5月、茅ヶ岳(かやがたけ)登山
[山域] 秩父・武蔵・多摩 [CT] 4時間46分 [距離] 8.8km [登り] 1107m [下り] 1107m [日程] 日帰り
忘れたころにブログを更新。ご無沙汰しております。kara(@karalog2018)です。突然ですがみなさん、4月後半から5月、6月、7月と梅雨明けるくらいまで、どこの山登りに行こうかな~?なんて悩んでいたりしませんか?わたしはいつも悩んでおりまして。アルプスなどの高山は、もっと前、雪がたっぷりある季節は良いのだけれど、4月から7月くらいは中途半端に雪がある。まだまだ初心者なわたしにとっては少し難易度の高い山行です。とは言え低山はちょっと飽きたし、体力維持を目的に丹沢、奥多摩も良いのですが、毎回そこもさすがに飽きる。と、そんな中、われらが相棒hirooneさん。見つけてきました「茅ヶ岳(かやがたけ)」。聞いてみれば「深田久弥先生終焉の地」とな。日本百名山を踏破したいわたしにとっては避け通れはしない山。これは行くっきゃないでしょう!と茅ヶ岳登りに行ってきました(去年5月末ごろの山行です)。
茅ヶ岳、深田公園入口からスタート
茅ヶ岳、深田公園入口、男坂から
中央道で八ヶ岳へと向かう途中、「お!ヤツが見えたぞ!」と思ったら違った、なんて経験があるならそこはおそらく茅ヶ岳(かやがたけ)です。「ニセ八ツ」なんて言う不名誉(名誉?)な呼び名もある、遠方からの景観が八ヶ岳にそっくりなお山です。場所も絶妙に八ヶ岳に近いので勘違いしちゃうんですよね。ホンモノ八ヶ岳であれば、中央道なら小淵沢や諏訪南ICからでしょうか(最近ご無沙汰なのでうる覚え)。茅ヶ岳の場合はその手前、韮崎ICで高速をおり、登山口のある深田記念公園(駐車場あり)へと向かいます。深田公園はその名の通り、深田久弥先生にちなんだ公園。毎年4月第3週日曜日には深田祭なんてのも開かれるそうなので、いつか行ってみたいですよね。そして深田公園についたら早速茅ヶ岳登山、開始しましょう。今回の深田公園からのコースは大きく分けて2つのコースが選べます。と言ってもそこまで大差はないのですが、まずは西側、女岩、深田久弥先生終焉の地のあるコースです。女岩があるということで「女坂」と便宜的に呼んでみます。そしてもう一方は東側の尾根、こちらは今回わたしたちが登りにつかったコースですが、ずっと急登なワイルドな尾根。こちらは奥多摩や奥秩父のよくある急登ですね。女坂の反対なので男坂とでもしておきましょう。ちなみにこの女坂、男坂の分岐、舗装された道、車道のところから分岐しているのですがすこしわかりづらい。車道最初にあるのが女坂への道で、そのまま車道を歩いて少し先に行くと男坂への道がありますのでご注意ください。
標高1703mの茅ヶ岳の登山道入口にある公園。『日本百名山』の著者である深田久弥氏が茅ヶ岳…
急登が終わらない。ペース配分気を付けましょう。
ヤマツツジかな?レンゲツツジかな?
茅ヶ岳山頂標識、うしろに見えるのは金ヶ岳かな?
