こんにちは。
7月29日、関東甲信の梅雨明けが発表されましたね(この記事は2019年の投稿です)。
なんでも平年と比べて8日遅く、昨年と比べても30日遅いそうで(去年は早すぎましたが)。
焦らしに焦らされた7月ですが、8月からは本当に、ちゃんと晴れてくれるんですよね?(頼みます)
今回はそんな焦らしに焦らされた7月頭に、雨飾高原キャンプ場(長野県側)から登った雨飾山のお話です。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
猫の耳と呼ばれる双耳峰をもつ、標高1,963.2mの山。妙高戸隠連山国立公園に属する山で、日本百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
雨飾高原キャンプ場(標高1150m)から荒菅沢、笹平を経て雨飾山(標高1963.3m)をピストンするコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
長野県側のコースはコースタイムも短めで比較的楽に登れます。荒菅沢からは急坂でしたけど。
- 景観 :
荒菅沢からの布団菱、山頂からの女神の横顔。是非とも見てみてくださいな!
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車は、中央道~長野自動車道と乗り、安曇野ICで下車、雨飾高原キャンプ場に白馬経由で90分です。
- 標準コースタイム:6時間35分
- 最小標高: 1152m
- 最大標高: 1967m
登山記録
06:47 雨飾高原キャンプ場
おはようございます。
6時に出発しようと思っていたら、まんまと寝過ごし7時前。
4時には現地についていたのに車中泊でやってしまいました。。
まあ今日は急ぐでもなし(コースタイム短め)ゆっくり出発しましょうか。
と言うことで、雨飾高原キャンプ場(小谷温泉)から今日の山行スタートです。
下の写真右の建物内に、登山届提出する場所がありました。忘れず届け出、出して行きましょう。
話はちょっと前後しますが、今年(2019年)の6月雨が多くて全然山に行けてない。
そろそろ山ロス、禁断症状。
この日の天気も微妙でしたが、日本海側はなんとか晴れると。
ヤマテン、SCWでもなんとか持ちそう。ならばいっちょ、行ってみっか!と小谷村までやってきました。
ちなみにこちらの小谷村。ふるさと納税ではお世話になっておりますが(モンベルポイントバウチャー復活求ム!)、なんだかんだで来るのは初めて。
白馬村のお隣なのね~、意外と近くに来ていましたね(白馬岳とか五竜とか)、これからどうぞよろしくね~。
と、そう言えば。ふるさと納税で、いつも最後にアンケートがあるけど、登山道の整備にチェックしてたな。
どれどれ登山道を見てみましょうか、うむうむ木道、歩きやすいね!
で、話は戻って山道です。
雨飾高原キャンプ場からは(上にも書いてますけど)しばらく平坦な木道歩き。
1/11、2/11という標識あって、どうやら山頂まで続くみたい(分かりやすいです)。
3/11、下の写真の場所からですね、だんだん道が急になって、ようやく山「登り」がスタートします!
次のポイント(水場)までは、コースタイムは1時間と50分。
ブナ林の樹林帯。
雨が降った翌日だからかジメジメしてて暑かった。。
水場(山と高原地図には水マークあり、でも場所はわからなかったです、、)を越えたら景色変わります。
ここが今日の見所ひとつ目ですね。荒菅沢(あらすげさわ)ですどうぞご覧あれ!
08:00 荒菅沢
荒菅沢には雪ありました。
軽アイゼンつけるほどでもないけれど、気を付けながら沢渡りましょう。
荒菅沢の奥のほうには布団菱が見えました!
紅葉の時期も良いみたい!
次は秋に登りに来ましょう!
荒菅沢、雪渓を渡り切ったら脇の急坂登りです。
ここが今日一番のがんばりどころ。
小さな岩を落とさないよう気を付けながら登りましょう。
にしても、天気がイマイチ微妙です。
たしかに雨は降ってないけどわたしは青空みたいんですけど?
