こんにちは。
2020年山始め!今年もたくさん登りましょう!kara(@karalog2018)です。
今回は北八ヶ岳最高峰の天狗岳の山行です。
冬山としては2回目で、前回はガッスガス、東天狗岳登って無念の撤退。
今回の天気は・・・、正直微妙。
ヤマテン、てんくら、SCW。いろんな予報を見ましたが、10時あたりからならちょっと晴れるかな?
リベンジなるか?はたして結果は!?厳冬期・天狗岳のお話です。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
標高2646mの西天狗岳と、標高2640mの東天狗岳の2つからなる、北八ヶ岳最高峰の山です。日本二百名山、信州百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
唐沢鉱泉(標高1880m)から第1展望台、第2展望台を経て西天狗岳(標高2646m)・東天狗岳(標高2640m)へ。帰りは中山峠・黒百合ヒュッテを経て唐沢鉱泉へと下山する周回コースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
雪が少ない、と言われる2020年ですが、とは言え1月は厳冬期。しっかり冬山装備で行きましょう。
- 景観 :
北八ヶ岳と南八ヶ岳、どちらも見れる、最高のロケーション!(晴れてればね)
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車で、中央自動車道・諏訪南ICから唐沢鉱泉へアクセスしました。唐沢鉱泉への道のりは、この季節は路面凍結している可能性があります。スタッドレスタイヤだけでなくチェーンも準備していきましょう。
- 標準コースタイム:8時間35分
- コースの距離:9.4km
- 最小標高: 1863m
- 最大標高: 2647m
- 累積標高(登り):865m
- 累積標高(下り):855m
登山記録
06:54 唐沢鉱泉
おはようございます。
チェーンはじめてつけました。なにごとも練習大事。ぶっつけ本番でつけたので、30分以上かかりましたよ・・・。
暗闇の中悪戦苦闘しながらチェーンをつけて、やってまいりました唐沢鉱泉。
06:56 西尾根登山口・しゃくなげ橋
天気はどんより。予報の通り。
日がまだ昇りきっていないということもありますが、ちょっと心配な感じです。
ですがこれから晴れるはず!信じて天狗岳山行スタートしましょう。
まずは第1展望台まで。樹林帯をしっかり登ります。
霧氷の森を抜けていく。
ここは前回の夏の山行のときは蒸し暑かったのですが、冬はしっかり冷えてます。
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視界いっぱいに、南八ヶ岳の展望が!!
本来ならば、見えたハズなんだけど・・・
雲が多いねチラリズムです。山頂近くなれば見えてくるかな?
08:43 第一展望台
展望のない第1展望台。
ほんとうは展望最高なんですよ?今日だけなんです。今だけなんです。
第2展望台に望みをかけて、木々の間を進みます。
09:06 第二展望台
到着しました第2展望台。
真っ白ですね!?なんにも見えない(涙)
ここは本来ならば、赤岳・中岳・阿弥陀岳と、南八ヶ岳の名峰ずらり。
まぁ、こんな日もあるさと気持ちを切り替え西天狗岳山頂めざします。
とここで、神様からのプレゼント。
これから登る西天狗岳の、山容ちょっぴり見えました。
あれま。晴れたと思ったら真っ白に。。
気まぐれな、天候ですね~。
チラリズムの西天狗岳。
またまた青空広がりました。白い霧氷に青は映えるね!
このまま青が続いてほしい~。
西尾根最後の急登コチラ。西天狗山頂直下になりますね。
ここは森林限界をこえていて、大きな岩がゴロゴロある場所。
雪はうっすら残っている程度。
滑らないよう気を付けましょうね。
見えそで見えない南八ヶ岳。
いけずッ。
山頂近づくにつれ。
真っ白な世界へ(あれおかしいな?)。
09:56 西天狗岳山頂
まっしろしろすけ(そんなのいない)。
西天狗岳山頂到着です。
2020年最初の雪だるま。
なにはなくともつくります。
待てども待てども青空広がらず。
こればっかりは仕方がないさね。
東天狗に望みをかけて、ニシカラヒガシエ行きましょう。
ひさびさミスチル聞きたくなってきた。
あとで探してみようかな(Apple MusicかPrime Musicにならあるでしょう)。
ちなみにこの時の気温はマイナス7℃~マイナス11℃。
風もそれなりに吹いていて、かなり極寒な環境でした。
わたしのあたらしいカメラ、a7RⅢは本格的な雪山デビュー。壊れないかと心配でしたが意外と最後まで行けちゃいました(良かった)。
【朗報】a7R IIIくん、マイナス7℃〜マイナス11℃くらいの天狗岳でも一度も異常終了せず(バッテリー95%からスタートし、下山時40%でした。PeakDesignのキャプチャーでずっと外出しの状態です) pic.twitter.com/hMAluIupaz
— kara (@karalog2018) January 4, 2020
10:21 東天狗岳山頂
山頂標識と雪だるま。
察してください。景色のことは。
ほかに写すものがなかったのです。。
風があまりにも強いので、黒百合ヒュッテに退避しましょう。
快晴リベンジならず!残念ですが、ピークはちゃんと踏めました(よしよし)。
黒百合ヒュッテに向かう途中で、ちょっとだけ見えた東天狗岳。
天狗の奥庭、見えない北八ヶ岳。
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その後もどんどん下山をしていたら、まわりがなにやら明るくなってきました。
これはもしや!?と振り返ってみると、そこにはなんと青空が!
粘って撮った、太陽と天狗岳。
粘ったといっても10分くらいですかね。じっと雲が流れるのを待って、見えた瞬間にパシャリ!と一枚。
これが見れた、撮れただけでも満足です。
いや~、良いもの見れましたッ!
11:14 黒百合ヒュッテ
中山峠の分岐を越えて、黒百合ヒュッテに到着です。
なんか晴れて、来ましたね。やっぱり予報はあってたんですね。。
(遅いよ!というかうちらが早くですぎだよ!?)
12:08 黒百合ヒュッテ・再出発
黒百合ヒュッテで休憩したのち、唐沢鉱泉へと下山をしましょう。
ちなみにここでも雪だるま。大量生産しておきました(置き土産です)。
再びの樹林帯。こちらのルートはなだらかな道です。
アイゼンホイホイご注意を。
わたしは歩き方下手なんですかね、穴と言う穴にアイゼンの刃がひっかかちゃいます。。
天狗の木漏れ日。ふつくしい。
下って下って鉱泉源泉♨。
雪と見事にあいまって、これまたなんともふつくしい・・・。
13:36 唐沢鉱泉
冬はアブがいないからいいですねッ!
夏はアブから逃げるように車に駆け込みましたが(あれはひどかった・・・)冬はゆったり到着、唐沢鉱泉。
何はともあれ下山は完了。今日も一日お疲れ様でした!
まとめ
今回は北八ヶ岳の最高峰!厳冬期・天狗岳の山行でした。
快晴のピークハントはならず!でしたがあの幻想的な真っ白な景色はたまには、まあアリですね(「たまには」ですよ?)。
それと今回は、結果としてSONY a7RⅢが厳冬期の雪山でもバッテリー切れ起こさず最後まで使える、ということが実証できたので、これはこれで朗報でした。
次回来るなら、アブがいない雪山ですかね~。
しらびそ小屋とか白駒池とかそっちの方にも行ってみたい!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
2020年初登り!怪我無く下山!えがったえがった!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!