こんにちは。
今回は8月上旬に登った飯豊山、1泊2日テント泊の山行(前編)です。
福島県、新潟県、山形県と、三県またがる場所がある。
おもしろそうだから行ってみようよと、車を走らせやってきました。
ひさびさ、と言うかはじめての東北の山になります。
どんな景色が広がっているのか?今からとっても楽しみですね!
山のカテゴリ
主な山の基本情報
飯豊連峰に連なる標高2105.2mの山。日本百名山、東北百名山、やまがた百名山に選ばれています。
今回のコースと地図
1日目(切合小屋):御沢野営場(標高1750m)→長坂→三国小屋(標高1644m)→種蒔山→切合小屋(標高1750m)
2日目(飯豊山):切合小屋(標高1750m)→本山小屋→飯豊山(標高2105.2m)→本山小屋→切合小屋→種蒔山→三国小屋(標高1644m)→長坂→御沢野営場
- 技術度 :
- 体力度 :
2日間の山行で、合計コースタイムは16時間と50分!2000m以上登ります!
- 景観 :
剣ヶ峰の岩稜からが本番です。飯豊山山頂付近のなだらかな稜線は、惚れ惚れするような景色ですね。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車は、東北自動車道、磐越自動車道と進み、高速会津坂下ICから御沢野営場へアクセスします。
- 標準コースタイム:16時間50分
- コースの距離:15.2km
- 最小標高: 527m
- 最大標高: 2110m
- 累積標高(登り):2502m
- 累積標高(下り):2541m
登山記録
05:00 御沢野営場
天気は晴れ。
今日はいつものhirooneと、飯豊山に登ります。
東北三県(福島県、新潟県、山形県)またがる場所があるとのことで、おもしろそうだとやって来ました。
にしてもこちらの飯豊山。なかなか読めないですよね?わたしは読めない。
いいでさんと読むそうです。
05:54 長坂・下十五里
今日の予定は、まずは御沢野営場からスタートし、切合小屋まで登ります。
最初の道は、8月だからか蒸し蒸し暑い、樹林帯を登る坂。
長坂と言う名前の坂で、名前の通りの長い坂。
3時間近くも登るのです。。
そしてそんな長坂を、暑い暑いと登っていくと、下十五里の標識が!
下十五里ってなんじゃろう?調べてみたら、以下とのことです。
里(り)は、尺貫法における長さの単位である。現在の中国では500m、日本では約3.9km、朝鮮では約400mに相当する。
出典元:wikipedia
06:40 長坂・上十五里
調べるキーワード間違えた?
日本は1里3.9kmとのこと。十五里だから、58.5km!?
いやいやさすがにそれはない!それくらい長いと感じるってことかな?
だったらなんとかわかる気がする。
閑話休題。
引き続き似たような樹林帯を登る。
なにこれ修行?と嘆きながらも一歩一歩進んでいくと、、上十五里の標識がっ!
ちなみに中十五里の標識も、あったはずですがスルーしてました。。
07:10 長坂・笠平
展望ゼロの樹林帯。ずっとず~っと続きます。
ちょっとこの山ハズレじゃないの?不安が頭をよぎってきた頃、またまた標識ありました。
笹平の標識です。
07:27 横峰小屋跡
絶妙なタイミングで標識ありました。
まだまだこれから。きっと良いもの見れるさと、気持ちをつないで歩いて行くと。
読めない標識ありました!多分ここが、横峰小屋跡。
横峰小屋跡からは、やっと展望ひらけてきました!(うれしい!!)
前には山が見えますね!?
あの山登って行くのかな?
地蔵山との分岐を越えて、三国岳に向かいます。
ここからは雰囲気ガラッと変わって、岩稜登りになりました。
09:02 剣ヶ峰
剣ヶ峰に到着です!
名前のとおりのけわしい場所で、けっこう細い岩稜でした。
来た道ちょっと見てみましょう。
剣ヶ峰の岩稜、コチラです。
「岩稜でした。」と言ってはみたが、まだまだ岩稜つづきます。
落ちないように、慎重に慎重に進みましょう。
09:26 三国小屋
途中には、凶悪な岩もあったり(凶悪そうに見えてよく見るとルートはありました)、
靴のソールが剥がれちゃって動けなくなったオバサマがいたり(仲間の人が助けてたけどどうなったのかな、、)。
いろいろありながらも、おっかなびっくり登っていくと。
おぉ~、三国小屋に到着、しました~!