ぼやいていてもはじまらない。
上についたらきっと晴れるさ。そう信じ山頂目指します。
08:58 笹平
登山口から2時間ちょっと。
急坂を登りきった先には天国ですかね?笹平。
広~い場所に出てきましたよ~。
山頂は、どうやらあちらの突き当りの丘。
それではちょっくら行ってみましょう!
そうそう、ちなみにこの笹平、雨飾温泉側(新潟県側)からの合流あります。
今回ははじめて登ると言うことで、比較的楽だと言われる小谷温泉側(長野県側)から登りましたが、いつか雨飾温泉側からも登ってみたい。
(と言っても次回登るなら紅葉の布団菱を見たいので、また小谷温泉側からになりそうですが・・・)
笹平、奥に見えてた丘に着きました。
近くで見ると、意外に大きい。これがラストアタックと、山頂登って行きましょう!
そしてここで見所ふたつ目。
山頂向かう途中から、笹平を振り返ってみましょう!
上の写真、わかります?
女神の横顔、見えてます。
笹平から山頂へ、続く道をよく見てください(笑)
無事に女神に会えました!そして山頂にも無事に到着!
雨飾山山頂は猫の耳。双耳峰になっていて、上の写真が北峰で、下の写真が南峰ですね。
09:24 雨飾山山頂(南峰)
山頂標識、三角点あるのは南峰。
と言うことで、日本百名山52座目、雨飾山、登頂完了!
山頂からも、もう一度女神。
女神のうしろに見えるのは、妙高山、火打山あたりですかね。
南峰から北峰望む。
左奥に見えているのは、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)になりますね。
ほかにも鹿島槍、五竜岳など後立山連峰見えましたッ!
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09:48 雨飾山山頂(北峰)
北峰には石仏が並びます。
なにはともあれ北峰・南峰登りました。
にゃんと猫の耳制覇です!
山頂で小休憩すんだあとは、雨飾高原キャンプ場へと下山をしましょう!
09:59 笹平
だいぶ雲がせまってきました。
火打・妙高見えなくなった。視界が悪くなる前に、ちゃちゃっと下に下りてきましょう。
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(今年雪のない山は、前回の妙義山に続いてまだ2山目なんです・・・)
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例えば、
いやもう勘弁これはひどい。
鼻に口に目に耳に、体中の、穴と言う穴に虫がくる。
冬は虫がいないから、もうすでに冬山が恋しいです。。
10:54 荒菅沢
そして夏山こうだった!のお次は。
砂利や岩を落とさないでネ!夏山危険がたくさんです!
冬山は冬山で滑落、雪崩などの危険はありますが、夏山は夏山で、岩・砂利を落としちゃったり落ちてきちゃったり。
雨飾山で言うと、笹平からこの荒菅沢に下りる急坂が、岩や砂利を落としやすい。
気を付けましょう。
夏山こうだった!最後のひとつは、
においと音がすんごいでス!
です。草のにおい、人のにおい。もろもろにおいが強いです。
音も、鳥の声やら虫の声やらいろんな音がしますよね~。
あとはお日さまのにおい?
なんて言うかな、あのカラッとした焼けるような日差しのあの感じ、夏ッ!って感じで大好きなんです。
(今回は曇りなので夏ッ!は感じることができませんでした・・・)
12:02 雨飾高原キャンプ場
夏山ってこうだったよね!をお届けしているうちに、雨飾高原キャンプ場に着いちゃいました。
笹平からだと2時間ですかね、無事に下山を完了しました!
雨降らなくて、ほんとに良かった。ひさびさ登山、満喫しました。
なにはともあれ、今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は妙高戸隠連山国立公園にある雨飾山の山行でした。
女神の横顔も見れたし布団菱も見れた!
残雪期も悪くないけど紅葉の季節も来てみたい!
何度も足を運びたくなるような、ステキな山でした雨飾山!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
次はどうか晴れますようにッ!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!