御嶽山・継子岳(おんたけさん・ままこだけ)
[山域] 北アルプス [CT] 7時間31分 [距離] 13.1km [登り] 1206m [下り] 1208m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は9月に登った御嶽山・継子岳日帰りのお話です。乗鞍岳は2回目になりますね。前回は坦々麺を食べるぞ!と気合を入れて登ったのに、場所を間違え食べられず(ニノ池山荘とニノ池ヒュッテを間違えました)。今回は坦々麺リベンジ!それにあわせて登ったことのない継子岳まで、ちょっと足を伸ばしてみました。
御岳ロープウェイ・飯森高原駅から七合目行場山荘
始発(7:00)のロープウェイに乗り込んで、やって来ました飯森高原駅。今日のコースはまずは飯森高原駅から行場山荘へと向かい、その後、女人堂、石室山荘、覚明堂。剣ヶ峰手前からはニノ池方面へと向かい、摩利支天山を越え、継子岳へと向かうコースです。最初の飯森高原駅からは、今日のぼる御嶽山・剣ヶ峰から摩利支天山、継子岳までとズラ〜っと見えます。次のポイントの七合目行場山荘までは片道10分。ほぼ平らな道のりですね。
どこかで見たことのあるようなネズミ
黄金のウシ
ちょっぴり紅葉はじまっていました。9月敬老の日
女人堂(金剛堂)
行場山荘から女人堂までは、樹林帯の登りが続きます。天気が良いからか人が多く、また道がそこまで広いわけではないのでちょっと渋滞しがちな道です。女人堂まで登るとそこからは展望が開け、御嶽山がいっきに近づきます。とは言え、山でよくある近そうで遠い。ここからの登りがキツイんだなこれが。そうそう、紅葉もちょっぴりはじまっていました。紅葉の時期も良さそうですね。いつか登りに来たいです。
乗鞍岳と北アルプスの山々
八合目から見た御嶽山
中央アルプス、木曽駒ヶ岳かな?
御嶽山からアルプスを望む
御嶽山から見たアルプスの山々。1枚目は北アルプスですね。一番左が乗鞍岳で、槍ヶ岳、穂高岳見えています。見切れていますが乗鞍岳の左側には笠ヶ岳なども見えていました。3枚目は中央アルプス。木曽駒ヶ岳に宝剣岳、空木岳まで見えていました。他には八ヶ岳や南アルプス、かなり遠くまで見通せました。
雲がかかりはじめた継子岳
石室山荘
石室山荘を通り抜ける
石室山荘
前回来たときとはちょっと道が違っていて、石室山荘の中を通って先へと進みます(貴重な体験!)。剣ヶ峰方面はド快晴。前回はちょっと雲が多かったので、青空の山行が楽しめそう。と思いきや、今日行く継子岳方面には雲でてきました。なんとか天気、もってもらいたい(雲行きが怪しいとはこのことか)。
石室山荘を上から。雲がだんだんせまってきている。
閉鎖中の覚明堂
剣ヶ峰へ
今日一番の頑張りどころ。石室山荘から剣ヶ峰へと続く道です。わたしたち(ご紹介遅れましたが、今日”も”hirooneと一緒です)は途中から剣ヶ峰への道からはずれ、ニノ池方面へと進みます。山頂よりも、「坦々麺」を目指す。なんとしても、リベンジせねば!
ニノ池
ニノ池山荘
二ノ池・ニノ池山荘
ニノ池ヒュッテ(旧ニノ池新館)
まさかまさかの本日分終了?
