こんにちは。
今回は8月の南八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳)縦走の山行です。
何度も来ちゃう八ヶ岳、ちょっと今回は天気に恵まれない山行でしたが、これはこれで良い経験。
なにごとも前向きにとらえましょう。
山のカテゴリ
主な山の基本情報
標高2805mの八ヶ岳3番目の標高を誇る山。岩やハシゴがある登りがいのある山です。
標高2700mの阿弥陀岳と赤岳の間にある山。
標高2899mの八ヶ岳最高峰の山。新日本百名山。山梨百名山。信州百名山。一等三角点百名山。
標高2829mの八ヶ岳で2番目に高い山。
標高2760mのなだらかな山頂の山。信州百名山。
今回のコースと地図
美濃戸山荘から行者小屋へ向かい、阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳を縦走し、赤岳鉱泉へ下りその後美濃戸山荘へと戻る周回コースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
しっかり歩き、しっかり登る山です。準備は万全に。
- 景観 :
天気が良ければ★5つ!
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車は、中央自動車道・諏訪ICへのアクセスです。
- 標準コースタイム:10時間40分
- コースの距離:16.7km
- 最小標高: 1679m
- 最大標高: 2899m
- 累積標高(登り):1727m
- 累積標高(下り):1770m
登山記録
天気は曇り。
3回目となる阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳の南八ヶ岳縦走です。
ずっと雨だった8月。
ようやく雨が降っていない日が来ましたよと言うことで、やって来ました八ヶ岳。
美濃戸山荘からスタートです。
ちなみに美濃戸山荘まで車で来たんですが、雨降った後はなにか滑りそうでちょっと運転怖いですよね。
下、擦りそう。やだななんて思いながら慎重に車走らせてきました。
美濃戸山荘から少し歩くと、八ヶ岳の看板に到着です。
まずは南沢方面、行者小屋に向かいましょう。
南沢の樹林帯を歩きます。
苔むした神秘的なところを歩きます。
結構長いこと樹林帯を歩いて行くと。
日が差し込んできましたね。
日の光の先へと進んで行くと、広い河原に到着です。
いつもは横岳見えたりするんですけど、今日はガスっていて何も見えません。
見るものないのでさっさと進みます。
結構早く、行者小屋に着きました。
行者小屋からの横岳。
ううむ、ガスってる。
行者小屋からの赤岳。
こちらも、ガスってます。
と言うか、あとで見ると本当に赤岳なのかもわからないくらい雲で何も見えませんね。
行者小屋から次に向かうは阿弥陀岳。
再び樹林帯を進んで行くと。
ちょっと晴れ間がのぞいてきました。
業者小屋のリベンジ、横岳パシャり。
赤岳もパシャりです。
写真も撮ったことですし、阿弥陀岳にアタックと行きましょう。
ザックを麓に置いて、登ります。
結構、直登しますし、岩登りするんです。
高いところが苦手な人はちょっと怖いかもしれませんね。
ハシゴと鎖を登っていくと。
おお、いい天気になってきたじゃないですか!
それからしばらく登っていくと、阿弥陀岳山頂、到着です。
そう言えばこんなのもありました。
阿弥陀岳からの赤岳です。
阿弥陀岳から慎重に下って、次は赤岳に向かいます。
と、その前に。
間に中岳ありました。
パシャり。
中岳を過ぎると、目の前に赤岳がはっきり、、
見えません。
ガスガスです。
少し進んで見ると、お、ちょっとは見えてきましたね赤岳。
地味だけどキツい登りを登っていきます。
途中の文三郎尾根の合流過ぎたあたりからでしたかね。
岩場の登りが始まります。
赤岳までのラストスパートです。
振り返ってパシャり。
下から撮るとあまり高さ、高度感・傾斜とかですね。分かりづらいんですが、上から撮ってみれば少しは伝わり、ますかね?
岩登りを終えた後には、赤岳山頂の標識がありました!
