こんにちは。
はるばるきたぜ福井県!はじめて登るね福井のお山!kara(@karalog2018)です。
今回はひさびさの谷川連峰以外のお山です。場所は北陸・福井県にある、日本百名山、荒島岳。
我が家から車で片道6時間くらいの距離ですね。日帰りするのはちょっとキツイので、贅沢にも1泊2日で行ってきました。
1日目に福井に向かって山を登って、現地の宿でお泊りです。2日目は東尋坊観光して海鮮丼食べて、のんびり我が家帰ります。
っとまあ、そんな感じの計画で、北陸遠征行ってまいりました。
季節は2019年12月。令和元年も終わりを迎えるころです。冬の荒島岳、楽しみですね~♪
山のカテゴリ
主な山の基本情報
泰澄が開山したといわれる標高1523.4mの山。別名大野富士(おおのふじ)。日本百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
カドハラスキー場跡から勝原コースで荒島岳(標高1523.4m)・小荒島岳(標高1186m)を登るコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
標高は1500m程度とあまり高くはないのですが、登り始めが標高350mと、けっこうしっかり登ります。侮るなかれ。
- 景観 :
もちがかべからの稜線は良いですね~(登るの大変ですけど)。小荒島岳からの荒島岳もぜひ見てほしい!
- アクセス:
- 混雑度 :
東名高速・東海環状自動車道・東海北陸自動車道をつかって勝原スキー場駐車場へアクセスしました(中央道経由でも行けます)。
- 標準コースタイム:6時間20分
- 最小標高: 344m
- 最大標高: 1515m
登山記録
07:57 カドハラスキー場登山口
おはようございます。
今日は2019年12月28日。令和元年も残るところあとわずか。
「山納め」しちゃいましょうかとここ、荒島岳へとやってきました。
わたくし、荒島岳ははじめて登る山なのですが、、あれおかしいな?
ネットでいろいろ調べたときには、スキー場から雪たっぷりとあるはずなんだが。。
08:52 荒島岳登山口(元リフト終点)
恐るべし。暖冬。恐るべし。異常気象。
今シーズンはほんとうに雪が少ない。ですが現実は受け入れなければ。これはこれで、貴重な体験ということで、今日この景色を楽しみましょう(ほんとうはすごく悔しいのですが、前向きにならないとやってられない・・・)。
で、コースのご紹介。今回は一番メジャーな勝原(かどはら)コースを登ります。
はじめはカドハラスキー場跡、ゲレンデの道をひたすら歩く。てか雪のないゲレンデってテンションあがりませんよね。ここが一番、心折れそうでした(のっけから!)。
そしてゲレンデ登りきったら、リフト終点、いよいよ本格的な登山道のスタートです!
09:29 白山ベンチ
うっすら雪がでてきましたね。山頂は期待してるよ!荒島岳さん!
濃いブナ林を尾根伝いに登っていくと、標高935m。白山ベンチに到着しました。
この白山ベンチ、名前のとおり、「白山連峰の素晴らしい展望」が見えるらしく。
どれどれ白山、見てみましょうか!?
これは別山?ちょっと遠いな。。105mmの限界みたい。
もう少し左に視点をずらせば、見事な白山あるはずですが、なんと!わたくし撮っていません。。
(この時どの山が白山かわからなかったんですよね~汗)
深谷ノ頭、標高1015m。
スタート地点から、ざっくり700mくらい登ってきました。
いまだ深いブナ林の中。荒島岳の雄姿はまだおあずけです。
絆と友愛の森の標識通過。
シャクナゲ平前の急登ですね(↓下の写真)。
このあたりから雪がだんだん増えてきて、アイゼン装着しはじめました。
(来たよきたよ~!)
