5月残雪の尾瀬
[山域] 北関東 [CT] 6時間7分 [距離] 11.4km [登り] 924m [下り] 927m [日程] 日帰り
ご無沙汰しております。kara(@karalog2018)です。気づいたら早いものでもう4月、「今年は雪が多いぞ」なんて悠長に構えていたらあっという間に残雪の時期になっていました。さすがにこの季節になると例年と雪の量は変わらないんですかね。とまあ話がしょっぱなからずれていますが今回は(も?)今年2022年の話ではありません。1年前、2021年のGWに登った尾瀬、至仏山のお話です。尾瀬は2年前の夏にはじめて登り、それ以来紅葉の時期に1回と計2回登っているわけですが、どうせなら白い尾瀬も見てみたいよね!と言うことで今回は残雪の尾瀬行ってきました。結論から言うと「やっぱり尾瀬はすばらしい」。期待を裏切らない景色がそこにはありました。
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は行きたい行きたいとずっと言い続け、やっと来ることができた尾瀬(至仏山・尾瀬ヶ原)のお話です。尾瀬はシーズンオフがあるために(10月下旬〜6月下旬頃、詳しくは尾瀬保護財団ホームページ[…]
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は2回目の尾瀬。しかも念願の「紅葉の尾瀬」、行ってきました。前回は至仏山を登ったので今回は燧ヶ岳(ひうちがたけ)を。福島県側、御池登山口から燧ヶ岳を登り、長英新道をつかって尾瀬沼へ。[…]
6:00AM 鳩待峠。今日もhirooneさんと登山開始。
オヤマ沢田代
と言うわけでGWの尾瀬、残雪の尾瀬なのですが鳩待峠からスタートします。正確には尾瀬戸倉から乗り合いタクシーにのってここまできたのですが、そのあたりの駐車場や交通情報については、以下URLやほかの方のSNSなど参考にしてみてくださいね。サイトの時刻表だと7時50分始発とありますが、「多客時には、ダイヤに関係なく増発を行う。」がキモで、わたしたちは6時には鳩待峠、着いちゃいました。尚こちらも補足情報とはなりますが、2022年は4月22日(金)10:00から5月連休最終日までが残雪期登山できる期間(予定)とのことなので、今のうちから予定立てておくことおすすめします。「気づいたら登れる期間が終わってた!」なんてこと充分ありえますからね(苦笑)。で、話は戻って鳩待峠、今回登る至仏山なのですが、前回は8月、夏山の時期に同じく鳩待峠から登っています。その時は、鳩待峠から山の鼻→至仏山→小至仏山→オヤマ沢田代→鳩待峠と言う周回、反時計回りのコースを行きました。今回はその逆を行ってみよう!と言うことで、時計回りですね。鳩待峠からまずはオヤマ沢田代を目指します。
オヤマ沢田代から見た小至仏山
小至仏山ラストスパート!
小至仏山頂
小至仏山頂(標高2,162m)
鳩待峠からはまずはブナ林のゆるやかな坂を登ります。至仏山は山体が蛇紋岩でできている(岩手県の早池峰山と同じですね)、植物が生育しにくい成分でできているということで、森林限界が1,700mと低いんですね。だからか展望が割とすぐ開け、小至仏山、至仏山の稜線を見ながら登っていけます。スタートから1時間30分くらいですかね、登っていくと、目の前には広い雪原が。コチラがオヤマ沢田代になりますね。広い雪原の白さと空の青さが小至仏山を引き立たせ、なんともすばらしい景観でした。オヤマ沢田代からはしばらくは広い雪原をフラットに歩きます。しかしそこは山、いくら「小」至仏山と言ってもしっかり登ります。途中、小至仏山に登らず至仏山に直接向かうトラバースの道がありますが、きつくてそっち行っちゃおうかしら?と思ったくらいの登り坂。天気が良すぎて暑すぎた、というのもありましたが、このあたりからバテはじめました(苦笑)。
こんにちは。花の名前を覚えたい今日この頃。kara(@karalog2018)です。まず、先にお詫びいたします。今回のタイトル、「東北遠征2日目・高山植物と蛇紋岩の早池峰山を登る(小田越から)」ですが、ちょっとしたタ[…]
小至仏山から見た至仏山
手前のピークが小至仏山。奥には赤城山、武尊山
と思ったら山頂はもうちょっと先でした(写真右のひとだかりのところ)
至仏山頂(標高2,228m)
