懲りずにまたまた唐松岳(2021)
[山域] 北アルプス [CT] 4時間55分 [距離] 9.1km [登り] 938m [下り] 940m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は上のタイトル通り、懲りずにまた来ちゃいました、唐松岳です。残雪期3月の登山で、正直いつもに比べると雪が少ない年だったのですが(2021年)、それでもやはり唐松岳はすばらしい。何回目の記事だよ!と言うこともあるので写真中心でさらっとお届けしたいと思います。
ゴンドラリフトを乗り継いで八方池山荘へ
八方尾根を登りまずは八方山ケルンを目指します。
白馬(はくば)八方尾根スキー場から
おはようございます。2022年になっているのに2021年の山行を書いている決して筆まめとは言い難い男、karaです。しかもつい先日(2022年1月)に唐松岳に登っているのに、昨年3月の唐松岳の記事をアップするという体たらく。全然参考になりませんが、去年の雪の量はこれくらいだったんだね~とみてもらえればと(汗)。いちいち全部の山行を記事にしなくてもよいのですが、写真の整理の意味も含めて記載している、あくまで登山ログの一環なのでご了承ください。そして唐松岳ですが、スタートはいつもの白馬八方尾根スキー場、ゴンドラリフトアダムを乗るところからスタートです。こちらもまったくの余談なのですが、山の名前だけ「しろうま」なんですよね。スキー場を車のナビで検索(ひらがな検索)しても全然でてこない。まさか!と思い「はくば」で検索するといともあっさり出てきましたよと。そして始発のゴンドラに無事にのって、リフトを2つ乗り継いで、八方池山荘からようやく登山はスタートです。
八方山、丸山へ
第2ケルン前からは不帰ノ嶮が良く見える。
第2ケルンを振り返って
ケルンと五龍と鹿島槍と
八方尾根、ケルンに導かれて
八方池山荘からは八方尾根を山頂までひたすら登ります。八方山ケルン、第2ケルン、八方ケルン、第3ケルン、丸山ケルンと立派なケルンがたっているのでそれを目印に登っていきましょう。
八方池近くの第3ケルン
雪に埋もれた八方池。うしろには白馬三山。
下ノ樺、上ノ樺を越えて丸山へ
八方池
実はわたくし、八方池を見たことがありません。正確には雪に埋もれていない八方池を見たことがありません。なんども唐松岳に登っているくせに、いつも時期が冬だという(笑)。夏山は夏山ですばらしいのは知ってはいるんです。でも雪の唐松岳に魅了されてしまったのでいつもくるのはこの季節。もし夏山で来るのなら、そのまま白馬三山の方に向かうか、五竜岳の方に縦走してみたいと思います(いつになるのやら、ですが)。
何度も見てしまう五竜岳、鹿島槍ヶ岳
続々と登ってくる登山者たち
下ノ樺を振り返る。ここから登りがキツくなるんですよね。
白馬三山
何度も足をとめながら。すこしずつ登ります。
ここが上ノ樺あたりかな?
登れど登れど唐松の頂は見えず
このあたりが扇雪渓というところ?
雲が増えてきちゃいましたね。
丸山ケルン、丸山到着
ですが、まだ2554ピークが残っています。
ようやく近づいてきた唐松岳山頂(一番右)
だれか人が登っていますね!
このあたりは少し細尾根です。左の斜面に落ちないように気を付けましょう。
今回は雪がすくないので歩きやすいのですが、油断は禁物。
下ノ樺、上ノ樺、扇雪渓
第3ケルンから丸山ケルンまでは急登の連続です。それまで比較的ケルンが間隔近くあったのに、この区間だけ本当、ケルンが遠い。何度も登ってやっと目印、ポイントがわかってきたのですが、地図上でも名前がついていましたね。下ノ樺に、上ノ樺。一面白い雪の中に、ぽつぽつとあるダケカンバ。ここの下にあるのが下ノ樺で、上にあるのが上ノ樺です(標識などはないので、おそらくではありますが、、)。ケルンはありませんが、このダケカンバの林が見えてきたら急登はじまるぞ!の合図です。また上ノ樺から唐松岳の間にも、地図上では扇雪渓という名前がありますね。夏でも雪渓が残っている場所、とのことですが、この季節だと一面雪なので、正直どのあたりかはわかりません(笑)。
眼前に迫る唐松の頂
唐松岳ビクトリーロード!
頂上山荘を振り返る
頂上山荘から五竜岳へと続く登山道
山頂はもう少し!
唐松岳山頂(標高2,620m)
上ノ樺、扇雪渓という場所から細尾根を登り、2554ピークを越えると、目の間にデデン!と唐松岳。一度下ってから登るのでなかなかいやらしい感じですが、ここまでくればあとちょっと!油断せず、一歩一歩、確実に進みましょう。そして到着!唐松岳山頂!奥には見事な剱岳。右手には白馬へと続く稜線と、左手には五龍が待っています。
唐松岳の雪だるま
登ったらつくる、雪だるま。この標識に雪だるまを乗せるのは何度目になるのでしょうか。なんにせよ無事にここまでこれました!
唐松岳山頂から見る剱岳
白馬岳へと続く稜線
唐松岳山頂を後に。下山開始です。
赤く目立つ、唐松岳頂上山荘
唐松岳山頂を振り返る。またね!
丸山まではこんな細尾根を歩きます(行きと同じですが、違う角度から撮ってみました)
雲がとても多くなってきた八方尾根
くだりはあっという間に下れます。
冬眠中。このセンス大好きです。
スキー場につくと晴れるという、、
あっと言う間に下山です。
ゴンドラリフトの時間があるのでのんびりはしていられません。山頂を堪能した後は来た道、八方尾根を下ります。とは言えご安心ください。登りはあんなに時間がかかった八方尾根も、くだりは本当にあっという間。もちろん気を付けながらの下山となりますが、登り返しは山頂から頂上山荘のあたりまでのみで、あとはひたすら下るだけ。正直くだりはだれちゃいますけど、ここはだれ切るまえに下山ができるいい塩梅のお山なのです。
やっぱり好きです、唐松岳
前回の唐松岳が雪の量、天気ともに完璧で最高だったので、正直今回は心残りがありますが、それでもやっぱり好きです、唐松岳。どこを見ても絶景ですし、登り甲斐もありますし。そうそう、結局最後までご紹介遅れちゃいましたが、今回はソロではなくいつものhirooneさんと一緒でした。hirooneさんはわたしとは逆で、夏の唐松岳にソロで登っていたので、「雪の唐松岳は最高なんだよ!」と引っ張り出してきたのですが、、いやもっともっと良いんだってば!また次この人つれて来よう。
2022年1月追記 つれてきました(笑)。コチラの記事もいつかあげようと思います(長い目で見てやってください)。
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6