標識の後ろ側も撮っておきます。
別の赤岳山頂標識があったのでパシャり。
人がいないタイミングなかったので、ここから撮るとしましょうか。
山頂標識からちょっと歩けば、赤岳頂上山荘に到着です。
ここで食事休憩とりました。
天気が崩れてきそうなので、休憩もそこそこに次なる目的地、赤岳天望荘に向かいます。
お、赤岳天望荘見えてきましたね。
結構急な下りです。
赤岳天望荘、到着です。
やっぱり雲が多いです。
赤岳天望荘では休憩なしで、そのまま次の横岳、向かいましょう。
赤岳天望荘から横岳は、結構アップダウンするんです。
遠目から見てもギザギザしてましたしね。
ちょっと休憩、赤岳の方を振り返ってパシャり。
赤岳天望荘は見えるんですが、その先にあるはずの赤岳が消えています。
気を取り直して横岳に向かって進みましょう。
登りです。
結構地味に疲れます。
細かいアップダウン、本当に多いですねココ。
途中にあった断崖絶壁。
気をつけて進みましょう。
横岳頂上まだかしら。
何回もピークっぽいところ通るんでどこが山頂か分かりづらいですね。
なんて考えてたら、横岳山頂、着きました。
途中でやっぱり同じように山頂どこですかね?って聞いてきた若者パーティいたんです。
けど、もう過ぎたんじゃないですかね?特に標識ないんじゃないですか?
なんて無責任なこと言っちゃいました。
ちゃんと標識、ありました。
次なる山は硫黄岳。
横岳からはうって変わって丸みのある山肌が現れます。
横岳から下ってしばらく進むと、硫黄岳山荘に到着です。
ちょっとここで一休みしましょう。
硫黄岳山荘でトイレを借りて。
ちょっと非常食で腹ごしらえして。
そろそろ進むとしましょうか。
硫黄岳に向かいます。
と、ここからが大変でした。
硫黄岳の麓あたりから、急激に天気が崩れてきたんです。
雨にはまだ振られてなかったのですが、雷が近くで鳴り出して。
どんどんこちらに近づいてきてるんです。
いつ雨が降ってきてもいいようにレインウェア、ザックカバーを装着します。
硫黄岳山荘に戻ることも考えましたが、結構進んできてました。
戻るより硫黄岳山頂を越えて、その先の低いところまで行けると判断し前進します。
硫黄岳山頂に到着です。
ここは山頂、周りに高いものが何もないので雷がきたらひとたまりもありません。
どんどん近づいてくる音にビビりながらも考えます。
このまま低姿勢でどこかに身を潜めて雷が行き過ぎるのを待つか。
そのまま進むか。
結果、雷がいつ過ぎるかもわからない。山頂にいるよりは赤岳鉱泉まで一気に下山した方が安全と判断し、迅速に行動することに決めました。
一気に山を下ります。
ここからは生きた心地がしませんでした。
基本わたし、小心者なんです。
樹林帯に入った頃には少しは安心できましたが、まだ何があるかわからないのでペースを少し落としながらも慎重に下ります。
そしてついに、赤岳鉱泉に到着です。
助かったー。
赤岳鉱泉まで来てみると雷の音はもう、聞こえませんでした。
何にせよ、何事もなくて本当、良かった。
赤岳鉱泉からは、北沢を通って美濃戸山荘に帰ります。
南沢よりも水が多いですね。
沢沿いを進み、アスファルトの道を歩き。
ようやく八ヶ岳の看板まで戻って来れました。
看板からしばらく歩き、ゴール地点、美濃戸山荘到着です!
美濃戸山荘からは狭い道を車で戻り、やって来ましたお風呂です!
本日のお風呂は、ホテル八峯苑 鹿の湯です。
お風呂できれいさっぱり、雷の怖い思い出も洗い流し。
そろそろ帰るとしましょうか。
今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は8月の南八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳)縦走でした。
阿弥陀岳からは天気に恵まれず、硫黄岳からは逃げるように駆け下りたあわただしい山行でした。
いずれにせよ、本当に山の上の雷って怖いですね。
事前に天気予報を見て怪しい時は山に行かないのが一番なんでしょうが、それでも雷に遭遇してしまった時には、
- 山小屋に避難できるならすぐ避難する
- 山頂・尾根など周りに何もない、自分が一番高くなるような場所は避ける
- なるべく姿勢を低くし行動する
など、雷が来た時に慌てないよう、自分でキチンと情報を調べて、身を守るすべ、身に付けていきましょう。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
山の雷は怖いですね。身が引き締まる良い経験だった、ということで活かしていきたいと思います。
今回の山行の補足情報まとめてみました。
よろしければ参考までにどうぞ。
温泉
ゆっくり湯船に浸かれるのって、贅沢ですよね。
生きてるって、すばらしいですよね。
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!