こんにちは。
今回は黒部の山賊の舞台、日本最後の秘境とも呼ばれる雲ノ平のお話・総集編。
1日目の折立から2日目の雲ノ平、3日目の鷲羽岳、最終日黒部五郎岳を経ての折立と、ちょっとお話まとめてみました。
ダイジェスト版ではない1日ごとのお話は、以下のリンクから見てみてください。
と言うことで、早速ダイジェスト版、行ってみましょう!
こんにちは。ひさびさ、1ヶ月ぶりくらいの更新になりますね。プライベートで引っ越しやらなんやら、しかも引っ越した先でネット激遅と更新がなかなかできませんでした。。そんな1ヶ月の間にも、山はちゃんと?行ってます。[…]
山のカテゴリ
主な山の基本情報
立山連峰にある標高2926mの山。カールのある、薬師如来がまつられている山岳信仰のあつい山。日本百名山で、花の百名山です。
日本最後の秘境と呼ばれる、祖父岳の噴火によってつくられた溶岩台地。標高2500m~2700mと日本で最も高い位置にある溶岩台地なんですって。
標高2924.4mの山で日本百名山、信州百名山。三俣蓮華岳から見た山の姿が、鷲が羽を広げているように見えるので鷲羽岳と呼ぶそうな。
岩がゴーロゴロが名前の由来の山。日本百名山。花の百名山。標高2839.7mの山で、別名、中ノ俣岳。
今回のコースと地図
1日目:折立(標高1350m)→太郎平小屋→薬師峠キャンプ場(標高2294m)→薬師岳山荘→薬師岳(標高2926m)→薬師峠キャンプ場
2日目:薬師峠キャンプ場→薬師沢小屋→祖母岳(標高約2560m)→雲ノ平山荘→雲ノ平キャンプ場
3日目:雲ノ平キャンプ場→祖父岳(標高2825m)→ワリモ岳(標高2888m)→鷲羽岳(標高2924.4m)→三俣山荘→三俣蓮華岳(標高2841.4m)→黒部五郎小舎
4日目:黒部五郎小舎→黒部五郎岳(標高2839.7m)→赤木岳(標高2622m)→北ノ俣岳(標高2661.3m)→太郎山(標高2373m)→太郎平小屋→折立
- 技術度 :
- 体力度 :
総距離50km越え、4000m以上登って4000m以上くだる、長い長~いコースです。
- 景観 :
晴れたそこには絶景が。
- アクセス:
- 混雑度 :
折立は遠いです。気合を入れて行きましょう。
- 標準コースタイム:33時間25分
- コースの距離:53.3km
- 最小標高: 1365m
- 最大標高: 2926m
- 累積標高(登り):4347m
- 累積標高(下り):4300m
登山記録
Day 0
折立
0日目、登山前日は折立の駐車場のお話です。
今回の長い長い雲ノ平のこの登山。
出発前になにが不安だったかと言われると、この折立の駐車場のことが心配でした。
ネットやらなんやらでいろいろ調べてみると、そうとう車がとまるみたいで、遅いと駐車場に入れない。
折立下の有峰林道のゲート前から渋滞するとか、おそろしいウワサを目にしてました。
と言うことでわたしたち、登る日の前日(平日)に我が家を出発。
平日ならば、さすがに駐車場空いてるだろうと折立目指して行きました。
結果。無事に車、とめられました!
平日だから?雨だから?けっこう余裕でとめられました。
ネットのウワサに、ビビりすぎたんでしょうかわたしたち。
Day 1
はい、そして登山1日目。
折立の駐車場から太郎平小屋へと登り、その後、薬師峠キャンプ場でテントを設営。
テント設営後は、日本百名山である薬師岳をピストン、薬師峠に戻ってくるという山行です。
太郎平小屋まではけっこう悲惨な山行でした。雨あめ雨で、心折れるかと思うほど。
景色が全く見えなくて、途中で撤退考えました。
それでもなんとか登っていって、太郎平に着いたころには、天気がなんと回復です!
