ひさびさ登山・奥秩父の名峰「金峰山」を登る・日帰り登山

こんにちは。kara(@karalog2018)です。

ようやく。ようやくです。長い自粛生活を終え、記念すべき第一弾となる山は、金峰山奥秩父の盟主蔵王権現を祀る信仰の山でもありますね。

カメラを持つのも久しぶり。そもそも、山登るのも久しぶり。歩き方忘れていないかな。ちゃんと山に登れるのかな。

登ってみればわかるさと、今日、山ちょっと行ってきました。

kara
準備は万全に!安全登山で登りましょう!

山のカテゴリ

 

主な山の基本情報

金峰山(きんぷさん・きんぽうさん)

奥秩父の名峰。標高2599mの山で、別名甲州御岳山日本名山新日本名山花の名山山梨名山信州名山に選ばれています。

今回のコースと地図

瑞牆山荘から富士見平小屋大日岩砂払ノ頭を経由し、金峰山(標高2599m)をピストンするコースです。

  • 技術度 :
  • 体力度 :

ポイントポイントに山小屋がある、ほどよい長さのコースです。富士見平小屋に一泊して、瑞牆山とあわせて登るのも良いですね!

  • 景観  :

富士山八ヶ岳なども見えますね。なにより金峰山から見る瑞牆山がカッコいい!

  • アクセス:
  • 混雑度 :

みずがき山荘へ車でアクセスしました。詳細なアクセス情報はみずがき山荘HPを参照ください(クリックすると飛びます)。

  • 標準コースタイム:7時間55分
  • コースの距離:13.5km
  • 最小標高: 1532m
  • 最大標高: 2595m
  • 累積標高(登り):1164m
  • 累積標高(下り):1169m

 

登山記録

05:00 瑞牆(みずがき)山荘

と言うことで、久々、リアルタイムな更新ですね。

最近いつも過去の山行、それも半年前のブログとか書いていたので結構不思議な感じです。

(6月の山行を6月に書くって奇跡かよ!とひとりごちているわたくしです)

今日は冒頭にもご紹介している金峰山瑞牆山荘から登ります。

 

金峰山・瑞牆山荘(みずがき山荘)からスタート

 

金峰山自体は2018年の年末に登ったきりなので、無雪期としては久々です。

「こんなに緑が濃いなんて!」新型コロナ(自粛生活)もあいまって、見るもの全てが新鮮ですね!

あわせて読みたい

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!と言うことで、2019年一発目の今回は、2018年最後の山行となった金峰山・1泊2日金峰山小屋泊のお話です。コースとしては、2017年の年末に日帰りで行った[…]

金峰山・金峰山小屋前からの瑞牆山

 

金峰山・林道出合

 

今日はいつものhirooneと、梅雨の合間、わずかな晴れ間を狙ってきました。

本当、先日まで雨・雨・雨で、今日はこれから晴れ予報!

幸先良いね!ツイてるね!

ですが夕方からは崩れる予報。ほんと合間、ですよね〜。

 

金峰山・里宮坂

 

瑞牆山荘からは樹林帯の坂を登り、車道を渡って里宮坂へ。

下の写真はベンチのある、瑞牆山絶景スポットですね!

 

金峰山・木々の間から瑞牆山が・・・見えない

金峰山・木々の間から瑞牆山が・・・チラリズム

 

05:39 富士見平・富士見平小屋

瑞牆山は残念!霞んでましたね。

ヤマテンでは朝方、2500m以上なら雲海が見れるかも!?と言っていたので、逆に言うと2500m以下は雲の中。

瑞牆山の標高は、雲の中です2230m。

予想はしていたことなのですが、ちょっぴり残念。帰り見れるかな?(今日はピストンなのです)

 

金峰山・富士見平

 

写真は進んで富士見平小屋です。

コースタイムより10分くらい巻いて到着です。

ひさびさだからかペースが早い。ちょっとゆっくり行きましょうかね。

 

金峰山・富士見平小屋

 

富士見平小屋から少し進んだ登り坂。ヤナギ坂になるのかな?(自信なし)

飯森山を登ります。

 

金峰山・ヤナギ坂?

