木曽駒ブルーを大満喫!千畳敷から木曽駒ヶ岳・厳冬期日帰り登山

こんにちは。

今回は厳冬期中央アルプス・木曽駒ヶ岳の山行です。

先日、赤城山の”駒ヶ岳に登ってきたので、(天気も良いし)今日は駒ヶ岳“のNo2、木曽駒ヶ岳に登りにきました。

(ちなみに駒ヶ岳“のNo1は、僅差で甲斐駒ヶ岳になりますね。)

強風でロープウェイが止まるかも?なんていう話もあったりしましたが、上についたら快晴で。

木曽駒ヶ岳ブルーと白い雪、全力で楽しませていただきました!

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残雪期・甲斐駒ヶ岳

山のカテゴリ

 

主な山の基本情報

木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)

中央アルプスの最高峰で標高2956.1mの山。日本名山新日本名山花の名山信州名山一等三角点名山に選ばれています。名前の由来は溶けた雪の形が駒(馬)の形に見えるから(とバスの音声ガイドが申しておりました笑)。

今回のコースと地図

千畳敷(標高2612m)から八丁坂を登り乗越浄土へ。その後、中岳(標高2925m)を経て木曽駒ヶ岳(標高2956.1m)に登るピストンコースです。

  • 技術度 :
  • 体力度 :

千畳敷カール雪崩に注意!あとは宝剣岳に登るのであれば、しっかりとした準備・技術が必要ですね。

  • 景観  :

木曽駒ヶ岳ブルーは濃い青でしたっ!!!

  • アクセス:
  • 混雑度 :

自動車では中央自動車道・駒ヶ根ICから、菅の台バスセンター駐車場へのアクセスです。高速IC降りてすぐなので、非常に行きやすい場所ですね。

  • 標準コースタイム:4時間
  • コースの距離:4.1km
  • 最小標高: 2619m
  • 最大標高: 2961m
  • 累積標高(登り):467m
  • 累積標高(下り):440m

 

登山記録

09:35 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅

天気は快晴っ!

今日はこれ以上ないと言うくらい、雲一つない天気です。

(風が強いのが難点で、飛ばされないかと心配ですが。。)

まずは菅の台バスセンターに車を停めて、しらび平までバス移動、その後はロープウェイ千畳敷と、標高2612m地点まで、一気に上がって行きましょう。

と、いきなり出鼻をくじかれました!

菅の台バスセンター、始発前(始発は8時15分)なのにすっごい行列。。

え~~~!?なにこれこんなに並ぶの?

8時前にはついたのですが、すでに長い待ち行列(おぉぉ)。

前回、3月ですかね、積雪期にこの木曽駒ヶ岳に登った時は、貸し切り状態だったんです。

だから今回もガラガラだろうと高をくくっておりました(天気ですかね、時期なんですかね?)。

まあ、結局臨時便に乗りまして(3台目くらいかな)、若干予定よりも遅れましたが、無事に千畳敷駅、到着しました!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅

 

09:54 千畳敷カール

駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅から外に出れば、いきなり絶景広がります!

バーンと目の前、千畳敷カール!!

(写真載せてませんが)左を見れば宝剣岳!!

なんて贅沢な眺めなんでしょう、空の青が、まぶしいですねっ!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・千畳敷カール

 

ちなみに今日の同行者、いつもの安定hirooneさんです。

カレ日曜日は、基本山に行くのを渋るのですが(次の日の会社に差し支えるからだそうで。ヨッ、会社員のカガミだねっ!)、今日は無理やり連れてきました(ダークサイドへようこそ!)。

で話は戻って、千畳敷カール

まずはこちらの八丁坂を、乗越浄土まで登ります。

すでに道にはトレースがあって、ラッセルしないですみました。

1台目、2台目の(バスの)先行者の方々、ラッセルありがとうございます!(感謝!)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を登る

 

今日はほんとに人が多くて、八丁坂は大渋滞。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を登る2

 

いや~、でもね仕方がないよね、ここはほんと、良い山ですもん。

人気があるのもうなずける。

あまりに景色が見事なもので、写真を何枚も撮っちゃいます。

ま、あれですね。

だいたい下山した後に、山登らない友達にスゴイでしょう!?と得意げに見せても、「え?山じゃん、同じ写真ばっかじゃん」と言われるヤツですね。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を登る3

 

あまりにココで撮りすぎて、おかげ様で後半は、カメラのバッテリーギリギリに。

予備バッテリーもフル活用し、なんとか乗り切りましたけど!

