晩秋の奥秩父・瑞牆山
[山域] 秩父・武蔵・多摩 [CT] 4時間8分 [距離] 5.7km [登り] 959m [下り] 959m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。北アルプスや標高が高いところでは雪がちらほらと舞い始め、小屋仕舞いもはじまった10月も後半。紅葉、秋もそろそろ終盤ですかね。雪山始まる前のこの季節、どこに行こうかなんてお悩みの方も多いのではないでしょうか。かく言うわたしもそんな晩秋の登山難民のひとりでして。でもご安心ください。わたしたちには奥秩父があります。アルプスの紅葉、終わりかけの頃からが中~低山の秋の季節の本領発揮。今回ご紹介の瑞牆山(みずがきやま)も、まさにそんな山のひとつでして。ひさびさに登ってきたわけですが、「なんだ、やるじゃん瑞牆山」と(偉そうですみません)。いつもの瑞牆山荘から登ってみました。
5:46 AM みずがき山自然公園
みずがき山自然公園、黒森コース
冒頭で「瑞牆山荘から登ってきました」、と言っておいての写真はみずがき山自然公園からのスタートです。瑞牆山荘は金峰山登山の時もお世話になっていて、たまには違うコースから!と言うことで、瑞牆山が良く見えるという「みずがき山自然公園」からスタートしたわけなのです。が。が、です。今回通ろうとしていた黒森コースの途中、不動滝が通行できないとゲート付近に張り紙ありまして。泣く泣く途中で計画変更。みずがき山自然公園から車を走らせ、いつもの瑞牆山荘へと移動しました(涙)。
06:37 AM 瑞牆山荘からリスタート
里宮平から富士見平へ
07:03 AM ベンチのある瑞牆山ビューポイントにて
いつもの瑞牆山荘から富士見平小屋
と言うことであらためて。おはようございます。現在時刻は06:37 AM。「いつもの」瑞牆山荘から、「いつもの」hirooneさんと登山開始です。この日は11月初旬の土曜日だったわけですが、人気の山です瑞牆・金峰。6:30の時点で駐車場がほぼほぼ満杯でした。なんとか車を止めることはできましたが、はやめはやめが吉ですね。瑞牆山荘、里宮平と呼ばれるこの一帯からは、まずは樹林帯のゆるやかな坂を登り、途中車道らしき道を渡って、富士見平へ向かいます。ブログ書いていて今更ながら気付いてしまったのですが、車はそのままみずがき山自然公園に置いておき、富士見平小屋に直接向かうルートもあったのだなと(コースタイム1:30くらいでしょうか)。後ほど後述はしますがそのルートでもよいかもですね。路の良し悪しは使っていないのでわかりませんが、その選択も「アリ」な気がします。
巨石、奇石がたくさん見えますね
天鳥川までは一旦下ります
天鳥川、桃太郎岩
富士見平小屋、わたしはテントを張ったことはないのですが、テン泊デビューにはもってこいな場所だと思います。と言うのも、瑞牆山荘からそこまで登ることなくたどり着けるところや1日目瑞牆山、2日目金峰山と2山まるっと楽しめるから。この日も瑞牆山に向かう人もいましたが、金峰山にも結構な人が向かっていました(むしろ金峰山の方が向かう人が多かったかも)。わたしたちもどちらかと言うと金峰山ばかり登っているクチですが、今回は違う方、瑞牆山に向かいます。
富士見平からはまずヤナギ坂を登ります。途中、小川山へ向かう分岐を越え、そこからは天鳥川までいっきに下ります。下までくだると開けた場所が。道があるのか?はありますが、天鳥川源流はこのあたりだそうです。天鳥川から少し進めばコチラは有名な桃太郎岩。みごとに真っ二つに割れていました。
こんにちは。kara(@karalog2018)です。ようやく。ようやくです。長い自粛生活を終え、記念すべき第一弾となる山は、金峰山。奥秩父の盟主、蔵王権現を祀る信仰の山でもありますね。カメラを持つのも久しぶり。そもそも、山[…]
桃太郎岩わきの階段を上る
大ヤスリ岩が見えてきました
08:28 AM 瑞牆山山頂手前の黒森コースとの合流地点
08:34 AM 瑞牆山山頂到着です!