10:15 シャクナゲ平
シャクナゲ平、到着です。
このあたりは今回登っている勝原(かどはら)コース、小荒島岳を通る中出(なかんで)コース、佐開(さびらき)コースに新・下山(しもやま)コースと4つのコースが合流します。
ちなみに今回は登りませんでしたが、中出コースは日本百名山の著者・深田久弥が歩いたゆかりのコースになるんですって!
シャクナゲ平からは一旦くだって、荒島岳を目指します。
このあたりからは徐々に霧氷がでてきましたね~(ムヒョ~)。
ここから先は激坂でした。
滑落注意!もちがかべ!
クサリ、階段と続きます。
ほんとうになかなかの急登なので、すべらないよう注意しましょう。
青がまぶしい!空がひろ~い!
激坂を登りきると、いっきに展望がひらけてきました。
樹林帯が長かった分、空が見えるのはほんとにうれしい♪
青空と荒島岳。
気持ちの良い稜線を歩きます。
例年ですと、ここは木々が見えないくらい雪が積もっているらしいのですが、今年はやっぱり雪が少なく霧氷の森になっていました。
こちらは新・下山コースの稜線ですかね。
名前の通りの新しいコースで、2012年にできたコースなんだとか。
11:13 中荒島岳
もちがかべなんとか登りきりました~!
ここが荒島岳山頂ですか!?と思ってみたら、中荒島岳という標識が。
前、とかニセのポジションですね。。
ホンモノ荒島岳はアチラです。
あとちょっとです。ラストスパート!
ゴール直前、霧氷のアーチをくぐって行くと。
荒島神社の社が見えた!
11:30 荒島岳山頂
はいッ!と言うことで、荒島岳山頂、到着です!
日本百名山、ひさびさ更新~。
今シーズン雪山2山目、2体目となる雪だるま。
山頂標識にも雪だるまァーッ!
まだ時間的には余裕があるのでちょこっと新・下山コースの方へと行ってみましょう。
雲に隠れてギリギリ見えない?
荒島岳とどちらを百名山にすればよいか悩んだという能郷白山(のうごうはくさん)方面です(あってますよね?)。
ではそろそろ。
カドハラスキー場へと、下山をしましょう。
激坂!もちがかべ下ります。
白山の展望ですが、残念無念。。
雲に隠れて見えなくなっちゃいました。
たぶんあそこに見えているはず(hirooneの指さしている先です)。
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12:02 中荒島岳
中荒島岳到着です。引き続きどんどん下りてきましょう。
12:26 シャクナゲ平
シャクナゲ平からスキー場へと下山する前に、ちょこっとだけ寄り道していきましょう。
寄り道・小荒島岳へ向かいます。
ここはゆるやかな下り坂。歩きやすい道でした(ラクチン。でも帰りはゆるやかな登りでした・・・)。
12:50 小荒島岳山頂
シャクナゲ平から20~30分で、小荒島岳山頂到着。
目の前にはババンッ!と荒島岳。
雲で少し隠れちゃってますが、これは迫力満点です。
今日一番の荒島岳の雄姿。
13:20 シャクナゲ平
そして三度、シャクナゲ平。ここからは寄り道せずに、スキー場へと下山をしましょう。
14:35 元リフト終点
ブナ林をもくもく下る。ちょっと雪が解けてきて、どろにまみれながらの下山です。
14:03には白山ベンチ。
14:20トトロの木(残念ながら倒れちゃってましたケド・・・)。
そしてここまでもどってきました。14:35リフト終点。
15:07 下山が完了。今日も一日お疲れ様でした!
まとめ
今回は雪山シーズン2山目。そして令和元年山納め・荒島岳の山行でした。
福井県の山ははじめて登りましたが、1500m級とあなどるなかれ。
登りがいもたっぷりあるし、貫禄も抜群。
今回は白山、能郷白山、雲で見えずらかったですけど、晴れてたら最高の展望でしたね!
次回は雪がたっぷりあるときに、じっくり味わってみたいものです(もちがかべはきつそうですが!)。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
令和元年最後の雪だるま!令和2年もよろしくね!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!