にしてもこれは、改善の余地あり。

第1に、わたしの写真の技量を上げるのと(良い写真を少ない手数、枚数でパシャっと撮れるようになりましょう!)。

第2に、寒いとすぐに電池が無くなっちゃうあの現象を、なんとか対処しなくちゃね。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を登る4

 

とは言え、カメラの腕前は独学(と言うか単に人の写真をたくさん見たり、たくさん撮っているだけです、、)ですし、技術の進歩は(わたしには)如何ともし難い。

試行錯誤、するしかないです!

バッテリー問題については、胸ポケットとかなるべく温かい場所にバッテリー入れたり(冷やさないようにしてみたり)、予備のバッテリー増やしたり(お金の力!!)いろいろ試行錯誤し続けます。

と、そんなこんなを考えてたら、いつの間にやら八丁坂も、終わりの方に近づいてきて。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を登る5

 

10:42 乗越浄土

みなさんどうもお疲れ様です!乗越浄土に到着しました。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土

 

乗越浄土からの景色をね、ちょこっとご紹介しちゃいましょう。

まずは左手(登ってきた方から見て)、宝剣岳

ここは技量のある方しか(冬は)登れません(ピッケル、ロープワーク等)。

わたしが登るのはまだ先かな~(怖いかな~)。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土から宝剣岳

 

こちらは右手の那前岳岳

まだ行ったことがないもので、いつかは歩いてみたいです。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土から伊那前岳

 

乗越浄土は風がもろにあたります。

今日は風が強いので、寒いったらもうありゃしない(凍)。

風が防げる場所に急げと宝剣山荘天狗荘へ。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土から宝剣山荘、天狗荘へ

 

休むか?いいや、行っちゃおう!と、中岳そのまま向かっていきます。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳へ向かう

 

中岳へ向かう途中から、宝剣岳を撮ってみました。

どこから撮ったかわかりますかね~?

もし行ったのなら写真の場所を、探してみてください(笑)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳へ向かう途中からの宝剣岳

 

中岳にはちょこっと登ります。

前回来たときは、ここからは結構疲れたんですが、今日はさくさく歩けてます。

少しは体力、ついてきたということでしょうか?(だったらいいな~)

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厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳

 

11:11 中岳山頂

中岳山頂到着しましたっ!

今日もダルマ⛄もつくりましょう(笑)

ささっと作って、標識下に、ひっそりと置いときました。

(風が強くて上には置けない!!)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳山頂

 

今日のわたしの最高の1枚。

中岳山頂からの宝剣岳

ただただ青い。

それだけです。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳山頂からの宝剣岳

 

なんかちょっと、泣けてくるぐらいの濃い青です(木曽駒ブルー)。

こういう景色を目にすると、「山をやってて良かった」と、心の底から思います(しみじみ)。

ガラッと雰囲気変えまして、今日のわたしの荷物を紹介!(下の写真)

雪山で重要なアイテムですね!

まずはザック、当たり前ですね~。

そしてピッケル、こちらも重要(ストックでも可)。

そして最後は忘れちゃいけない、ダルマ弁当⛄になりますね!(最重要!)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・本日の荷物

 

もちろんアイゼンも必須です!(スノーシュー・ワカンでも木曽駒いいかも)

ほかにもいろいろありますが、それらはおいおい(いつか)ご紹介と言うことで。

では。そろそろ先に進みましょう!

中岳のお次は、木曽駒ヶ岳の山頂です!

中岳からは一旦下って、駒ヶ岳頂上山荘の方へと下りていきます。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳からの木曽駒ヶ岳と駒ヶ岳頂上山荘

 

木曽駒ヶ岳アタック開始!

前の人たちとペースをあわせ、列になって登って行きます。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳アタック

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳アタック、先行者たち

 

11:45 木曽駒ヶ岳山頂

ついに着いたよ!

木曽駒ヶ岳の山頂、到着です!

右手に見える社は、伊那駒ヶ岳神社

前回(去年)よりは、埋もれてませんね(笑)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂

 

木曽駒ヶ岳山頂から、伊那前岳方面を望む(1枚目)。

うしろに見えているのは南アルプスかしら?

2枚目の写真は1枚目から、右に視点をずらしたところ。

宝剣岳の雄姿が見えますね!

ほんとカッコいい山ですね~。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂からの伊那前岳方面

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂からの宝剣岳

 

木曽駒ヶ岳の山頂標識。

今年はまだ、凍ってません。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂標識

 

こちらは木曽側、木曽駒ヶ岳神社になりますね。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳神社

 

木曽駒ヶ岳神社のさらに奥には御嶽山が見えました。

御嶽山は、今年登りたい。

夏になったらチャレンジするか!

