うことで、今日は厳冬期・上州武尊山の山行です!30周年というめでたい川場スキー場から剣ヶ峰山を経ての武尊山、沖武尊のピ[…]
山のカテゴリ
主な山の基本情報
長野県と岐阜県にまたがる標高2908.8mの山で、花の百名山に選ばれていますね。西穂独標までは穂高岳の入門コースと言うことですが、独標から山頂までは熟達者向き、山頂から奥穂高岳までは国内屈指の難コースになっています(ジャンダルム!)。
今回のコースと地図
新穂高ロープウェイ・西穂高口(標高2156m)から西穂山荘を経て、丸山をピストンするコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
西穂独標までは穂高岳の入門コースと言うことですが、厳冬期なので十分に注意して行きましょう!
- 景観 :
ホワイトアウトっ!アウト~!!(涙)
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車では中央自動車道・松本IC、その後新穂高ロープウェイへのアクセスですね(上高地の先ですね)。
- 標準コースタイム:3時間(西穂独標までなら5時間)
- コースの距離:4.7km
- 最小標高: 2144m
- 最大標高: 2454m
- 累積標高(登り):349m
- 累積標高(下り):350m
登山記録
10:16 新穂高温泉
天気は、雪。
今日は厳冬期の西穂高岳に、いつものhirooneと登りにきました。
世の中は3連休の真っ只中で、絶賛最強寒波到来中!(漢字多っ)
正直、こんな日に山登るのって何考えてるの?と言われても仕方がない状況ではありますが、なんといつも天気が安定しない西穂高岳が、奇跡のてんくらA判定!
ヤマテンで見ても、ほかのサービスで見ても、お昼前からはだんだんと天気が落ち着いてくると言う予報。
いっちょやってみっか!とドラゴンボールの悟空みたいに、飛んでここまでやってきました。
と言うことで、新穂高ロープウェイからのスタートです!
ってね、出鼻をいきなりくじかれました。
9時がロープウェイの始発なのです。
始発はちょっと混むかもねと、1時間ずらしてやってきましたが、ロープウェイの駐車場が満杯で。
正確にはもう数台停められたのですが、登山客は、ちょっと離れた場所に停めてと。
深山荘近くに登山者用の無料駐車場があるからねと、そこまで戻って停めてくださいと。
遅れて行ったので仕方がない。ちょっぴりタイムロスにはなりますが、少し歩いて行きましょう。
下の写真は、新穂高登山指導センターで登山届を出してるところ。
ほかには3人くらい登山者、居ましたね。
こんな日なのに、よく登るな~(どの口が言う)。
10:25 新穂高ロープウェイ
それでは初穂高岳!新穂高ロープウェイにいざ参らん!
2つのロープウェイを乗り継いで、千石尾根を登りましょう!
高山でドライブ・観光を楽しむなら「新穂高ロープウェイ」。日本唯一の2階建てロープウェイで雲上の世界を気軽に体感できます。…
11:11 新穂高ロープウェイ・西穂高口駅
いっきに標高2156m。文明の利器ってすばらしい。
難なくココまでこれました!
と言いたいところではありますが、ここでもちょっとタイムロス。
何があったのかと言うと。
まずね、想像以上に新穂高ロープウェイが混んでいて(この日は春節真っ只中!観光客でにぎわってます)、待ち行列ができていました。
それでもわたしら、新穂高ロープウェイのチケット事前購入してたので(※)、購入列には並ばず済んで、意気揚々と進んでました(うちら賢い!)。
いざわたしらの番、ロープウェイに乗りましょう!
ってとこで、まさかの乗車NGです!
コンビニで買ったのはチケット引換券だそうでして、これでは乗せることできませんと。。
チケット購入列に並んで引き換えて、も一回はじめから並んできてねと。。
早く言ってよ~。
もしかしたらそこら中に書いてあったかも知れず、気付かず並んでたうちらが悪いのは重々承知なのですが、、
早く言ってよ~。
まあそんなこんなでタイムロス。
そうそう!
