秋の名残を求めて・日向大谷口から両神山日帰り登山

 

両神山の秋

 

[山域] 秩父・武蔵・多摩 [CT] 6時間21分 [距離] 12.9km [登り] 1166m [下り] 1172m [日程] 日帰り

こんにちは。kara(@karalog2018)です。前回に引き続き、2020年の山行記録。いったいいつになったら2021年に突入するのか。自分でも心配になってきていますが、のんびり行くとしましょうか。と言うことで、今回はタイトルにある通り、両神山。奥秩父にあるクサリ場が有名なお山です。季節は11月、紅葉も大分終わりかけ。少しでも残っていたら良いなとはじめてですね、日向大谷口。表参道コースを登ってきました。

 


 

両神山・日向大谷口下の駐車場

日向大谷口、両神山荘脇からスタートします。

両神山・日向大谷口両神山・両神神社里宮(観蔵院)の鳥居を越えて

両神神社里宮(観蔵院)の鳥居を越えて

両神山・両神神社里宮(観蔵院)両神山・朝日に染まる登山道

朝日に染まる登山道

両神山・晩秋、朝の両神山両神山・紅葉と朝日

紅葉と朝日。うつくしい。

両神山・両神山のモミジ

 

表参道から両神山

 

両神山荘下、10分くらいのところですかね、の無料駐車場に車を停めて、今回の登山はスタートしました。表参道のこのコースは、薄川(すすきがわ)沿いを登り、途中会所、清滝小屋、富士見坂と経て山頂に至るコースです。いつもの通り、日が登りはじめたころにhirooneと登山開始したのですが、両神神社里宮(観蔵院)から会所までの道のりが、朝日のおかげもあってか美しいこと美しいこと。正直クサリ場が多くて樹林帯で、展望が良いと言うよりはアスレチックなキツい山。と言うイメージしかなかったのですが、のっけから良い意味で裏切られました。

 


 

両神山・一心行者像

苔むした一心行者像

両神山・会所。七滝沢を渡ります。

会所。七滝沢を渡ります。

両神山・荒沢不動

 

信仰の山、両神山

 

イザナギ、イザナミを祀っているから両神山。その由来からもわかるとおり(※由来は諸説あります)、この両神山は信仰の山でした。とくに表参道のこのコースは、石仏、石碑、丁目石などたくさん設置されていました。登山口入ってからすぐには両神神社里宮(観蔵院)がありますし、観蔵行者や一心行者、覚明行者に妙に真新しい荒沢不動などなど。八海山と言う標識のそばには大頭羅新王の像や、井戸の近くには弘法大師。これキチンと調べるだけでブログ1記事書けそうですね。時間があったら調べてみましょう(いまはイザナギ、イザナミって天皇の祖先、日本つくった神様だよね?くらいの知識しかありません)。

 


 

両神山・薄川(すすきがわ)コース

薄川(すすきがわ)をひたすら登る。

両神山・薄川(すすきがわ)沿いをひたすら登る。

両神山・木の根。足をとられないように。

スゴイ木の根。足をとられないように注意しましょう。

両神山・見えてきた清滝小屋

見えてきた清滝小屋

両神山・想像以上に大きな清滝小屋

想像以上に大きな山小屋。

両神山・清滝小屋はトイレも立派。トイレのうしろにはベンチ、テーブルもあります。

トイレ(右の建物)も立派。トイレのうしろにはベンチ、テーブルもありました。

両神山・清滝小屋

 

立派な立派な清滝小屋(避難小屋)

 

会所を越えたあたりからは徐々に高度をあげて行きます。すぐ傍にあった薄川(すすきがわ)がかなり下に見えてきたり、また途中、すべりやすそうな、そのまま川に落ちそうな場所もあったので、注意しながら登ります。白藤の滝の分岐を越えて、20分くらいでしょうか。清滝小屋が見えてきました。現在は避難小屋と言うことですが、ビックリするくらい立派な小屋で。「よくもまあこんなところにこんなしっかりした小屋を建てたものだ」と感心することしきりです。テント場もあるそうなので、テン泊デビューにも良さそうですね!

