こんにちは。
今回は南八ヶ岳(赤岳・横岳・硫黄岳)の山行です。
困った時の八ヶ岳。どこか良い山ないかな〜?
低山は展望ないし、登りごたえがある、良い山どこかないかしら?
そんな時におススメなのが南八ヶ岳の赤岳、横岳、硫黄岳!
八ヶ岳ってほんと便利な山なのです。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
八ヶ岳最高峰の標高2899mの山。新日本百名山。山梨百名山、信州百名山、一等三角点百名山に選ばれています。
八ヶ岳で2番目に高い(知らなかった!)標高2829mの山。
標高2760mの山頂が広~い山。信州百名山です。
今回のコースと地図
美濃戸山荘から行者小屋へ向かい、文三郎尾根を経て赤岳(標高2899m)へ。その後、横岳(標高2829m)、硫黄岳(標高2760m)を縦走し、赤岳鉱泉、美濃戸山荘へと下る周回コースです。
八ヶ岳(2019年版) 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 (山と高原地図)
- 技術度 :
- 体力度 :
累積標高1700mオーバーの長い距離を登ります。がんばって登って行きましょう!
- 景観 :
南八ヶ岳が一望できますよ!
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車は、中央自動車道・諏訪ICからのアクセスですね。
- 標準コースタイム:9時間35分
- コースの距離:16.0km
- 最小標高: 1660m
- 最大標高: 2909m
- 累積標高(登り):1723m
- 累積標高(下り):1715m
登山記録
05:21 美濃戸山荘
天気は晴れ、たままだったら良かったのにな、の、のちくもり。
今日は何回目だよ!の南八ヶ岳にやってきました。
以前は美濃戸口(八ヶ岳山荘)から歩いたこともありましたけど、往復2時間はかなりつらい(とくに下山時がね)。
なんで、今日は車で、美濃戸山荘までやってきました。
この日はレンタカー・日産ジュークでやってきましたが、下すらないかとひやひやでした(結果、大丈夫でした!)。
と言うことで、美濃戸山荘からスタートです。
北沢・南沢の分岐点。
わたしはだいたい南沢から。
と言うのも、北沢って、アスファルトの道が途中まであるので山歩いている感じがしない。
ま、気分の問題だけなので、どちらから行っても問題なしです。
一応補足で説明しとくと、南沢経由は、行者小屋、赤岳、横岳、硫黄岳の順で周ります。
行者小屋から阿弥陀岳行って、中岳、赤岳と登っても良いけど、今日は阿弥陀は行きません。
そして北沢経由の場合ですけど、赤岳鉱泉、硫黄岳、横岳、赤岳の順(逆回りですね)。
赤岳鉱泉から中山乗越通って行者小屋に行くこともできますが、周回なら意味はあんまりないかな。
07:26 行者小屋
で、南沢経由で、山道、河原を登って行って、今日ひとつめのポイントですね、行者小屋に到着しました。
ちなみにこれは完全に余談な話ですけど、山歩いているとき、小屋が近づいてきたな!っていうときのバロメータとして、
- トイレの匂い
- 人の声
- 発電機?の音
とかありますよね。
やっと小屋だ~っていう安心感ではありますが、トイレの匂いでほっとするとか、われながら人として、ちょっとどうかと思っています。
行者小屋からは赤岳バッチリ見えてます。
そしてこれから、文三郎尾根登ってあそこに行きます!
コチラは文三郎尾根の途中から、中岳、阿弥陀岳を撮ってみました。
スゴイ迫力!カッコいい~!
文三郎尾根登っている途中で、振り返っての行者小屋。
人の足ってすごいですよね、ここまで登ってこれました。
(思った以上に高いところに来たもんだな~とわれながらに関心してます)
文三郎尾根からの横岳ですね。
今日もギザギザしてますね~。
あそこもあとで歩きます。待ってろ横岳あとで行くからな!
そうそう、文三郎尾根にはマムート階段ありました。
美濃戸山荘の駐車場にもステッカー?(旗?)があったような。
スポンサーだったりするんですかね?
そんなことを考えてるうちに、文三郎尾根登りきってた。
そしてこちらは阿弥陀岳!
手前には、目立たないけど中岳もあります(下から見ると立派なんだけどね~、中岳)。
それでは、赤岳最後の登りです。
がんばって登って行きましょう!
