東北の山、福島の山、冬の西吾妻山
[山域] 東北 [CT] 4時間17分 [距離] 7.3km [登り] 625m [下り] 806m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は2回目ですね。スノーモンスター(樹氷)に会いに、東北、福島県は裏磐梯にある冬の西吾妻山までやってきました。西吾妻山に住まうスノーモンスターは、蔵王や八甲田山に比べるとすこし小ぶりな「ミニモンスター」(リトルモンスター)。ですがミニモンだからと侮るなかれ。広大な土地に大量のモンスター。圧巻の景色に出会えます。コースタイムも4時間ちょっとと長すぎず、都心からならそれこそ蔵王や八甲田山よりも近いですし、お手軽にモンスターに会える、おすすめの山です。
こんにちは。今回は、磐梯朝日国立公園にある西吾妻山(にしあづまやま)にはじめましてですね、登ってきました。もちろん目的は、スノーモンスター👻!「ミニモン」、なんて言われてますがモンスターにかわりはない。[…]
本日もグランデコスノーリゾートからスタートです。
看板はグランデコ「スキー」リゾート(笑)
ゴンドラから見る磐梯山。ふつくしい。
ゲレンデを渡り、第4クワッドへ
グランデコスノーリゾートから西吾妻山
おはようございます。本日はひさびさソロです。ひとり登山で西吾妻山。金曜夜中に高速とばし、やってきました福島県は裏磐梯。と言うことで、コチラ、グランデコスノーリゾートからスタートします。朝一番、始発のゴンドラに乗って、まずは登山開始地点まで進みます。ちなみにゴンドラ、リフトの始発時間、料金などの情報は、以下にグランデコのホームページリンクを貼っておきますのでそちらからご覧ください。ゴンドラを降りたあとは、山頂駅からは第4クワッドリフトに乗り継いで、登山開始地点まで上がります。ちなみに、このブログを書いている時点でさきほどのホームページを見たところ、コースガイドのページから「第4クワッドリフト」の表記が消えていました(驚)。今シーズンは第4クワッドリフトがなく、第3クワッドリフトに乗り継いでいくのか、それとも表記がないだけで第4はあるのかなど、その辺も事前に確認してもらったほうが良さそうですね(そこまでリサーチして書くべきですが、ものぐさでスミマセン)。
心地よい心身の“Rest”は五感をめいっぱい使った“Act”から始まります。自然は、人を身軽に、素直にさせるのかもしれま…
はじめは樹林帯の急登です。
西大巓(にしだいてん)を目指します。
振り返れば裏磐梯の絶景が。猪苗代湖、大きいですね~!
西大巓山頂直下はなかなかの急登
右手にはこれから向かう西吾妻山の稜線。小屋も見えていますね。
ワレ西大巓山頂到着ス
西大巓山頂からの展望
西大巓山頂(標高1,982m)
始発のゴンドラ組だったので、ほとんどだれも歩いていない道を登っていきます。とは言え最近は天候が良かったからですかね、しっかり道にはトレースがついていて、2回目と言うのもありますがサクサク進むことができました。ただ、前回は雲が多い一日だったのですが、本日はド快晴。うれしいことではありますが、のっけから樹林帯、急登と言うこともあり、まあ暑いことあついこと。これは帰り、足元ぐちゃぐちゃになっちゃうやつですね。あまりに暑いとスノーモンスターも溶けちゃうので、あまりのんびりはしていられません。と言うことで、まずは最初のポイントです。西大巓(にしだいてん)山頂、到着しました。コースタイムは1時間くらいでしょうか。もし第4クラッドリフトが使えなかった場合は、山と高原地図によると、ゴンドラ降りたところの山頂駅から1時間45分くらいかけて、ゲレンデの中、樹林帯と登ってくることもできるようです。西大巓山頂は、スノーモンスター、ちょっぴり居ました。正確には西大巓の山頂直下からちょこちょこと姿を現したのですが、ほんとう「ちょこっと」のスノーモンスター。意外とこの西大巓の登りはキツいので、ここでくじけてモンスター見れたからもう良いですよね、と言う方がいらっしゃったのですが、お待ちください。年によるとは思いますが、西吾妻山の山頂直下がスノーモンスター遭遇の本番ですから。登りもこれからまったくないわけではありませんが、この西大巓の登りが核心部ですから。なので体力がまだまだあるのなら、がんばって先へと進んでほしいです。
こんにちは。今回は福島県、猪苗代湖のそばにある磐梯山のお話です。福島の山、東北の山と言えば、飯豊山、安達太良山に続いて3山目ですかね。磐梯山は2007年、2011年に、日本の地質百選(日本の貴重な自然資源)、ジオパー[…]
西大巓から見た西吾妻山
くだったところから西大巓を振り返る
吾妻山(西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山かな?)
