2021年登り初めは雲取山
[山域] 秩父・武蔵・多摩 [CT] 7時間24分 [距離] 21.7km [登り] 1440m [下り] 1443m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。2021年も気付いたら7月、もう半年も経っていました。はやいですよね。今回はなんと、2021年初登山となる東京都最高峰の雲取山のお話です。1月頭に登っていたものの、なかなかブログ化しておりませんでした。そして今回の雲取山は前回登った時から実に2年ぶりの山行です。前回は忘れもしない2019年3月31日、奥多摩小屋最後の営業日の日の山行でした。奥多摩小屋がなくなり、自分の中でも雲取山に対するモチベーションがめっきり減っていたのですが、昨年ですね、なぜかわたしたちは松本の映画館で見たのですが、鬼滅の刃の劇場版が公開されて、その中に雲取山が出たとかでないとか。ミーハーっぽい行動で少々恥ずかしいのですが、久々登山と言うことで、雲取山に行ってきましたよ。
釜場タワ
雲取山の夜明け
朝日差し込む登山道
平将門 逃走ルート
それでは早速おはようございます。2021年一発目にお届けするのはコチラ、雲取山でございます。メンバーは年が変わってもかわらない、いつものhiroone宜しくお願いします。1月と言うこともあってか、小袖乗越(権現平)の駐車場はガラガラで、そこから今日はスタートします。本来であれば登山口の写真を撮ってアップするのですが、本日はなんと、撮り忘れ。最近動画もはじめてしまいまして。そちらに夢中になっていたら写真を撮るの、忘れてました。という事なので文章でがんばってご紹介できればと思うのですが、道ははじめは小袖山と赤指山の間を縫うように、雲取山方面へと進みます。基本樹林帯の目立った印がなかった道なのですが、何年か前からか「平将門逃走ルート」として看板が立てられており。こちら登山口手前から七ツ石山を越え、ブナ坂(ブナダワ)のあたりまで続くのですが、10分の〇で表示されているため目印として非常に役立ちますね(立ててくれた方、ありがとうございます)。
七ツ石小屋
七ツ石小屋からは富士山が見えますよ
七ツ石小屋にある古い山頂標識たち
七ツ石小屋
堂所からは緩やかだった登り尾根が、徐々に角度をあげていき、七ツ石山へと続きます。途中七ツ石山を巻くか登るかの分岐がありますが、わたしたちは七ツ石小屋、七ツ石山を登る方を選択しました(巻く道は下山時に使いましょう)。そしてお久しぶりです七ツ石小屋。ここは奥多摩小屋がなくなってしまったので、雲取山でテントが張れる数少ない山小屋となりました。雲取山荘にもテントは張れるはずなのですが、いかんせん鴨沢から、と考えるともう雲取山山頂越えておりまして(笑)。丁度良い場所、と言ったらこの七ツ石小屋になるのではないかと。ただしコロナ禍、と言うのもありますし、もともとテント張れるスペースもそこまでないので夏は相当争奪戦になるのでしょう(当面わたしたちは日帰りになると思います)。
七ツ石神社
安全祈願・健康祈願
七ツ石山山頂
七ツ石山からの展望
七ツ石山山頂(標高1,757m)
七ツ石小屋から少し登ると、七ツ石神社がありました。このご時世ですので、「安全登山」「健康祈願」をしましょうか。そこからさらに先に進むと本日のピークひとつ目となる七ツ石山山頂到着です。それにしても今日は1月とは思えないほど雪が少ない。前回は3月でしたけれど、もっと雪がありました。わたしの趣味が雪だるまづくりなので、雪が少ないのは死活問題なのです。ちなみに、これはちょっと余談になるのですが、七ツ石山から奥多摩駅まで続く石尾根、ここに六ツ石山がありますが、一ツ石山や二ツ石山などは見かけたことがありません。どなたかご存じの方いらっしゃれば教えて頂ければと。
平将門迷走ルート終点
防火帯の稜線
雲取山と言ったらなダンシングツリー発見です。
五十人平のヘリポート
奥多摩小屋跡