小至仏山を登り切ったらお次は本命、至仏山。山あるあるな一旦くだっての登り返し。コースタイムでは45分、実際も40分くらいで登ったわけなのですが、すごく長く感じた登りです。「これを登ったらあとくだるだけ」と心に念じながらの牛歩の歩み。広い尾根なので危険個所はないのですが、油断しているときが一番危ない。じっくり確実に登りましょう。そしてなんとか到着、至仏山。これで夏山も雪山も2つの季節で登頂完了です。夏とはまた違った雰囲気と展望で、あらためて尾瀬のすばらしさを実感できました。と言うことで今更ですが簡単に山頂からの展望をご紹介。最初は西側。谷川連峰から巻機山までと新潟の山々を一望できます。北側も引き続き新潟の山ですね。越後三山の中ノ岳に越後駒ヶ岳などなど見渡せます。東側は尾瀬ヶ原、会津駒ヶ岳、燧ヶ岳で、すこし視線を南東に向けると日光白根山も見えていました。南側、小至仏山のうしろにはどっしり貫禄の武尊山や、赤城山などの群馬の山々。さすがに春めいていてかすみがちな空ではありましたが、360℃、遠くまで見通すことができました。
こんにちは。kara(@karalog2018)です。みんな大好き谷川岳。いつ訪れてもすばらしい景色を見せてくれるわたしも大好きなお山です。特に冬、雪の谷川岳は格別で。なんだかんだで毎年必ず登っています。この山行は2020年12月。雪山谷川[…]
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は4月(残雪期ですね)に登った日本百名山のひとつ、巻機山(まきはたやま)のお話です。前回はミツマタが白い綿毛をつけたころ、6月の山行だったのですが、雪のある巻機山 […][…]
こんにちは。今回は、去年12月に吹雪いて撤退したきりだった、日光白根山リベンジの山行です。コースとしては、丸沼高原スキー場の日光白根山ロープウェイを使ってそこから周回。前回行けなかったコースを歩いてきました。[…]
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は2月、厳冬期に登った群馬県にある武尊山(ほたかやま)のお話です。この武尊山、雪山はじめてから毎年谷川岳とともに必ず登っているお山。去年2020年には、武尊山の手前にある剣ヶ峰山が標[…]
至仏山山頂から見た尾瀬の山々。ふつくしい。
残雪期限定の下山ルート(至仏山~山の鼻)、くだります。
結構な急斜面が続くので、めんどくさがらずアイゼンつけたりはずしたりしましょう。
続々と山の鼻から登ってくる登山者たち
尾瀬ヶ原散策
残雪期限定のくだり道。至仏山から山の鼻、尾瀬ヶ原
「残雪期限定」。毎度のことながら「限定」に弱いわたくしです。尾瀬、至仏山にも「限定」はありまして、それがこちら「至仏山から山の鼻への下り道」。残雪期以外の時期は、植物保護の観点で「登り専用」になっているのです。なので、「下り」として使えるというのが「残雪期限定」。この限定を使うために、今回反時計回りではなく時計回りで歩いてきました。そしてどうだった?と結論を。ぶっちゃけ言うと「どっちでもお好きな方を歩いてください」。ですね(笑)。どのみち同じところを歩くので、展望はまったく変わりません。しいて言うなら時計回りに進んだ方が、尾瀬ヶ原、燧ヶ岳を見て歩く時間が長い、その景色をより楽しむことができる、ですかねぇ(登りで使うと振り返らなければならないので)。ただ逆に、後ほどお話しますが山の鼻降りてからの鳩待峠までの「登り」がだるいことだるいこと。まとめると景観的な観点からなら、特別感もある今回の時計回りを。体力的な面から言うなら夏山と同じ反時計回りをおすすめします(と言っても本当にあまり変わらないですけどね(苦笑))。
鳩待峠から戸倉へと
ではい。尾瀬のすばらしい景色を堪能したあとは、下山せにゃなりません。山の背からの鳩待峠。下山なのに「登り」です。ほんとうにここは蛇足です。残雪期だから、標高山頂よりも低いところだからか雪ズブズブで。アイゼンはいらない。でもところどころいやらしい雪がついている。しかも至仏山のラストスパートで登り終わりだと思っていたから完全な不意打ち。そういえば夏山、最初はいっきに下っていたなぁ、、なんていまさらながらに思い出しました。しかし登らなければ帰れない。ということで、暑い中、ぐちぐち言いながら登りましたとさ。
オヤマ沢田代、小至仏山と雪だるま
尾瀬、至仏山の雪だるま
と言うことで、最後の最後でやられましたが、山自体は大満足!のひとことで、とても良い山行となりました。そうそう、前回の立山では作り損ねましたが、尾瀬ではしっかりつくっています。オヤマ沢田代に小至仏山、至仏山山頂ももちろんですね。見かけた方はお邪魔(お目汚し)しました。どうぞこれからごひいきに。ということで尾瀬にも雪だるま、初登場です!
今年じゃありません。去年の記録。GWに登った残雪の至仏山の山行です。ブログに詳細記載していますので、よろしければ…
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6