2021.6.11追記 ついに登りました木曽御嶽山

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御嶽山・継子岳・摩利支天山

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂からの御嶽山

 

木曽駒ヶ岳に置き土産⛄。

(山頂かなりにぎわっていましたが)だれもいない一瞬の隙を狙って設置です!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂に置き土産

 

木曽駒ヶ岳にダルマ降臨っ!!!

ってアァァア!!!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂の雪ダルマ

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂の雪ダルマ・アァァア!

 

あまりに風が強すぎて、刹那のダルマ降臨でした(悲)

なにはともあれやることやったし、そろそろ下山と行きましょう。

木曽駒ヶ岳山頂からはピストンなので、もう一度中岳へ戻ります。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂から中岳へ

厳冬期・木曽駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳山頂から中岳へ・宝剣岳を望む

 

中岳の登り返しはなかなかツライ!

ですがこれが最後の登り!(実は違うんだけどね)

太陽に向かって登りましょう!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳、最後の登り

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳、最後の登り2

 

12:19 中岳山頂

中岳山頂、再び到着。

こんな岩々な山頂でした。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳山頂、再び

 

中岳からは乗越浄土へ。

にしても、ここからの景色は、何度見てもすばらしい!

反則的な景色です。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・中岳から乗越浄土へ

 

天狗荘宝剣山荘宝剣岳

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・天狗荘、宝剣山荘と宝剣岳

 

乗越浄土伊那前岳

何度も似たような写真、スミマセン。

でも仕方なし、だってすごく良いんだもん!(逆ギレ)

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土と伊那前岳

 

12:39 乗越浄土

乗越浄土からは、八丁坂を下って千畳敷へ。

ココが、なんだかんだで今日一番の、難しいところになりました。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・乗越浄土から千畳敷へ

 

うっすらトレースはあるにはあるが、どこ足置いても雪が崩れて。

崩れない場所ないものかしらと、ちょっと足をずらしてみても、驚くほど足がすっぽりハマる。

歩きにくいったらありゃしない。

だんだんほかの皆さんも、ウンザリして(疲れて)きたみたいで、尻シェード

わたしも尻シェードを、1度だけトライしてみましたが、やばいやばいよ止まらないっ!!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・八丁坂を下る

 

13:08 千畳敷カール

なんとか止まってそこからは、慎重に慎重に、歩いておりました。

(なんか前の人に突っ込んじゃいそうだったので。。)

写真は、ようやく下まで下ったところでの、振り返っての千畳敷カール

前にいるのはこれから登る方々。

これから先は、ヤバイ(絶景)ですよっ!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・千畳敷カールを振り返る

 

ここがほんとにほんとの最後の登り。

駒ヶ岳ロープウェイ・千畳敷駅へと向かいましょう。

今日はご飯を食べていないので、ココはほんとに足重かった。。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・ロープウェイ千畳敷駅へ

 

13:18 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅

千畳敷駅到着です!

アイゼン脱いで、ピッケルしまって。

これにて山行終了です!

と、その前に!!

千畳敷カールと雪ダルマ⛄。

こちらを最後に撮っときましょう!!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・千畳敷カールと雪ダルマ

厳冬期・木曽駒ヶ岳・千畳敷カールと雪ダルマ・アップ

 

帰りのロープウェイも臨時便がでてました。

(今日は)ほんとに人が多いみたい。

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・駒ヶ岳ロープウェイ

 

しらび平からはバスに乗り、菅の台バスセンターに着きました。

お腹ペコペコ、ソースカツ丼!食べたら我が家に帰るとするか!!

今日も一日、お疲れ様でした!

まとめ

今回は厳冬期・中央アルプスの最高峰・木曽駒ヶ岳の山行でした。

やっぱり別格でした、木曽駒ヶ岳

ロープウェイでけっこう上がれるし、雪山初心者にもおすすめの、すばらしい山です木曽駒ヶ岳

雪ダルマ⛄も作れたし、満足のいく山行となりました!

ただし千畳敷カールは雪崩が多い場所でもあるので、天候や雪のコンディションは十分にチェックしていってくださいね。

勝手に採点

わたし勝手に今回の山行を採点しました!

  • 満足度 :

木曽駒ブルーは深い青!!

 

厳冬期・木曽駒ヶ岳・宝剣岳

 

以上、本日の山行記録でした。

ではまた!

厳冬期・木曽駒ヶ岳
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