こんにちは。
大分更新が滞っておりました。1ヵ月ぶり更新は、6月初旬に登った上毛三山のひとつ、妙義山のお話です。
妙義山は赤城山などと同じく複数の山の総称で、今回はその中でも白雲山、相馬岳と南側、表妙義を登ってきました。
いま思えば2019年はこの6月の初旬から1ヵ月以上、週末雨が続いてます(2019年7月中旬に執筆していますが、いまもなお梅雨はあけません・・・)。
山ヤにとっては非常にしんどい6月でしたが、そんな中でも晴れていて、かつ暑すぎないという絶好のタイミングだった妙義山のお話です(いつもこうならいいのにね)。
- 1 山のカテゴリ
- 2 主な山の基本情報
- 3 今回のコースと地図
- 4 登山記録
- 4.0.1 06:13 妙義神社
- 4.0.2 06:24 白雲山登山口
- 4.0.3 06:59 大の字
- 4.0.4 07:15 辻
- 4.0.5 07:26 奥の院
- 4.0.6 07:50 見晴
- 4.0.7 08:01 ビビリ岩
- 4.0.8 08:14 背ビレ岩
- 4.0.9 08:19 大のぞき
- 4.0.10 08:45 天狗岩
- 4.0.11 08:49 白雲山・西肩
- 4.0.12 09:11 タルワキ沢のコル
- 4.0.13 09:25 相馬岳山頂
- 4.0.14 09:43 タルワキ沢
- 4.0.15 10:16 タルワキ沢出合
- 4.0.16 10:27 第二見晴
- 4.0.17 10:38 大黒の滝
- 4.0.18 10:47 第一見晴
- 4.0.19 10:56 妙義神社南門
- 5 まとめ
山のカテゴリ
主な山の基本情報
赤城山、榛名山と共に上毛三山のひとつに数えられ、また日本三大奇景のひとつにも数えられる山。最高峰は表妙義の相馬岳(標高1104m)で、妙義山系全体の最高峰は裏妙義にある谷急山(標高1162m)になりますね。
今回のコースと地図
妙義神社(標高430m)から大の字、辻、奥ノ院、見晴と経て、白雲山へ。白雲山からは大のぞき、タルワキ沢のコルから相馬岳(標高1104m)を登り、下山はタルワキ沢のコルから中間道を使って妙義神社へと下山するコースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
奥の院からは、鎖場続きます。中・上級者コースなので十分注意して行きましょう。
- 景観 :
さすがは日本三大奇景。いろんな景観楽しめます。
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車で、上信越自動車道松井田・妙義ICから5分の妙義神社へアクセスしました(近い!)。
- 標準コースタイム:5時間20分
- 最小標高: 447m
- 最大標高: 1102m
登山記録
06:13 妙義神社
いきなりですが、6月って中途半端な時期なんですよね。
高い山は、雪が微妙に残っているし、山小屋開くのまだ少し先。
どこか良い山ないものかしら~?と思いついたのが、今回登る妙義山。
夏になったら暑すぎるけど、今の時期なら快適なのかも?と車を走らせやってきました。
来てみたら、あらまあビックリ!こんなに近いと思わなかった!(我が家からね)
高速下りてすぐなので、これは本当助かりますね~。
で、妙義山。いつも上信越自動車道を通るとき、見えてた岩々のあのお山。
妙義山ぜんぶまわるのは、さすがにはじめてはキツそうなので、今日は表妙義に絞って行きます。
と言うことで、妙義神社近く、東雲館駐車場(1日100円)に車を停めて、妙義山山行スタートしましょう!
06:24 白雲山登山口
東雲館駐車場からは神社の境内、階段をたんたんと登ります。
以外に斜度がある階段、山登る前にここでちょっとつかれちゃいましたよ。。
10分くらいですかね、神社の階段上っていくと、白雲山登山口に到着です!
登山ポストもここにあるのでしっかり提出していきましょう!
白雲山登山口からはまず、大の字目指して登ります。
樹林帯の急坂で、ところどころに大の字が(ややこしいですが目的地の大の字とは違います)。
新緑と差し込む朝日がキレイです。
晴れてるだけで幸せだなぁ~(雨の続く7月中旬に執筆中)。
そしてコチラ、今日はじめての鎖場ですね。
鎖2段15m。地図には困難ならここから戻ると。
気を引き締めて、登りましょう。
ちなみにこの日、わたし手袋忘れてしまいました。鎖場ある時は手袋あると便利です(いつも持っておきなさいという話ですかね)。
地図にはほかにも、たくさん注意書きがありました。
滑落死亡事故数件ありなんてことも書いてあるので、無理だと思ったら本当に、引き返す判断も必要です。
とは言え、ビビりすぎても逆にあぶないので、適度に緊張を保ちながら、行きましょう。
油断してると転ぶしね。わたし下山時とか、なにもない場所の方が転んでます。。
06:59 大の字
登山口から30分くらい。大の字に到着です!
