こんにちは。山登るくせに虫が苦手なハイ、kara(@karalog2018)です。
歳とる度に、虫がダメになってるんですよね。。
っと、ハイ話がそれました。それでは本題、山のお話。
今回は初の東北遠征!岩手県のシンボル・岩手山のお話!
何年か前に仕事やプライベートで盛岡に来たことはありましたが、まさかわたしがその時見たこの岩手山に登ることになろうとは。
ほんとう、人生ってなにがあるか、わかりませんねぇ(しみじみ)。
と言うことでね、今日はその思いもよらなかった岩手山、登っちゃおうと思います。
岩手山は活火山です。気象庁や十和田八幡平国立公園(環境省HP)の情報をよく確認の上、安全登山で行きましょう(クリックすると外部サイトへ飛びます)。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
岩手県の最高峰、奥羽山脈北部にある標高2038mの活火山です(別名・巌鷲山(がんじゅさん))。日本百名山、新日本百名山、一等三角点百名山に選ばれています。
岩手県と秋田県にまたがる標高1613.3mの高原。こちらも日本百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
馬返し登山口(柳沢コース)から八合目避難小屋を経て岩手山(薬師岳、標高2038m)へ登頂。お鉢巡りをしたあと馬返し登山口に下山するコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
旧道の急峻な露岩帯は注意が必要ですが、基本むずかしいところはありません。
- 景観 :
八幡平、秋田駒ヶ岳など、東北の山々一望できます!
- アクセス:
- 混雑度 :
今回利用した馬返し登山口は、東北自動車道・滝沢ICから15分程度と非常にアクセスのよい場所でした(ただし我が家からだと岩手は遠いですね~)。
- 標準コースタイム:8時間
- 最小標高: 612m
- 最大標高: 2035m
登山記録
06:11 馬返し登山口(柳沢コース)
令和元年10月20日。
我が家から7時間かけて、はるばる来たぜ、岩手県。
冒頭にもお伝えしましたが、何年か前に岩手県(盛岡)には来た事あるのです。
当時のわたしは山登りをはじめてまだ間もない頃で、山の名前もろくに憶えられなかった頃。
盛岡から見えるこの岩手山も、「あのデカイ山、なんだろね~」くらいにしか考えていませんでした。
06:16 馬返しキャンプ場
それが百名山を縁にして、こうしてはるばる登りに来たと。
いや~ほんと。百名山登り始めるようになってから、自分の地図がどんどん広がる。
いままで興味がなかったいろんな場所にどんどん行きたくなってくる。
閑話休題、それでは行きましょう。
今日は岩手山登るのです!
今回のコースははじめてということもあり、一番メジャーなコース、馬返し登山口から柳沢コースを登ります。
下の写真はキャンプ場から見える、岩手山の雄姿で御座い!(スケールがデカい!)
柳沢コース前半は、樹林帯の登りです。
晩秋と呼ばれる時期にはなっていましたが、ちょっとだけ紅葉残ってましたよ!
06:46 0.5合目(巻き道分岐点)
岩手山、合目の表記がしっかりあります。
山と高原地図では登山口から七合目(鉾立)まで3:30、と言う超ざっくりな表記ですが、実際はチェックポイントたくさんありました。
個人的にチェックポイントは多めのほうが助かります。休憩のきっかけにもなりますし。
下の写真は今シーズン初のどんぐりです!
昔はよくどんぐりで、笛とか船とかつくったよな~(わたしだけ?)。
どんどん進んで行きましょう。
一度景観がひらける桶の淵と言う場所もささっと通過し。
07:01 1合目
一合目に到着しました。
途中0.5合目もありましたけど、一合目までがなかなか遠い。
登山口から1時間弱くらいの道のりでした。
ちなみに今日の登りは5時間ないくらい。一合目に1時間弱って、なにか配分おかしいですよね?
07:13 2合目
10分ちょっとで二合目到着。
また1時間かかったらどうしようかとちょっと心配してましたけど、どうやらそれは杞憂だったみたい(安心しました)。
そして二合目、樹林帯をちょっと抜けたところ、露岩帯にありました。
これから展望ひらけてくるのかな?