これも忘れず言っておくと、6kgを越える荷物がある場合は、別途荷物券が必要になります。
わたしのザック計ったら、余裕で10kg越えてましたよ(冬装備はアイゼンとかもあるからね)。
みなさんは同じ間違いしないように、しっかり引き換えしてくださいね!!
※新穂高ロープウェイのチケットは、JTBと提携しているコンビニの専用端末で事前購入すると、ちょっぴりお得になりますよ!
今日は西穂独標までが目標です。ですが時間がけっこう押してて。
(独標までの)コースタイムは往復5時間。登りで3時間、下りで2時間。
16時ごろにはロープウェイが終わるので、14時くらいには下山をしたい。
時刻は11時14分。かなりギリギリになっちゃいました(汗)。
西穂高口駅から登山口へは、一旦4Fに上がります。
カメラでとらえられない素早さで、先へと進むhirooneです。
少しでもロスした時間を取り戻すべく、急げ急げと行動してます。
11:18 西穂高口・登山口
千石平園地までは、観光客だらけの場所でした。
ですがココから登山道。いっきに人が少なくなって。
深い樹林帯を歩いて行きましょう。
ちょこっと歩くと、登山センター到着です。
ここでも登山届、出せるみたい。
わたしら、すでに出しているのでサクッとスルーして行きましょう。
はじめのポイント、西穂山荘へと向かう途中。
今日はじめての青空ですねっ!
これからだんだん晴れると良いなぁ~。
背の高い木々に囲まれながら、アップダウンしてる道を行く。
わたし前日、あまり寝ることできなくて、かなりこの時点でバテてます。
ですがhirooneめっちゃ早い!
時間がないのはわかるんだけれども、もうちょっとゆっくり行ってくれ~。
なんとかギリギリhirooneについていく。
やべーやべーよこのペースはやばい。
いくらなんでも早すぎる気が。
先行者たちをごぼう抜き。
けっきょく8人くらい、抜いてきましたか。
今日のhiroone絶好調!(なんだってんだ!)
ついてくことだけ考えてたら、あれま建物見えてきた。
どうやらココが西穂山荘。
1時間30分のコースタイムのところを、50分くらいで来ちゃいましたよ。。
しかも雪だよ?天気悪いよ?
どんだけ今日は元気なの。。
12:09 西穂山荘
なにはともあれ。ちょっとだけ時間に余裕ができた。
ここで小休憩済ませたら、お次は丸山、そのあと独標。
西穂山荘から丸山望む。
う~ん、なんとも天気が悪い。
山荘からは天気回復してくれるかと淡い期待を抱いてましたが、むしろ悪くなってます?
とりあえず丸山登った後で、次どうするかを考えましょう。
それでは西穂丸山向かいましょう。
はじめは急登、すこし登ります。
丸山からは樹林帯なし。
景色が良ければすばらしい展望があるのでしょう!
ですが一面銀世界。
空と地面の区別がつかない。。
登りも一旦落ち着いたころ、前にケルンが見えてきました。
と言うか、ケルン以外なにも、見えてません。
これってホワイトアウトって言うやつですか?
めっちゃ指が痛いです(冷たくて)。
インナーグローブ、オーバーグローブしっかりつけているけれど、それでも指が痛いです。
ロープウェイの駅降りた時はマイナス12℃くらいでしたが、今はマイナス20℃くらい(凍)。
風も吹いてきてるので、体感温度はもっと低いかも(怖)。
12:36 西穂丸山
視界が非常に悪い中、なんとか丸山・山頂到着。
このすばらしい景色はどうよ!?
真っ白でなんにも見えませ~ん!(涙)
山頂着いたと言うことで、今日もこちらを設置しますか。
西穂丸山と雪だるま⛄。
今日もやっぱり風が強くて1秒も持たずにだるまが転んだ(南無三)。
独標行くか、判断です。
ハイ出ました!答えは簡単!
撤退、撤収、帰りましょう!