このあたりから、しっかりとしたスノーモンスターがあらわれました!
迫りくるスノーモンスター
スノーモンスターと西大巓
雪に埋もれた湿原
モンスターに囲まれて。どこを歩いたら良いのかわかりません(笑)
ツリーホールには十分ご注意を!
西吾妻山のスノーモンスター(樹氷)
西大巓からは登った分全部くだるんじゃないの?と思うくらい(さすがにそれは言い過ぎですかね)下ります。あれ?さっき、西大巓登ったら核心部過ぎた、って言ってたじゃん!と思ったあなた。わたしはこう言いました。「西大巓の登りが核心部ですから」と。そうなんです、帰りも登るんです、西大巓。なので、「行き」と「帰り」の「西大巓の登り」が核心部です。ですね。帰りの西大巓の登りはグランデコ側からに比べれば尾根も広く登りやすいのですが、登りはのぼり。体力そこまでうまく温存しながら進んでもらえればと。そして話はもどって西大巓からの西吾妻山。西大巓をくだりきったあたりから、いよいよ本格的なスノーモンスターたちがあらわれます。道も急に広くなり、どこをあるいたらいいんだろう?というフリーダムな状況に。スノーモンスターに見惚れてふらふら近づきすぎると、ツリーホールに食われる(ハマる)ので、近づきすぎには注意しましょう。注意事項はしっかりとお話したので、あとは心ゆくまでスノーモンスターをご堪能ください(笑)。西大巓山頂までは登り、ではありますが、見事な景色のおかげで疲れなんて吹っ飛んじゃいますから。
こんにちは。kara(@karalog2018)です。前回の白毛門から続き雪山のお話、2月に登った八甲田山のお話です。冬の八甲田山と聞くと真っ先に思い出すのが「八甲田雪中行軍遭難事件」。新田次郎さんの小説でも有名ですよね。雪深い、厳しい山 […]
登山者と猪苗代湖と磐梯山と
西吾妻小屋方面へ
西吾妻小屋経由ではなく直登するコースもありました。
スノーモンスターに囲まれた西吾妻小屋
西吾妻小屋
西吾妻山山頂手前。スノーモンスターに囲まれた西吾妻小屋がありました。東北、雪の多い場所ならではの2階の入り口がもの珍しい。建物自体もしっかりしているので、吹雪いたりしたときはここに避難するとしましょうか(そうならないように祈りたいところです)。山頂まではここまでくればあと少し。休憩もそこそこに、先へと進むとしましょうか。
西吾妻小屋から西吾妻山山頂へ
モコモコスノーモンスター👻
西吾妻山山頂(標高2,035m)
9時に登山を開始し、休憩いれての11時。2時間くらいですかね、西吾妻山山頂到着です。正確には山頂標識は埋もれてわからないので、人が多いこのポイントを勝手に山頂としました(笑)。と言うか、グランデコから登った人でわたしの前にいた人はそんなにいなかったはずなのですが、びっくりするくらい山頂は大盛況。登ったことはないですが、天元台高原、中大巓の方からの人たちでしょうか。次はそちらからも登ってみたいですね。
西吾妻山山頂から見た裏磐梯
西吾妻山スノーモンスターと雪だるま
西吾妻山、スノーモンスターと雪だるま
お気づきの方もいらっしゃるでしょう。西大巓山頂の時もこっそり写真にいれていましたが、山頂についたらつくります。雪だるま。西吾妻山山頂は山頂標識が埋もれているということもあり、目印になればと作ってきました(笑)。そしてスノーモンスターとのコラボも隠れミッションとして考えていたのですが、モンスターが溶けきる前にコンプリートできました(笑)。さすがに人が多く、作っているところを見られるのは恥ずかしいのでこっそり作成、こっそり奉納だったのですが、もし見つけてくれたらTwitterなりInstagramなりで連絡ください(喜びます)。
西吾妻山から見た西吾妻小屋、うしろには飯豊山
西吾妻山から見た朝日連峰(ですよね?)