07:25 2.5合目(新道・旧道分岐)
と思ったのも束の間。再び樹林帯に入っていって、2.5合目到着しました。
コチラは新道・旧道の分岐です。
標識には以下の文字の記載アリ。どちらかひとつ、選べとな。
- (新道)Mt.Iwate forest trail (New trail)
- (旧道)Mt.Iwate panoramic trail (Old trail)
07:48 4合目
樹林帯はいいかな、パノラマ行きます!
と言うことで、旧道選んだわたしたち。おっと、ご紹介がまた遅れました。
本日相方いつものhirooneさん。我が家から運転、交互にがんばりました!(お疲れさま!)
運転交互にできるってほんと楽ですよね。7時間運転はマジキツイ。
話はもどってどんどん進みます。
ベンチがあるところかな、の三合目を越えて、樹林帯を越えての四合目。
四合目からは急峻な露岩帯で、けっこうがんばる登りです。
ですがパノラマ!展望良し!
背後には滝沢・盛岡と、岩手の街並み見渡せますね!
コチラは二百名山・姫神山(ひめかみさん)。
雲が多いのもありますが、幻想的でカッコいい。こちらもいつか、登りに来たい。
もし二百名山登るのならば、確実にここには来るのでしょうね(笑)
岩がゴロゴロ旧道登る。
8時8分に五合目通過。駒鳥清水は見逃しました。
8時25分、六合目を通過。御蔵岩のところです。
8時49分 七合目(鉾立)に到着。
旧道・新道の合流です。
ここまで登ればお疲れ様です!
傾斜はぐっとゆるくなり、目の前には壮大な景色が!
ひろ~い場所に、ポツンと山小屋。
ガラッと景色が変わります。
08:57 岩手山八合目避難小屋
コチラ先ほど見えていた、岩手山八合目避難小屋。
ずいぶん小さく見えていましたが、近くによると大きいね(立派な山小屋でした)。
このあたり一帯がとても広いので、遠近感おかしくなっていますw
避難小屋で小休憩(40分くらい)したら、次のポイント向かいましょう。
ちなみにちなみにこの広い場所、不動平と言うところ。
鬼ヶ城などの外輪山と、山頂との間にある平らな場所で、なんだか浅間山の賽ノ河原を思い出します(似てますよね)。
こんにちは。今回は、今年(2018年)の8月30日に規制緩和されたという幻の山、浅間山(前掛山)に登ってきました。10月後半、紅葉シーズンぎりぎりですけど、すてきな景色は見れるのでしょうか?1週間前にはなんと初冠雪も[…]
09:50 不動平避難小屋
不動平には、もう一つ山小屋ありました。
その名も不動平避難小屋(まんまでした)。
八合目から山頂向かう道の途中で、ちょっとだけ寄り道するとここに着きます(ほんとうにちょっとです)。
それではね。
不動平散策これまでにして、そろそろ山頂行っちゃいましょうか。
不動平からの山頂直下の登りでは、左と右と、二手に道が分かれていました(お鉢巡り手前の二手に分かれている箇所です)。
われわれは意図せず右側つかって登りましたが、左側の道が正しいようです(右側の道はところどころ崩れていました)。
山頂直下(砂利の急登)登りきり、外輪山の縁(ふち)へと到着しました。
これからぐるっとお鉢巡り!山頂火口を周ります!
とりあえずまずは下の写真の、一番高い場所を目指します(真ん中の奥)。
岩手山最高峰、標高2038mの薬師岳になりますね。
コチラは右手、山頂火口の中にある、妙高岳という峰(左)ですね。
最後はコチラ(右手)から戻ってきますよ~。
それではお鉢巡りをスタート!
左手から、時計回りで行きましょう~。
山頂外輪を取り囲む石仏。
ずら~っと山頂まで続くこの石仏は、山岳信仰の山と言うこともありますが、おごそかな雰囲気を演出していました。
なかなかに登る、急登ですね。
コチラはわれわれの後ろを歩いてきた方たち。
岩手山の周りはあまり高い山がないこともあって、空が広〜く感じます。
薬師岳目指して登り続ける。
進行方向左手に、湖が見えてきました。
コチラは御釜湖になるのかな?