まあ実際、これ以上進んでもなにも見えないし、わたしたちの技量では危険だと思うので、満場一致で撤退となりました(疲れてるしね)。
下の写真は撤退中で、あまりの寒さでレンズカバーが開かなくなった状態で撮った一枚。
やけに視野が狭いな~、なんて思っていたら、レンズカバーが開いてないと。
あとで調べてみたところ、原因としては、水滴や雪が付着し開閉動作が重くなっていたか、雪やなにかが引っかかって、開かなくなっていたかのどちらか。
いずれにしても、マイナス20℃近い環境で、動いているだけでも立派です。
(メーカーさん、酷使してゴメンね!)
12:52 西穂山荘
で、無事に西穂山荘戻って来たわけですが。
独標行けなかったことだけでも悲しいのですが、さらに追い打ちをかけるように、ここでもショックなことがありまして。。
と言うのも、西穂山荘と言ったらにしほくん!と言うくらい有名な巨大な雪だるまが、どこ探しても見つからない。
山荘の人に聞いたところ、あまりの風の強さ云々、つい先日におなくなりになったとのこと(悲)。
ま、ないものはないで仕方がないので、それならもう一つの西穂山荘名物をば!
ジャジャーン!
西穂らーめん(醤油・味噌)!
冷えた体に沁みますな~。ペロッとおいしくいただきました~!
雪だるま⛄がないなら作っちゃえ!
西穂山荘と雪だるま⛄
ロープウェイの時間もあるのでそろそろ下山をしましょうか。
再び樹林帯を歩きます。
途中にはウサギ?ですかねシカとかですかね?なにかの足跡見つけたりしながら、白い道を帰ります。
14:09 新穂高ロープウェイ・西穂高口駅
で、新穂高ロープウェイ・西穂高口駅、帰還です。
行きとは違うところに出ました。
ここは3F?どうなっているのか。
あいかわらず、観光客で溢れています。
そのまま帰るのはなんなので、ちょっと展望台へ行ってみましょう!
日本一高いところにある郵便ポスト「山びこポスト」はコチラです!
そしてポストの右どなりには、(写ってませんが)モンベルのマネキンが立っていて、と言うかなんとこちらの駅には、モンベルショップがあるのです!
また、後で調べてみたところ、モンベルカード提示でロープウェイチケット、若干割引効いたみたい(マジか!)。
本日2回目ジャジャーンです!
こちらは西穂高口駅展望台の、雪だるま⛄のにしほくん!
西穂山荘のにしほくんには会えませんでしたが、こちらのにしほくんには会えました(感激)!
同じ雪だるま⛄ですけど、人気が違う。。
格の違いってやつをまざまざと、見せつけられた気分です(なんと!)。
西穂高口駅展望台は、wikipedia先生曰く、
西穂高口駅展望台
西穂高口駅屋上にある展望スペース。標高2,156 mにあり、北アルプスの山並(槍ヶ岳、西穂高岳など)が、ほぼ360度の視界で見渡せる。仏ミシュラン社発行のガイドブック(ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009)において、西穂高口展望台として二つ星の評価で紹介された。
出典元:wikipedia
と言う場所です。
下の写真の場所からも、(本来ならば)笠ヶ岳が見えるらしいケド、悲しいくらいになにも見えず。。
仕方がないのでだるま⛄を撮影。
ここもいつかリベンジしなきゃね~。
ロープウェイに乗って、新穂高温泉へと下りましょう。
こちらは第2ロープウェイ。
なんでも日本初の2階建て構造のゴンドラだそうで。
わたしたちは行きも帰りも1階でした。次は2階に乗ってみたい!
ロープウェイから下車したあとは、新穂高登山指導センターで下山届を出して、そのまま温泉(ひらゆの森)直行しました。
なにはともあれ西穂丸山、無事に登頂完了です!
今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は厳冬期の西穂丸山の山行でした。
なかなか計画通りにいかない山行でしたが、無事に下りれた良しとしますか。
山は逃げない!
次回に期待!次こそ独標狙ってみましょう!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
景色はちょっと残念でした。次回は青空広がる穂高に期待!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!