 


 

両神山・清滝小屋裏から鈴が坂へ

清滝小屋裏から鈴が坂へ

両神山・産泰尾根(産体尾根)

産泰尾根(産体尾根)

両神山・富士見坂

富士見坂

両神山・両神山と言ったら、なクサリ場もあります

両神山と言ったら、なクサリ場も(十分ご注意を)

両神山・両神神社本社

両神神社本社

両神山・秩父ならではの狛犬(ニホンオオカミ)

秩父ならではの狛犬(ニホンオオカミ)

両神山・両神御嶽神社本社

両神御嶽神社本社

両神山・両神御嶽神社本社、龍が彫られた見事な欄間

 

鈴が坂、富士見坂、両神神社

 

清滝小屋裏から鈴が坂。つづら折りの急登を登ります。途中で産泰尾根(産体尾根)と合流しますが、ここは今は通れないのかな?上級者向けの七滝沢コースとの合流地点です。ここから先は、両神山「ならでは」のクサリ場が登場。しっかり安全確保しながらひとりひとり登ればそこまで危険じゃありません。とは言え、下に人がいたりするので落石には十分注意しましょう。と言うのも実はこの時、上から降りてきた人が石を落としてしまって、「ラクーっ!」と。声に気が付いたときには目の前をこぶし大の石が落ちて行き。声掛けしてもらったおかげもあって、だれも怪我をすることはありませんでしたが(ものすごく謝られました、大丈夫でしたからね!)声掛けは本当に大事だなと実感した一日でした。そして登り続けて両神神社。こちらも秩父「ならでは」のニホンオオカミの狛犬。わたしとしては武甲山につづいてですかね。シュッとしたスタイルがステキです。

 


 

両神山・山頂近くの仏像

神社先にも仏像が。どなた様でしょうか。

両神山・小さい秋

「小さい秋」みつけた。

両神山・山頂(剣ヶ峰)へ

山頂(剣ヶ峰)へ向かいます。

両神山・両神山(剣ヶ峰)山頂

両神山(剣ヶ峰)山頂。空が青い!

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両神山山頂(標高1,723.5m)

 

両神神社までの登れば、あとはそこまで登りはありません。木々の間から剣ヶ峰がチラっと見えたり、ビクトリーロードを満喫しましょう。空は秋晴れ見事な青空!九死に一生を得た(大袈裟)からでしょうかなんだか空がまぶしいな。

 


 

両神山・山頂からの展望、八丁峠へと至る稜線

八丁峠へと至る稜線が見える。

両神山・山頂方位盤

山頂方位盤

両神山・山頂からの展望(西側)

山頂からの展望

両神山・山頂からの展望、産泰尾根を望む

産泰尾根を望む

両神山・山頂から清滝小屋へ下山

山頂から清滝小屋へと下山します。

両神山・両神清滝小屋

両神山・弘法之井戸、岩の上には弘法大師

弘法之井戸、岩の上には弘法大師

両神山・紅葉と差し込む光

紅葉と差し込む光

両神山・両神山の紅葉

両神山・無事帰ってこれました。両神神社里宮。

無事帰ってこれました。両神神社里宮。

両神山・両神山荘

 

秩父三山・両神山

 

両神山山頂からは秩父の景色を満喫し。石落とさないよう気を付けながら、来た道ピストンで戻ります。ちなみに両神山は日本名山でもありますが、秩父三山にも数えられており。両神山・三峰山・武甲山の三山ですね。まだ三峰山は登ったことがないので、いつかコンプリートしたいですね。

 


 

両神山・秋の名残を求めて

 

秋の名残を求めて

 

いま思い返してみると、前半の紅葉がすばらしかったり、たくさんの仏像が見れたり。落石あったり、オオカミに会えたりと、いろいろあった山行でしたね。八丁峠からのからのスリリングな山登り(もはやクライミング?)も良いですけど、個人的にはこちらのコースの方が満足度は高い。白藤の滝を見事に今回はスルーしちゃったので、次回は寄って見てみたいです。ちなみに、何度もくどいようでスミマセンが、とは言えクサリ場ありますし(落石もね)、標高差1000m以上ある山なので、安全登山で行きましょう!

 


 

今回使用したカメラとレンズ

 

 

 

両神山・両神山の秋
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