太郎平小屋
太郎平小屋から薬師峠キャンプ場まではらくちんな道。
薬師岳見ながら行きましょう(その日はガスって見えませんでしたけど)。
薬師峠キャンプ場
テントを張って、準備ができたら薬師岳ピストン。
ザックをアタックザックにきりかえて、サクサク登って行きました。
写真は薬師岳にたくさんあるカールの一つ。中央カールになりますね。
他には金作谷カール、南稜カール、北カールと4つのカールがあるそうです。
薬師岳・中央カール
カールを見ながら登って行くと、薬師岳山荘到着です。
タルチョがいい味出していますね。
薬師岳山荘
その後はカールのふちを登って、無事に山頂到着です。
薬師岳・山頂
その後は薬師岳キャンプ場に降りていき、1日目終了おつかれさまでした。
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Day 2
登山2日目。
この日は薬師峠キャンプ場からスタートし、薬師沢小屋を経て雲ノ平に向かう山行です。
薬師沢小屋までは、ほぼフラットな道と下りしかないので結構らくに進めます。
ちょっと虫が多かったのが難点と言えば難点ですが、ここがこの4日間の山行で一番楽なところでしたね。
薬師沢小屋
で薬師沢小屋。ここがすごく雰囲気よくて。
わたし釣りはやりませんけどやるなら一度はここにきたい。
そして今回はここから直接雲ノ平へ向かいましたが、日本一遠い温泉の高天原温泉(たかまがはらおんせん)と、ランプの宿の高天原山荘(たかまがはらさんそう)にもいつか行ってみたいです。
で話は戻って薬師沢小屋。ここのお次が雲ノ平の直登なんですが、この直登がきつかった。。
雲ノ平
直登登ると、そこは雲ノ平の上になります。
あいにく今回は天気が微妙で、、薬師岳やらいろんな山が雲の中。。
Mehr Licht!
雲ノ平山荘
雲ノ平山荘はおしゃれな場所でした。
ほんとはここでゆっくり逗留。な~んてことがしたいのですけど、時間とお金がありません。
晴れたときに、また来ましょう。
雲ノ平キャンプ場
雲ノ平キャンプ場は雲ノ平山荘から20分。
鷲羽岳・水晶岳方面に、少し進んだ場所にあります。
けっこうここが激戦区。平らな場所探すの大変でした。
と言っても、結局大きな岩がテントの下になっちゃったんですけどね。。
そしてここで2日目終了。今日もおつかれさまでした。
こんにちは。今回は前回から引き続き、北アルプスにある秘境・雲ノ平2日目のお話です。1日目は折立から太郎平小屋、薬師岳と登り、2日目はいよいよ!今回の山行の一番の目的である、日本最後の秘境「雲ノ平」へと登ります!さすが[…]
Day 3
登山3日目。
この日はたくさん山に登る日でした。
祖父岳にワリモ岳、水晶岳に鷲羽岳。三俣山荘そのあと経由し、三俣蓮華岳を登ります。
最後は黒部五郎小舎におりて行き、最終日に備えて小屋泊の予定。
祖父岳
最初に登ったのが祖父岳でした。ですがここはきつかった。
と言うよりこの日はずっときつかった。
前日夜から大雨で、翌日起きても大雨でした。
雨で景色がまったく見えない。テンションあがらず厳しい登山。
ゆいいつこの日のよかったことは、ライチョウ祭りが見れたこと。
祖父岳次は、水晶岳です。
日本百名山の一つですね。
と言っておきながら、結局ここは登らないことに。
あまりに天気が悪いので、そのままスルーでお次の山へ。
次回裏銀座コース行ったときに、ここは必ず行きましょう!
2021.6.18追記 裏銀座のお話、追加しました。
こんにちは。8月お盆にあこがれの、裏銀座縦走行ってきました!すでに1ヵ月以上たっているわけですが、ぼちぼちブログ書いていこうかと。3泊4日の山行だったので、少なくとも、4部構成にはなる予定(長いですけどお付き合いくだ[…]
ワリモ岳・山頂
と言うことで、祖父岳お次はワリモ岳。
本来ならば、このあたりの稜線は、けっこう絶景だと思うのですが。。
いかんせん天気が悪すぎる。なんにも景色は見えません。
鷲羽岳・山頂
日本百名山、鷲羽岳。
ここの景色、すごい楽しみにしていましたが、やっぱり雨で見えません。
鷲羽池も気付かず通り過ぎ、ここも裏銀座コースの時にリベンジしましょう。
2021.6.18追記 鷲羽岳、ワリモ岳再び登ってきました!