引き続き、赤茶けた道を登って薬師岳を目指す。
途中には狛犬(石像)なんかもいましたよ!
10:31 岩手山(薬師岳)山頂
そして。登ってのぼって山頂到着。岩手山(薬師岳)登頂です!
剣がたくさんある山頂で、記念にもって一枚パシャリ!
(いい年した大人二人組ですが、あったら剣、持っちゃいますよね!?)
コチラは岩手山山頂からの秋田駒ヶ岳(左)。
秋田駒ヶ岳はムーミン谷と呼ばれるところがあるそうで、是非とも来年には行きたいところ(お天気次第ではありますが)。
岩手山山頂からの景観つづき。
北側の景観ですね。
どこかが八幡平になるはずだけど、どこがどこかはまだわからない~。
(何回かこないとですね!)
山頂景色満喫したら、お鉢巡りを再開しましょう。
東北の空はほんとに広〜い!(2回目)
お鉢巡りもそろそろ終盤。
にしても火口はデカいなぁ~(迫力満点!)。
コチラは岩手神社奥社ですかね。
歩いて近くまで行けるみたい。今回はスルーしちゃってますけど。
はい!そして。
お鉢巡り、スタート地点(ゴール地点)に到着です。
これにてお鉢巡り終了です!
そのまま八合目避難小屋まで帰りましょう。
不動平からの鬼ヶ城(になるのかな?)。
迫力満点!かなりゴツゴツしてますね。こちらを通るコースもあるのでいつかチャレンジしたいです。
不動平から見た八合目避難小屋。
ほんと景色がいちいち壮大〜(誉め言葉です)。
13:06 馬返しキャンプ場
その後、11時15分八合目避難小屋を通過し、11時27分七合目(鉾立)。
登りとは変えて、新道つかって下山しましたが、旧道の方が良かったかもです。
急峻な露岩帯は気を付けなければならないのですが、景色、道幅は旧道のがいい!
その後はさくさく樹林帯を下り、馬返しキャンプ場まで下りてきました。
キャンプ場から馬返し登山口(駐車場)へ。
東北遠征1日目、いや~大成功!来た甲斐あった!
晩御飯はなにかな?焼肉かしら?冷麺なんかもいいですよねぇ~(わんこそば、じゃじゃ麺、柳家の納豆キムチラーメンも再チャレンジしたい!)。
などと。
ご満悦で歩いて下山してたら、男性の悲鳴が聞こえてきました。
なにがあった!?事故なのか!?
駐車場に急ぎ駆け付けてみると、大量にカメムシ、車についてた(マジやめてほしい)。
まとめ
今回は東北遠征1日目、岩手のシンボル・岩手山でした。
圧倒的な、さすが岩手を代表する山。
不動平もそうですし、山頂火口なにもかも、ひとつひとつのスケールが違います。
紅葉の方はやはり少し遅かったようで、麓が少し色づいていただけでしたが、それはそれで次回への教訓と言うことで(紅葉見たかったらもう少し早くこないとね!と)。
登山コースもたくさんあるので、まだまだ楽しめそう!岩手山!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
岩手山 “は” すばらしかった。だがカメムシ、おまえだけはゆるせない(-1)。
ちょっとだけ追加のお話です。
カメムシショック冷めやらぬまま、心機一転、気持ちあらたに上書きしよう!
と言うことで、国立公園八幡平、おかわり登山で行ってきました。
八幡平ははじめてですね。岩手と秋田の県境なんですね~。
お目当てはコチラ「裏岩手」。
ちょっと霞んでしまってますが、これを見るためやってきました!
ついでなので、散策を。コチラは八幡平・八幡沼。
八幡平山頂もあっと言う間に着いたので、記念に一枚パシャリとな。
コチラも百名山に選ばれてるので1日で2座、登頂出来ちゃったw
ちょっと笑った鏡沼。
レンズ沼!?そうそう!ハマっています!(深い沼だわ〜)
最後の写真はコチラです。八幡平からの紅葉の岩手山。
こんなに大きい岩手山の、山頂にさっきまで立ってたんだよな〜(しみじみ)。
はい、と言うことでね。
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!