瑞牆山山頂標識と青い空
あらためまして、奥秩父の名峰・金峰山
麓の紅葉がすばらしい
金峰山から左に伸びる尾根
瑞牆山山頂(標高2,230.2m)
桃太郎岩から山頂までは基本は樹林帯なのですが、足元は岩場、ご注意を。とくに雨の降った次の日などは本当にいやらしそうです(ツルツルの岩歩き)。でも普段のよくある土の山登りとは違って、こういうのもたまには悪くない。瑞牆山の山容、奇石・巨石を思い浮かべながら歩くと、あの凸凹のどのあたりを登っているのかな~とそれはそれでおもしろいですよね。山頂すこし手前あたりには、今回ほんとうは通りたかった黒森コースとの合流があります。みずがき山自然公園から瑞牆山の北側をグルっと歩く周回コースになるわけですが、いつかはコチラ、チャレンジしたいですね。
瑞牆山山頂からの展望はと言いますと、東側には秩父の名峰、お隣さんですね、金峰山。南にはみんな大好き富士山等々パノラマ景色が楽しめます。金峰山など山々を見ると、さすがに上部の紅葉は終わっているようですが、麓の木々の鮮やかなこと!これからだんだんと紅葉がさがっていって、いつか町にも紅葉来るのでしょうね。そして山頂から見えるものとして忘れちゃいけないのが瑞牆山と言ったらな奇石たち。個人的にはタチコマにしか見えない大ヤスリ岩や、ほかにもたくさんの名前のついた岩があるそうですよ(わたしはわかりませんでしたが、洞ノ岩子ヤスリ、カンマンボロン、鋸岩などなど)。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!と言うことで、2019年一発目の今回は、2018年最後の山行となった金峰山・1泊2日金峰山小屋泊のお話です。コースとしては、2017年の年末に日帰りで行った[…]
10:10 AM 富士見平小屋
富士見平から里宮平へ
富士見平から里宮平は紅葉真っ盛り
紅葉鮮やかな瑞牆山荘
瑞牆山山頂からは岩ばかりで要注意ですが、サクッと下山できました。コース上ピストンなので特筆すべきところはありませんが、しいていうなら「紅葉がヤバイ」(語彙力)。登りのときはまだ日が高くなかったので気が付きませんでしたが、富士見平~里宮平間の紅葉が良い感じでした。黄色い紅葉が多かったのですが、たまに差し色、赤い紅葉。差し込む光も良い雰囲気を出していて、ほんとステキな山歩きとなりました。
11:10 AM。みずがき山自然公園
みずがき山自然公園、芝生公園からの瑞牆山
富士見平からの下山で充分心満たされてはいたのですが、「みずがき山自然公園からの瑞牆山、どうせなら見てみようじゃないの」と言うことでまたまた車とばしてやってきました。ハイ、もうこれは、言葉にならない。芝生公園から見た瑞牆山、最高です。瑞牆山って登っているときは樹林帯の中が多いので全貌見えるところほぼないのですが、このみずがき山自然公園、芝生公園からの瑞牆山は完璧でした。難点を言うなら「激混み」、「駐車スペース要確保」と言うところでしょうか。わたしたちは偶然にも一台空いたスペースに滑り込みましたが、一般客も多いのでここは渋滞必至です。
もし「瑞牆山は登ったけれど、みずがき山自然公園には行ったことがない」と言う方いらっしゃるなら、ここに車を置いて、黒森コースないし富士見平へと行くのをおススメします。しっかり駐車スペース確保した上で、帰って来てから是非見てほしい。芝生公園からのすばらしい瑞牆山の景観を。
本日はひさびさの瑞牆山。みずがき山自然公園から黒森コースを通って周回しようと思ったのですが、不動滝あたりが通行できな…
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6