と思ったら、食べられました!絶品おがわの坦々麺
探してみてくださいおネコさま
ニノ池ヒュッテから見る摩利支天山
ニノ池ヒュッテの坦々麺
「人生には3つの坂がある」。「上り坂」、「下り坂」、そして「まさか」。かの総理大臣も言っていましたね。ニノ池ヒュッテに到着し、意気揚々と坦々麺を注文しようとするわたしたち。しかしメニューの黒板には、無情にも「本日分終了」の5文字が並ぶ。これがかの有名な「まさか」ですか!2度目のリベンジ、ならずです!?とまあ、上に写真が貼ってあるのでお気付きでしょうが、無事に食べられましたです。なんてこたあない。ただわたしらちょっと早く着きすぎただけ。10時からです。お気をつけください。そして限定10食になるのかな?わたしたちが食べ終わった頃には残り1、2食になっていたので、コチラも十分お気をつけください(ギリギリセーフでした)。
サイノ河原
第一目標(坦々麺)達成完了。お次は未踏の継子岳。サイノ河原を渡っていって、摩利支天越えて、登ります。ちなみに前回も言ったかもしれませんが、このサイノ河原の雰囲気は、浅間山(前掛山)の賽ノ河原によく似ていますね(同じ「賽の河原」ですし、火山ですしね)。
イワギキョウ
ミヤマキンバイ
イワツメクサ
御嶽山に咲く花々
御嶽山に咲いていた小さな花たち。厳しい環境にも負けず、健気に咲いておりました。
三ノ池方面へと一旦下る
三ノ池
三ノ池避難小屋
三ノ池
サイノ河原避難小屋から三ノ池へは一旦急坂下ります。この下り坂、結構な斜度なので下りで使うよりは登りで使った方が良いかもしれません。そして目の前にドドンと三ノ池。あいにく天気が曇りがちになってきてしまったのですが、それでも青がきれいな池でした。ニノ池が灰に埋まってしまっているので、より青が新鮮に写るのですかね。
ぱんだ屋
冷えた体に染み渡る
五の池小屋
三ノ池のお次は五の池小屋です。コチラつく頃には完全にガスってしまい、展望も何もなくなっていたのですが、そんな視界が悪い状態でも「あ、良い場所だな」と思える山小屋でした。今回は日帰りで登ってきていますが、ここは一度は泊まってみたい。限定のピザもあるそうなので、坦々麺の次は、ピザ食べ来よっと(限定に弱い男)。
摩利支天山
五の池小屋から見た摩利支天山。剣ヶ峰から見るよりこちら側から見た方がわたしは好きです。
飛騨頂上
継子岳
振り返り見る摩利支天
針の山
継子岳山頂(標高2,859.1m)
五の池小屋から継子岳(ままこだけ)。飛騨頂上越えて、岩をくぐって、平らな草原のような場所を歩いたと思ったら地獄のような針の山を歩く。天気はいまいちでしたが、それでもバリエーションに富んだ気持ちの良い稜線は最高でした。晴れたらもっと最高でしょう。リピート確定です。また登りにこよう。
幻の滝へと続く、四ノ池(水はあまりないようです)
摩利支天は完全に雲の中
三ノ池方面を望む
摩利支天を再び越えてサイノ河原へ
振り返って五ノ池、五の池小屋
三ノ池を見下ろす
摩利支天乗越
摩利支天山頂上への道
摩利支天から見る剣ヶ峰
日本百名山・木曽御嶽山
継子岳二峰はあきらめて(視界が悪すぎたので、次回のお楽しみと言うことで)、サイノ河原まで戻ってきました。あれおかしいな、剣ヶ峰は晴れてる。と言ってもかなり上空が晴れているだけなので、山頂はやっぱり雲の中かな?サイノ河原から見た御嶽山もカッコいいけど、継子岳から見た御嶽山もカッコいいらしいので(今回は見えませんでした)、やっぱり再リベンジ確定ですね。
眼下に女人堂、ロープウェイ駅
七合目行場山荘
御嶽山、下山
あれよあれよと行場山荘。その後はロープウェイで下山しました。にしても、女人堂からは大渋滞。次くる時は、早めはやめを意識しながら、時間気にしながら行動しよう。
二度あることは三度ある?いやいや三度目の正直でしょう
坦々麺無事に食べられました(美味しゅうございました)。次回は五の池小屋でピザ食べたい。山の方はと言いますと、継子岳、良いですね、良き山でした。まだ2回しか御嶽山登っていませんが、御嶽山の中では一番お気に入りの場所になりました。剣ヶ峰の荒々しいイメージとはうって変わって、稜線歩けて池めぐりもできる。五の池小屋は雰囲気良いし、まったりのんびり歩いてみたい。継子岳ほんとうにおすすめです。次回こそは晴れたら良いな!
今回使用したカメラとレンズ