西吾妻山を振り返り見る
磐梯山と西大巓
再びの西大巓山頂
西大巓山頂から見る飯豊山
西大巓山頂から見る東吾妻山
磐梯山、飯豊山、朝日連峰、吾妻山
雪だるまを心ゆくまでつくれたら、帰りの運転のことも考えて下山しましょう。蔵王、八甲田山より近いと言っても、関東からはそれなりな距離ありますからね(東北ですからね)。さらに今日はソロ。なにがキツいって行きも帰りも運転ひとり。いつもはhirooneさんと交代制(2時間毎なり200kmなり)で運転するのですが、こういう時相棒の偉大さがわかってきますね。話は戻って西吾妻山からの下山です。下山と言っても何度もお話した西大巓への登り返し。でも絶景を見たからか、帰りは足取りが軽いんですよね。すこし雪がズブズブで足元取られることはありますが、景色が良いということもありご機嫌な下山となりました。景色、展望と言うお話で言うと、西大巓、西吾妻山からは磐梯山の眺めが抜群に良いです。裏磐梯なので後ろ側からの展望になりますか、周辺の山や湖もバッチリ見えておりまして。付近の山なら名前がおもしろい猫魔ヶ岳。湖は大きいですね!の猪苗代湖に檜原湖、小野川湖。秋元湖などなど見えていました。ほかには北西方面に真っ白な飯豊山と朝日連峰。飯豊山は一度登っていますがまた登りに行きたい良い山でした。朝日連峰は未登なので、これもいつかは行かなきゃですね。そしてほかに見えていたのは西じゃない吾妻山。東吾妻山。その付近には、吾妻富士、家形山、家形山避難小屋、一切経山などがあるのでしょうか(いっきに歩いてみたいですね)。
こんにちは。今回は8月上旬に登った飯豊山、1泊2日テント泊の山行(前編)です。福島県、新潟県、山形県と、三県またがる場所がある。おもしろそうだから行ってみようよと、車を走らせやってきました。ひさびさ、と言うか[…]
こんにちは。8月後半の山行記事を12月に書く男、kara(@karalog2018)です。あまりにもひさびさのブログ更新なので、名乗ってみました。で、はい今回は、タイトルの通り不動沢から一切経山、魔女の瞳のお話です。[…]
登山開始地点のリフト乗り場へ無事下山
下山はリフトは使えません。
ゲレンデ歩いてグランデコ
西大巓山頂からは、急坂いっきにくだります。樹林帯に入るまでは磐梯山に見惚れながらの下山となりますが、樹林帯に入っちゃったらなにも見えませんからね(笑)。話す相手もいないソロ登山と言うこともあって、下山は早いことはやいこと。第4クワッドリフトの終点、登山開始地点についたら登山終了~!ではなくて。帰りは残念ながらリフトは使えないとのことなので、ゲレンデの端を気を付けながら歩いてくだりましょう。ゴンドラの終点まで歩きつけば、今度こそ本当におつかれさまです。何気にゲレンデの下りが傾斜がきつくて歩くのがしんどかったのですが、スキーの板なり登山口のどこかにおいておければスーッと一気に降りれるのかな?
天候に恵まれました。青い空と樹氷。すばらしきスノーモンスターたち。
と言うことで、冬の西吾妻山。スノーモンスターの住まう、東北、福島県の山でした。ほんとうに最初から最後までみごとな青空。暑いくらいの一日で、大分この日でモンスターやられちゃったんじゃないかと心配になるくらいの登山日和の良き一日でした。満足度は100%!また何年か後に訪れたいですね、西吾妻山。そしてすごく今回の山行で行きたくなったのが冬、雪の磐梯山。前回は雲で隠れて見えなかったのですが、今回は前述の通り晴れていたので丸見えでした。どこを歩いても目立つこと目立つこと。スノーモンスター×磐梯山のコンボは最強でした(笑)。イエローフォールも見てみたいですね、2021年の今シーズンはチャンスあれば、是非とも行ってみたい!
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6