 

ある程度登ったら今度は巻きます。

日があまり当たらないのか、しっとりとした樹林帯を歩きます。

 

金峰山・飯盛山、巻き道

 

苔生した飯盛山。ステキです。

(ただ蒸し蒸ししてるので暑いです・・・)

 

金峰山・苔生す飯盛山

 

06:17 鷹見岩の分岐

行ったことのない鷹見岩。いつかは。いつかは。

 

金峰山・鷹見岩の分岐

 

06:25 大日小屋

こちらもいつも見てるだけ大日小屋。ちょっと下ったところにあります。

この「ちょっと下った」と言うのがわたしにはネックで、帰り「登る」んだよな〜とね、なかなか足が進みません。

(こちらもいつかは、ね、いつかは。)

 

金峰山・大日小屋

 

ツルっと行かないように十分注意を!

大日岩近く、縦八丁

 

金峰山・縦八丁

 

06:47 大日岩

看板の所からだと全体は写真に収まらないですね・・・、の大日岩です。

 

金峰山・大日岩

 

縦八丁登りきった先の、八丁平との分岐地点。

破線ルートになるので行く方は十分ご注意を。

 

金峰山・八丁平との分岐地点

 

07:39 砂払ノ頭

その後も樹林帯を登って登って、ようやくついた!砂払ノ頭

ここからは景色変わります。お待ちかねの稜線ですよ〜。

(稜線好きなんです、わたし。)

 

金峰山・砂払ノ頭

金峰山・砂払ノ頭

 

いっきに展望広がりました。

左奥には霞んでますが、われらが富士山!見えていますね〜。

 

金峰山・砂払ノ頭から見る富士の山(左奥)

 

砂払ノ頭は2500m近く!

やっとこさ雲の上に出たようです!(本日は晴天也!)

 

金峰山・雲の上、本日ハ誠ニ快晴也

 

青い空だけじゃありません!足元にはこんなお花がありました!

岩鏡(イワカガミ)、かわいいお花。

きれいなピンクの花ですね〜。

ところどころに咲いているので踏まないように注意しましょう。

 

金峰山・岩鏡(イワカガミ)

 

砂払ノ頭を上から見下ろす。

誰か立っています。絵になりますね〜。

 

金峰山・上から見下ろす砂払ノ頭

 

断崖絶壁!千代ノ吹上

 

金峰山・千代ノ吹上

 

いくつかクサリ場ありました。

登り、と言うより下りで使うと楽ですね。

 

金峰山・岩稜歩き、クサリあります

 

五丈石が見えてきた。

(写真中央上あたり。2枚上の写真でも見えていますね)

 

金峰山・五丈石が見えてきた!

金峰山・シュッと見える五丈石(手間ではなく奥の岩です)

 

08:10 金峰山小屋の分岐

金峰山小屋分岐を越えて。そのまま山頂目指します。

 

金峰山・金峰山小屋の分岐を越えて

 

下の雲が取れてきた。

秩父の名峰!瑞牆山

 

金峰山・金峰山から見た瑞牆山

 

だんだん五丈石近づいてきた。

金峰山山頂へと続くビクトリーロード!

 

金峰山・金峰山ビクトリーロード

金峰山・五丈岩を目指して

金峰山・五丈石

 

08:37 金峰山山頂

登りはじめから3時間と40分。金峰山山頂、到着しました〜。

意外と登れるものですね(よかった!)。リングフィットスピンバイク、せっせとやってた甲斐ありましたw(多分)。

 

金峰山・金峰山山頂、うしろには富士山

金峰山・金峰山2,598M

 

金峰山山頂にはもうひとつ、山頂標識ありますね。

そちらの方が上にあるのでちょっくらそちらも撮り行きますか。

 

金峰山・もうひとつの山頂標識へ

 

とその前に。ちょっと上から、金峰山山頂と五丈石

本当は五丈石の左に富士山が入るのですが、この日は雲が多くて隠れちゃいました。。

 

金峰山・金峰山山頂と五丈石

金峰山・五丈石とこれまで歩いた岩稜帯

 

コチラは一昨年の年末に撮った、富士山が入った写真です。

朝焼けがキレイ。またこんな景色、見れたら良いな(見に行こう)。

 

厳冬期の金峰山山頂から富士を見る

 

もうひとつの標識コチラ。

2599mになってます。

何枚か前の山頂方位盤2598mになっていましたね(芸が細かいw)。

 

金峰山・もうひとつの金峰山山頂標識(2599m)

 

いつかコチラから来てみたい。

歩いたことないのです大弛峠(おおだるみとうげ)から。

鉄山朝日岳国師ヶ岳名山奥秩父山塊の最高峰北奥千丈岳もありますね(うっとり)。

 

