こんにちは。
今回は川苔山、一杯水避難小屋、長沢背稜からの雲取山・2泊3日テント泊(前編)です。
川苔山から日向沢ノ峰、蕎麦粒山と、奥多摩まんきつコースです。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
川乗山とも書く、東京と埼玉県の県境近くにある標高1363.2mの山。花の百名山です。
標高2017.1mで東京で一番高い山ですね。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山、山梨百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
1日目(一杯水避難小屋):川乗橋(標高430m)→川乗林道→百尋ノ滝→川苔山(標高1363.2m)→日向沢ノ峰→蕎麦粒山(標高1472.8m)→一杯水避難小屋
2日目(雲取山荘):一杯水避難小屋→天目山(三ツドッケ)(標高1576m)→酉谷山(黒ドッケ)(標高1718.3m)→芋ノ木ドッケ(標高1946m)→雲取山荘
3日目(雲取山、鴨沢):雲取山荘→雲取山(標高2017.1m)→奥多摩小屋→堂所→鴨沢
- 技術度 :
- 体力度 :
総距離45.1km。4000m登って4000m下るという、わたし史上もっともキツイ山でした。
- 景観 :
川苔山から雲取山と、奥多摩の山々満喫できます。
- アクセス:
- 混雑度 :
JR青梅線鳩ノ巣駅に車を止め、その後電車で奥多摩駅へ。奥多摩駅からはバスに乗り、川乗橋へアクセスです。
- 標準コースタイム:19時間40分
- コースの距離:45.1km
- 最小標高: 407m
- 最大標高: 2017m
- 累積標高(登り):4052m
- 累積標高(下り):4001m
登山記録
天気は晴れ。
今回は川苔山、雲取山と登ります。
3日間にわけての山行で、まず1日目の今日は川苔山に登って、一杯水避難小屋まで歩きます。
と言うことで、川苔山の登山口、川乗橋からのスタートです。
川乗林道歩きます。
コースタイムだと45分くらいですかね、川沿いしばらく歩いて行くと。
細倉橋に到着しました。
ここからトイレはほとんどないので、ここでトイレに行っときましょう。
次は、百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)目指して歩きましょう。
いくつかの橋を渡って行って、百尋ノ滝に到着です。
落差約40mと、けっこう大きな滝なんです。
壮観!
次に目指すは川苔山。
百尋ノ滝脇あたりから登って行きましょう。
結構急な登りです。
途中に謎な小さな鳥居。
なんのためにだれが置いたんだろう?
鳥居を越えてどんどん先に登って行くと、広い尾根にでましたね。
川苔山山頂まであとちょっと?
着いた!と思ったら偽ピーク。
山ってこれがあるのよねと、一歩一歩めげずに登って行って。
今度はほんとの川苔山山頂。
ここでちょっと休みましょう。
テン泊装備の川苔山は、思ってた以上にキツイです。
川苔山山頂景色はこちらです。
左から、鷹ノ巣山、雲取山、芋ノ木ドッケと見えますね。
最終的には雲取山まで歩くのですが、まだまだ先は長そうです。
川苔山山頂の珍客です。
どこから登って来たのかな?
ワンコも見れたし、そろそろ次の場所へと向かいましょう。
川苔山の次に目指すのは、一杯水避難小屋(いっぱいみずひなんごや)と言うところ。
今日の宿泊先なのです。
と言っても、一杯水避難小屋はまだまだ先で、日向沢ノ峰(ひなたざわのうら)、蕎麦粒山(そばつぶやま)と越えて行かなきゃなりません。
日向沢ノ峰へ向かう途中。踊平を過ぎた辺り。
蕎麦粒山への巻き道ありました。
ここはチャレンジ、巻き道行かず、がんばってこの坂登ってみましょう。
いやね、ほんとに後悔先に立たずですが、日向沢ノ峰に向かうこの坂で、HP完全に赤ゲージ。
ひさびさ限界感じながらも、ちょっとずつちょっとずつ進んで行って、なんとか日向沢ノ峰に着きました。
もう無理限界、ザック下ろして休みましょう。
日向沢ノ峰付近の道はこんな感じになってます。
ペース配分間違えなくて、ちゃんと鍛えてあったなら、気持ちのいい稜線なんでしょう。
そうそう、ちょっとわかりずらいのですが、日向沢ノ峰山頂からは、富士山見えていたんです。
日向沢ノ峰でHP少し回復した後は、蕎麦粒山目指して行きましょう。
しばらく歩いて、30分くらいでしょうか進んでいくと。
蕎麦粒山が見えました。
今からあそこを登るのね。。
下から30分、HPゲージは再び赤に。
それでもなんとか登って行って、蕎麦粒山山頂到着です。
蕎麦粒山、山頂からの景色です。
こんな道を歩いて来ました。
蕎麦粒山山頂からは、コースタイム1時間15分くらいで一杯水です。
ですがわたしのHPゲージは、すでにゼロに近しい状態。
まだかまだかとボヤきながらも重いザックを背負って進みます。
そしてやっと辿り着きました!
こちらが本日の宿泊先の、一杯水避難小屋でございます!!
ほんとにほんとに限界でした。
奥多摩なめちゃいかんぜよ。こんなにキツイとは思わなかった。
いずれにしてもここまでこれた。がんばった自分を褒めてあげたい。
避難小屋の中に入ってシュラフで寝ようと、扉を開けてみたものの。
先客たくさんおりまして、わたしたちのスペース、ありません。
仕方がないので、小屋前テント。
明日は長沢背稜通って雲取山荘。
長い距離を歩きます。さっさと休んで明日に備えましょう。
と言うことで、今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は川苔山、一杯水避難小屋、長沢背稜からの雲取山・2泊3日テント泊(前編)のお話でした。
奥多摩ほんと、なめたらいかんぜよ。
アルプスの山々も顔負けのハードなハードな1日目でした。
こんにちは。今回は前回から引き続き、川苔山、一杯水避難小屋、長沢背稜から雲取山・2泊3日テント泊(中編)です。前回をまだ見ていない方はこちらからどうぞ。[sitecard subtitle=前回のお話 url=htt[…]
ではまた!