三国小屋は、岩稜の上ともあって絶景です。
と言うことで、ちょっと景色をご紹介。
まずはコチラ。右に見えてる大きな山が、飯豊連峰最高峰の大日岳(だいにちだけ)になりますね。
そしてコチラは御西岳(おにしだけ)。御西小屋も見えますね(かな~り小さいケド)。
真ん中あたりに見えている、頭一つ出てるのが、今回のゴールの飯豊山。
やっとお目に、かかれましたよ。
コチラは三国小屋から剣ヶ峰へと続く岩稜(来た道ですね)。
三国小屋って、本当にこの岩稜のてっぺんに建っているのです。
三国小屋で休憩したら、種蒔山を経由して、今日のお宿の切合小屋へ。
せっかく登ってきた道を、一旦下って進みます(ご無体な。。)。
ちなみにこの道、福島県、新潟県、山形県の県境。
飯豊山に来る、理由になった場所がココです。
道の左が新潟県。道の右が山形県で、真ん中の道が福島県。
3県またいでスゴイだろ~?
ご満悦のhirooneでした(ヨカッタネ)。
3県またいでハシゴを登って、30分くらい歩いたところ。
ちょっと三国岳の方を見てみましょう。
って、三国小屋があんなに小っちゃい!
山ってほんとに距離感わからん。近いと思ったらけっこう遠くて、遠いと思ったらけっこう近い。
そんなところが多いです(まだまだ修行不足ってことですかね)。
気を取り直して進みましょう。まだまだ先はありそうです。
種蒔山からの飯豊山ですかね、キレイに山が見えていました。
そうそう!
今日歩いていて思ってたんですけど、飯豊山、トンボがたくさんいます!
わたしの中ではトンボって、夏の終わりのイメージでして。
今日は8月前半なんだけれどもトンボがたくさん飛んでます(涼しいから?)。
11:13 種蒔山
種蒔山に到着で~す。
三国小屋まではキツかったけれど、そこからは気持ちのいい稜線歩き。
あっさりここまでこれました!
切合小屋まであと1km。今日のゴールはあと少し!
コチラは切合小屋に向かう途中で、見つけて気になった不思議なうねうね。
うねうねって言うか、ああ、語彙力がない自分が悲しいのですが、山と山の谷間、って言うか、プレート境界、みたいな?
いったいどうなってるんでしょう、不思議な感じ。
11:30 切合小屋(きりあわせごや)
うねうね越えて、さらに先へと進んで行くと、切合小屋に到着しました。
ほんと、三国小屋からはあっさり来れた。
なんだかちょっと物足りない。
時刻は現在11時30分、7時間くらいの山行でした(まあでもそこそこ歩いてはいる)。
テントの受付済ませたら、切合小屋のテント場へGo(小屋の裏にありました)。
ちゃちゃっとテントを設営して、ご飯を食べてまったりしましょう。
ちなみに、なんですが。
先ほど通った三国小屋と、今いるコチラの切合小屋(きりあわせごや)は、山小屋でなく避難小屋。
夏のハイシーズンだけ管理人がいるそう。
冬は無人の小屋なので、そこは注意です気を付けましょう。
そして下の写真は、切合小屋から見える景色。
テントはったときは曇ってましたが、晴れた瞬間を狙ってパシャリましたよ。
手前に見えているのが草履塚で、左後ろが飯豊山。
明日わたしが登るところ(待ってろよ!)。
時は過ぎ。時刻は夜の18時30分。
きれいな夕焼けが見えています。
太陽そろそろ沈むころかな、明日に備えて寝るとしますか。
まとめ
今回は飯豊山・1泊2日テント泊の山行(前編)でした。
長坂ほんとう長かった、、そしてそこからすごかった(剣ヶ峰ね!)。
三国小屋はきれいだったし3県制覇と満足です!
次回は切合小屋から飯豊山、がんばって登って行きましょう!
こんにちは。今回は飯豊山の1泊2日テント泊の山行(後編)です。前半では、御沢野営場から切合小屋(きりあわせごや)へ(スゴイ名前だ切合小屋!)。後半である今回は、そのスゴイ名前の切合小屋から飯豊本山目指します![…]
ではまた!