七ツ石山山頂に雪が少ない、と言ってもまったく雪が「ない」わけではない。むしろ微妙な雪の量の方が、アイゼンをつけるのかチェーンスパイクをつけるのか。はたまたそのままツボ足で進むのかと、判断迷って危ないですね。わたしたちは七ツ石山山頂からブナ坂(ブナダワ)のあたりまで結構な急坂のため、(念のため)チェーンスパイク履きました。ブナ坂のあたりでは、平将門迷走ルート終点の標識が待ち構え(丁寧にもエピローグ付き)、雲取山らしい防火帯の稜線、ダンシングツリーと越えて行きます。さらに進めば五十人平のヘリポート(うろ覚えですが、昔は混雑時このあたりまでテントがあった気がします)があり、そこをくだれば奥多摩小屋跡がありました。きれいに建物もなくっていますね。ちょっと寂しい今日この頃です。
こんにちは。今回は3月末の雲取山の山行です。いつもは5月以降、夏に登ることが多い雲取山。今回この時期に登ろうと思ったのは、雪のある雲取山を見てみたい!と言うことと、この3月末日で閉鎖してしまう奥多摩小屋に、別れを告げ[…]
ヨモギノ頭
このヨモギノ頭をずっと小雲取山山頂だと思っていました。
ヨモギノ頭、小雲取山、飛龍山
奥多摩小屋跡からはまた急登がはじまります。まず最初のピークを登り切るとそこはヨモギノ頭と言うところ。わたしはこのヨモギノ頭をずっと小雲取山山頂だと思っていました(お恥ずかしい)。では実際の小雲取山山頂はどこか?と言いますと、このヨモギノ頭からさらに登った先、今歩いている石尾根縦走路と宮田新道と雲取山山頂への道と、3つの地点が合流するところ。丁度その分岐の標識があるあたりが小雲取山山頂にあたるそうです。わたしは完全に油断しておりまして、その写真は一枚も撮っておりません(苦笑)。小雲取山山頂から雲取山山頂までの道からは、西側、進行方向左手に飛龍山(大洞山)が良く見えます。さらに南西の方角には富士山も見えてくるので、是非とも探してみてくださいね。
雲取山山頂への最後の登り
山梨百名山・雲取山(山梨側の山頂標識)
日本百名山・雲取山(東京側の山頂標識)
2021年も雪だるまを宜しくお願い致します。
雲取山山頂避難小屋
雲取山山頂(標高2,017m)と雪だるま
標高2,017m。日本百名山のひとつであり、花の百名山のひとつにも選ばれている雲取山山頂、到着です。ほかにも「新」百名山シリーズにも選ばれていますが、数えだすとキリがない。それだけ良い山である証拠と言うことで(笑)。この雲取山は、東京側の山頂標識と山梨県側の山頂標識と2つあります。鴨沢側から登った場合はまずは山梨県の山頂標識があり、避難小屋の反対側に東京都の山頂標識が立っていますね。雪は、と言うと、少し北側だからでしょうか、それとも避難小屋の陰になるからでしょうか、東京都側に少しだけありました。と言うことで早速2021年雪だるま、作成させて頂きました。すでにSNSなどにはいくつも写真をアップしていますが、今年も雪だるま、宜しくお願い致します!(すでに7月なので、雪だるまシーズン終わっているのですが、それはご愛敬と言うことで、、年末また作り始めるので、それまで温かく見守って頂ければと)
雲取山山頂から下山しましょう
いつかは。飛龍山
途中にあったパワーストーン
青空とダンシングツリー
ブナ坂付近から見た七ツ石山。帰りは巻いて下山しました。
鬼滅の刃・聖地巡礼「雲取山」
山頂で雪だるまを心ゆくまでつくりきったら、雲取山山頂から下山をしました。2021年1月、厳冬期と呼ばれる時期ですが、本当に今年は雪が少ないですね。とくに暖冬と聞いた覚えはないのですが、ここ何年かは雪だるまにとって不毛な時期なのかもしれません。そうそう最後に、2021年の雲取山ならではと言うことで。冒頭にも少しお話しましたが(タイトルにも入れていますね)、「鬼滅の刃」。コチラ主人公の炭治郎と、その妹の禰豆子の出身地が雲取山と言うことで、聖地巡礼の場所になっているようです。小袖の駐車場のあたりも顕著でしたね。登山ポストや旗などが、緑と黒の市松模様(笑)。さすがに1月雪山の時期なのでそう言った「いかにも」と言った方はいませんでしたが、どうせ行くならしっかり計画と準備を練って、山を楽しんで、さらには好きになってもらえれば良いですよね。
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6