(写真は見事に逆光ですばい)
09:08 赤岳山頂
はい、と言うことで、こちらは赤岳山頂です。
山頂までに撮った写真が、見事にすべて逆光で、良いものないのでいきなり山頂(の写真)。
うまく撮るすべあるんだろうけどわたしの技術じゃまだそれはムリ(カメラ勉強しなきゃ!)。
そして、山頂人が多すぎて、どう撮っても人、入る。
仕方ないからこんな構図で撮ってみました(人はいらないように撮るとこうなった)。
こちらは、赤岳山頂からの権現岳。
うしろには編笠山かな見えていますね。
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09:17 赤岳山頂山荘
場所を少し移動して、こちらは赤岳頂上山荘。
ここでは少し、ご飯休憩とりました。
赤岳お次は横岳に向かって行きましょう。
それにしても、この景色は迫力満点!
横岳から硫黄岳、さらには天狗岳まで見えていますね!
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10:22 赤岳展望荘
赤岳山頂からしばらく下ると、赤岳展望荘に到着です!
ここは冬も、ちょっと営業してるので、いつかは泊まってみたいところ。
まっしろな雪化粧をまとった八ヶ岳で、朝日や夕焼けにそまった山々、見てみたいと思いません?
赤岳展望荘からちょっと下ったところから。
赤岳と赤岳展望荘。
なかなかいい絵が撮れたんじゃなかろうか。
赤岳から横岳までは、地蔵ノ頭までは下りです。
地蔵ノ頭からはまたまた登り、岩々な横岳行きまっしょい。
横岳は小ピークが続きます。
二十三夜峰、日ノ岳、鉾岳(ほこたけ)と、石尊峰(せきそんほう)に三叉峰(さんしゃほう)、無名峰に奥ノ院。
これ、テストで出ても、正解できる気がしない。
11:39 横岳山頂
アップダウンを繰り返しながら、横岳山頂到着です!
ほんと小ピークがたくさんあるので、どこに山頂標識あるんだっけといつも探してしまいます。
こちらは横岳にある大同心。
クライミングの人たちかしら、何人か登っているようですね。
(どうかしてるよほんとにスゴイ。。)
12:17 硫黄岳山荘
横岳山頂から40分ほどで、硫黄岳山荘に到着しました。
正面にはタルチョがあって、かわいく飾ってありました。
横岳のお次は硫黄岳なので、ここでちょっと英気を注入。
それではラストの硫黄岳、がんばって登って行きましょう!
ケルンを目印に、進むのです!
コチラは硫黄岳の火口ですね。
硫黄岳、山自体はなだらかだけど、火口付近は猛々しい。
12:59 硫黄岳山頂
そしてはい!
やっと着いたよ硫黄岳山頂!
登り始めてから6時間と30分。
赤、横、硫黄と制覇です!
コチラは硫黄岳山頂からの横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳!
雲がでてきて残念ですけどまとめて見ることできました!
(ちなみにですけど、南八ヶ岳一望するなら硫黄岳がやっぱりイイ感じ♪)
登ったら下までおりなきゃね。
硫黄岳からは、赤岳鉱泉に向かって下山です。
下の写真は赤岩の頭付近ですが、これまた独特の雰囲気です。
今日一日で、いろんな景色が見れちゃうなんて、なんてステキな場所なんだ!
(さすが八ヶ岳!)
赤岩の頭、登っていくのは次回以降で(笑)
写真だけ撮って行きましょう。
14:16 赤岳鉱泉
赤岩の頭からは、けっこうな急坂で、しかも樹林帯ときたもんだ。
樹林帯の下りは飽きちゃいますよね。。
でも油断大敵です。こんなときこそケガしやすいので集中集中!下りましょう。
そして、硫黄岳から1時間とちょっと、赤岳鉱泉到着しました!
赤岳鉱泉には、スゴイ煙突ありました。煙突あたりにお風呂があるのかな?
いまだ入ったことはないけどいつかは(赤岳鉱泉の)お風呂に入りたい!
赤岳鉱泉のアイスキャンディは、6月はさすがに溶けていました。
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15:48 美濃戸山荘
そしてその後、赤岳鉱泉からは北沢とおって美濃戸山荘。
合計10時間オーバーの山行でした!
なにはともあれ、これにて南八ヶ岳縦走完了!
今日も一日お疲れ様でした!
まとめ
今回は南八ヶ岳(赤岳、横岳、硫黄岳)縦走の山行でした。
いや~歩いた!絶景でした!
いつもだいたい同じコース歩いてますが(阿弥陀岳を行くか行かないかくらいの違い)、それだけ良いコースなんですってことで!
次回はオーレン小屋とか泊まりながら、北八ヶ岳からの縦走、行ってみたい!
(休みが取れるかわかりませんが)八ヶ岳もっと満喫したい!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
困った時の八ヶ岳!ほんとにほんとに良い山なのです!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!