金峰山・大弛峠へと続く稜線

 

迫力あります。五丈石

 

金峰山・大迫力の五丈石

金峰山・蔵王権現が祀られる五丈石

 

神々しさすら感じる五丈石です。

(人が小さく見えますね・・・)

 

金峰山・神々しい五丈石

金峰山・五丈石

 

09:31 下山を開始

1時間近く山頂でまったりしていましたかね。いや〜、至福の時でした。

天気の件もあるので、そろそろ下山、開始としましょう。

まずは砂払ノ頭まで、岩稜沿いを下って行きます。

 

金峰山・下山開始。砂払ノ頭へと向かう

 

最後に五丈石を振り返る。

上に人影、スゴイなぁ(お気をつけて)。

 

金峰山・五丈石を振り返る

 

瑞牆山まで伸びる稜線。

スバラシイ。

 

金峰山・名峰、瑞牆山

 

10:12 砂払ノ頭

再び到着、砂払ノ頭

ここからはひたすら樹林帯。

 

金峰山・再びの砂払ノ頭

 

下り一辺倒ではなく、たまにフラットな道があります。

ステキ。

 

金峰山・砂払ノ頭からは再び樹林帯

 

10:49 大日岩

大日岩ピークは見えてるここかな?

 

金峰山・大日岩

 

縦八丁より撮った一枚。先に見えるのが鷹見岩

鷹見岩は行ったことがないので正解がわからない)

 

金峰山・縦八丁より。鷹見岩の方かな?

 

11:13 大日小屋

大日小屋から富士見平小屋へ。

 

金峰山・大日小屋から富士見平小屋へ

 

11:44 富士見平小屋

帰ってきましたね。富士見平小屋です。

だいぶ人が増えていて、テントもたくさん!ありました。

ここ、テント100張はれるんですね。そんなに広いなんて思ってなかった!

 

金峰山・帰ってきました富士見平小屋です

金峰山・緑が濃い富士見平小屋

 

富士見平小屋前のレンゲツツジ

シャクナゲツツジの違い、初めてキチンと調べました(どちらも同じツツジ属なのですね)。

 

金峰山・富士見平小屋のレンゲツツジ

 

帰りは見れた!瑞牆山

 

金峰山・帰りは見れました!瑞牆山です!

 

12:20 瑞牆山荘

そしてそのまま瑞牆山荘です。

途中駐車場へのショートカット行くつもりが、そのままここまで下りちゃいました。。

駐車場はちょっと上、最後の最後で登りだよ・・・。

 

金峰山・瑞牆山荘(みずがき山荘)

 

最後ちょっと余談的なお話です。

里宮坂を下って、林道と合流するところ、車道らしき所と交わる箇所ですね。あそこで柴犬をつれた外国の方お二人に声かけられました。

と言っても声かけられたのはhirooneなのですが。

で、何があったかと言うと、お二人は「飯森山に登りたい」と。

ピークを踏みたい、と言う意味なのか?とはいえ飯森山、ピークは行けません(地図にルートがない)。

装備も普通の格好(デニムにTシャツ、スニーカー)。さらには地図も持っていないと(GoogleMapのみ)。

行けるとしても少し先の富士見小屋まで。無茶はしないで帰りなさいと。

地図もないのは困るので、hiroone(紙の)地図をあげていました。

わたしらそのまま下山しましたがあの二人無事に、下りられたかな?

まとめ

3ヶ月ぶり。時間にすると2160時間(30日✖️3ヶ月✖️24時間)ぶりの山行でした。

見るもの、感じるもの全てが新鮮。

緑ってこんなに濃かったっけ?空ってこんなに青かったっけ?

いや〜、山はやっぱりイイ!

自粛はストレスたまりましたが、いったんリセット。山と向き合うと言う意味では良かったのかも?

最近、コロナ前は「山を登る」と言う「行為」を消費していただけ。消化試合、と言ったらいいのかな、そう言う感じだったのかもしれません。

ひとつひとつ、楽しみながらしっかり(大事に)登る。当たり前だけどある意味忘れていたのかな、なんて思う今日この頃です。

勝手に採点

わたし勝手に今回の山行を採点しました!

  • 満足度 :

hirooneは地図をあげた二人が「実は大富豪の息子だった」とか言うオチを期待しているそうです(無事に下りられたかな?)。

 

金峰山・金峰山の五丈石

 

以上、本日の山行記録でした。

ではまた!

最新情報をチェックしよう!