茅ヶ岳山頂(標高1,704m)
一面緑の、まぶしいくらいの新緑の急登を登ること約1時間と30分。ときどきまっ赤なヤマツツジ(レンゲツツジではないはず)の花を見つけながら、黙々と登っていたら茅ヶ岳山頂到着してました。山と高原地図では男坂のコースタイムはのっていないので詳細はわかりませんが、女坂は2時間20分とあるのでだいぶ巻いてきちゃったんじゃなかろうか。ひさびさの登山だったというのと、正直景観がないので淡々と登っていたらこうなりました(苦笑)。はじめはゆっくりくらいが良いですね、次回からはペース配分気を付けましょう。そして話は戻って茅ヶ岳山頂。こちらは360℃のパノラマです。まずは南西。鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、南アルプス一望できます。そして南東の方角にはわれらが富士山。北西にはこれから向かう金ヶ岳や、ホンモノ八ヶ岳の山々見えています。最後に北東、こちらは奥秩父の山々ですね。金峰山に瑞牆山、山頂についてから雲が増えてしまった&かすみがちな空でしたが見つけることができました。
こんにちは。前回更新からだいぶ時間が経ってしまいましたが、って前回もこんなブログのはじまりでしたね。まあ気にせず続けて、ハイ。今回はですね、南アルプスにある日本百名山・甲斐駒ヶ岳のお話です!実はこの山行、平成最後の登[…]
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こんにちは。kara(@karalog2018)です。ようやく。ようやくです。長い自粛生活を終え、記念すべき第一弾となる山は、金峰山。奥秩父の盟主、蔵王権現を祀る信仰の山でもありますね。カメラを持つのも久しぶり。そもそも、山[…]
茅ヶ岳山頂から見た富士山
石門くぐり
下っては登っての繰り返しです。
標識が渋滞している金ヶ岳山頂
金ヶ岳山頂(標高1,764m)
この日は茅ヶ岳ともう一つ。おとなり金ヶ岳(かながたけ)にも登ってきました。茅ヶ岳から往復2時間くらいですかね。少し細い尾根、くだっては登ってのプチ縦走です。こちらの道も変わらず木々に囲まれた道となりますが、途中からは富士と茅ヶ岳のツーショットが撮れる場所や、石門、観音峠の分岐などちょこちょこポイントありました。金ヶ岳山頂は茅ヶ岳に比べると展望はあまりありません。先ほど言った富士と茅ヶ岳のツーショットが撮りたい!や、茅ヶ岳単品だと少し物足りないな、などあった場合は足を延ばしてみるのもよろしいのかなと(われわれは後者でした)。
茅ヶ岳と富士
再びの石門くぐり
深田久弥先生終焉の地
金ヶ岳山頂から茅ヶ岳山頂。深田公園への下山は登りとは違う道、女坂、女岩のあるコースを使いました。目的はもちろん深田久弥先生の終焉の場所。山頂から少しくだったところにひっそりとその場所はありました。あたらしいお供え物もあったりと、愛されてますね、久弥先生。わたし日本百名山の本ももっているのですが、実はまだ読み切れていなくて。先生のことも知っているようであまり知らない。世の中便利なもので、wikipediaなんなりでいろいろと深田久弥先生のこと、あらためて調べてみたのですが。正直に言うと「なかなかヒドイ」。小説焼き直しの話や道ならぬ恋、いわゆるゲスなんじゃないか?とも思えるのですが、山好きフィルターがあるからかなんだか憎み切れないんですよね。まあ人には良い面も悪い面もあるので、あとで文面だけで判断しちゃいけないですよね。わたしにとっては日本百名山というすばらしいものを残してくれた、やっぱり偉大な人、ということで良しとしましょう。
日本百名山
「深田久弥先生終焉の地」からは女坂を下って深田記念公園へ。男坂に比べると直登ではなく、くねくねと坂を歩きます。途中女岩という場所があるのですが、崩落のためか通ること(見ること)できず。女岩付近からは沢沿いの道のような場所をひたすら下り、車道、もとの道へと合流しました。お昼ごろには下山でき、ちょっとだけ寄り道。深田公園。寄り道と言っても本当に登山口から歩いて5分程度なので、寄ってみると良いと思います。とくべつすばらしい景観が見える、などはないのですが、深田久弥先生の言葉「百の頂に百の喜びあり」の碑などがありますし、折角ですしね、ぜひ行ってみてくださいね。と言うことで、今回は深田久弥先生終焉の地、茅ヶ岳でした。日本百名山は今わたしは「74/100座」、茅ヶ岳も選ばれている二百名山だと「92座」ですか。二百名山は深田久弥先生が選んだものではないですが、まだまだ長く楽しめそうです。登山をやりはじめたころは躍起になって百名山踏破を狙っていましたが、いまはのんびり、でもいつかは全部登れらたらということで、わたしなりの喜び、楽しみ見つけながら登っていけたらと思います。
ご無沙汰しております。1年前の記録ですが、5月末に登った茅ヶ岳です。日本百名山を登っている身としては一度はご挨拶に行…
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6