こんにちは。裏銀座縦走の4話目となる今回は、水晶小屋から三俣山荘に向かうお話。正直前回から1ヵ月近くぶりの更新となるので(しかも話の途中で止めるなって感じですよね汗)、忘れてしまった方も多かろうと。ということでおさら[…]
三俣山荘
鷲羽岳と三俣蓮華岳の、間にあるのが三俣山荘。
ここは黒部の山賊の作者の息子さん(伊藤圭さん)が、オーナーやってる山小屋ですね。
三俣蓮華岳・山頂
ちょっと曲がってる山頂標識。
こちらは三俣蓮華岳のものですね。
三俣蓮華岳の手前からは双六山荘、槍ヶ岳へも行けますね(裏銀座コースです)。
黒部五郎小舎
三俣蓮華岳からはひたすらくだり。
3日目の宿泊先、黒部五郎小舎へと向かいます。
途中でTJAR(トランスジャパンアルプスレース2018)の人とすれ違ったりしましたが、それ以外は特筆すべきことなし(だって天気が)。
なにはともあれ3日目終了。この日もほんとうおつかれさまでした。
こんにちは!今回も前回から引き続き、北アルプスにある秘境・雲ノ平のお話、3日目です。前回2日目では、折立からスタートした長いこの山行の目的地・雲ノ平に、ついに、ついに到着したのです!雲ノ平では雲ノ平キャンプ場にテント[…]
Day 4
登山4日目最終日。
この日は黒部五郎小舎からはじまって、黒部五郎岳まず登り、そのあと折立まで下ります(だいぶはしょって言ってます)。
黒部五郎小舎
天気はひさびさ快晴でして、ほんとうれしいかぎりです。
黒部五郎岳のカールもよく見える!
黒部五郎岳のカール
カールを登ってこちらは肩です。
黒部五郎の肩になります。
ずいぶん大きな肩ですよね~w
黒部五郎の肩
肩から山頂10分くらい。
ゴロゴロした岩こえて行きます。
黒部五郎岳・山頂
黒部五郎岳、日本百名山42座目。
まだまだ先は長いのです。
黒部五郎岳の山頂制覇したあとは、肩までくだって太郎平へ。
赤木岳
黒部五郎岳と太郎平、間に3つの山があります。
まずは1つ目赤木岳。
山頂は普通に行くと登れません(ちょっと岩を登る必要あり)。
北ノ俣岳・山頂
こちらは2山目、北ノ俣岳。
天気がちょっとあやしいです。
ちなみに、1つ目の山からここまでは、薬師岳がきれいに見えていました。
天気にめぐまれないわたし。
北ノ俣岳から土砂降りで、ずぶ濡れになりながらの山行です。
太郎山・山頂
みんなが華麗にスルーする山。
太郎山はこちらです。
太郎平小屋が近いからか、この日が雨でめんどうくさかったからか、山頂人がいませんでした。
太郎平小屋
2つ日ぶりの太郎平小屋です。
写真の右手の道を行って、雲ノ平に行きました。
黒部五郎岳は左側の、木道歩いていくと着きます。西銀座ダイヤモンドコースってやつですね。
そして太郎平小屋に無事につくころまでには、雨もあがって(一時的な雨だったようです)日も出てきました。
この山行もあとちょっと。
残るは折立まで、太郎坂をくだるだけ。
太郎坂、登りに使ったときは雨で視界ゼロ。帰りは晴れてくれたので、有峰湖までしっかり見えました。
そして同じく。
登りで見れなくて、くだりでぜひとも見たかったのが、下の写真のアラレちゃん。
発見うれしい則巻アラレ。
もはや思い残すことはなし(本当はありまくりですけど)。
そんなこんなしているうちに、無事下山しましたよ。
4日目も本当おつかれさまでした。
こんにちは。今日は日本最後の秘境・雲ノ平のお話、4日目最終日。前回3日目は、雨の中、雲ノ平キャンプ場から鷲羽岳、三俣蓮華岳と登り、黒部五郎小舎へと進んだお話でした。今回は、黒部五郎小舎から黒部五郎岳を登り、その後、赤[…]
まとめ
今回は雲ノ平の山行、1日目から4日目最終日までのダイジェスト版でした。
振り返ってみると、4日間中2日が雨という修行のような山行でしたが、無事帰ってこれただけでも良しとしましょう。
と言っても、やっぱり晴れの雲ノ平、そしてまったく見えなかった(&行けなかった)3日目の山々(水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳)はくやしすぎるのでいつかリベンジ行ってきます。
裏銀座コースがちょうど3日目の山を歩くので、そこでリベンジしますかね。
なにはともあれ長い山行終了です。
黒部の山賊の舞台、最後の秘境の雲ノ平へ、わたし行ってきましたよ!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
表銀座の山々とも雰囲気違っていいですね!晴れたら最高なんだろな~。
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!