思ったよりも大きいですね~。ひと3人分くらいの大きさですかね~。
おっと忘れるところでしたね、今日もいつものhiroone一緒(大のポーズがカッコいい!)。
正面からの大の字コチラ。
正面と言っても少し斜め前からで、本当に正面から撮ろうとすると、がけの下に落ちちゃいますね。。
写真撮ってて落ちるとか、ほんと嫌です気を付けないと(自戒です)。
大の字から、これから登る白雲山見上げる。
まだまだ先は長そうですね。そろそろ先へと進みましょうか!
07:15 辻
大の字からは、わりとすぐに辻へと到着。
ここから先は破線ルートになってくるのでヘルメット装着していきましょう。
ちなみにhirooneはマムートのスカイウォーカー。わたしはブラックダイヤモンドのハーフドーム。
Black Diamond ブラックダイヤモンド ハーフドーム
07:26 奥の院
辻から斜面を登って行くと、コチラもわりとすぐに着いたよ奥の院。
奥の院は、ハシゴを登って中まで行けます。かなり雰囲気ある場所なので、寄った際には中までどうぞ。
で、ですね。
ここから先に進もうとすると、急に難易度跳ね上がります。
奥の院脇の、4連30m鎖です。ルンゼ内直立の鎖場ですね。
ルンゼ
水の浸食作用でできた急で険しい岩壁の溝。語源はドイツ語:Runse。
出典元:ヤマレコ
ここから先に進むとだんだん鎖場厳しくなります。登るのに自信がない方は、ここから下に戻りましょう。
4連30m鎖の次は、7m外傾鎖の鎖場です。
次なるポイント見晴へ。
鎖場続くよどこまでも。
07:50 見晴
見晴は、名前の通りの見晴し良い場所。
妙義山の麓の街並みを眺める。
上信越自動車道も見えますね。意外に町から近いんです。
(けっこうバイクの音とか聞こえます)
1枚目、見晴からの妙義富士。
2枚目、見晴からの浅間山(一番奥、中央やや左)と裏妙義(浅間山の手前の山々)。
今日はほんとに天気がイイネ!
こんにちは。今回は、去年の10月ぶりとなる浅間山の山行です。前回が、紅葉とガトーショコラを見に行くぞ!の山行で、見事な快晴!晴れ過ぎて、雪のかけらもなかったもので、今回はその鬱憤を晴らすべく、真っ白な浅間山目当てに行ってきま[…]
見晴過ぎたらお次はチムニー。
どこまで行けるかやってみましたが、うん、先まで行けなかったネ。。
チムニー
人が全身を入れられる程度の幅をもち上下方向に走る岩壁上の割れ目のこと。
出典元:wikipedia
08:01 ビビリ岩
ビビリ岩は、直立2mの鎖場です。
ほんと今日は鎖場だらけ。両神山を思い出しましたよ・・・。
ビビリ岩登れば空が近い!
だいぶ上まで来たみたいです。
岩稜歩いてお次の場所へ!
08:14 背ビレ岩
3連鎖越えて、背ビレ岩。
途中には玉石と言うのもあるみたいですが、完全に見落としてしまいました。。
いつになるかはわからないけど、次に来たら探してみよう。
08:19 大のぞき
そして到着、大のぞき!
ここは迫力満点です。目の前にはこれから向かう天狗岩(2枚目、3枚目)。
ほんとにあそこに行けるのかしら!?
大のぞきから天狗岩は一旦かなり下ります。
滑り台状10m2本と30m鎖。
今日一番の難所です。
ひとりひとり、慎重に慎重に下りましょう。
下り切ったらお次は天狗岩。
また上まで登るんですか(トホホ)。
08:45 天狗岩
意外に地味な天狗岩の標識。
大のぞきから見る分には迫力ありますが、実際来てみると地味な場所です・・・。
08:49 白雲山・西肩
天狗岩から歩いてちょっと。白雲山・西肩到着です。
西肩から見た相馬岳。
今からあそこに登るんだ。
西肩から振り返る。こんなところを歩いてきました。
それではお次は相馬岳。
一旦タルワキ沢のコルへと下ります。
そしてここでも探し物。顔面岩はどこにある?
(事前にしっかり調べないとね、、)
09:11 タルワキ沢のコル
顔面岩は結局見つからず。タルワキ沢のコルに着いちゃいました。
まあこれも次回に探そう。楽しみが増えて、良いじゃないかッ!
09:25 相馬岳山頂
タルワキ沢のコルからは、とくに危険個所もなく黙々と歩いて、あっという間に相馬岳山頂!
標識錆びてて、ちょっとさみしい感じですけど景色はさてさてどうなんでしょう!?
ジャーン!
おお!カッコいい!金洞山!!(語彙力)
今日は、相馬岳で終わりにしますが、あちらに見える金洞山まで歩いていくこともできるみたい。
それなりに技術体力必要なので、余裕(と機会)があったらやってみようかな。
09:43 タルワキ沢
再び戻ってタルワキ沢です。
ここを下って中間道へ。妙義神社へ下山しましょう。
完全に鎖場とか危険個所終わったと思ってました。
タルワキ沢にもちょこちょこ鎖とか、ロープの場所がありました。
下山中も油断大敵。転ばないよう気を付けながら下りましょう。
10:16 タルワキ沢出合
タルワキ沢出合に到着です。ここからは中間道を歩きます。
中間道と言えば、いつか石門めぐりもやってみたい。
妙義山は(我が家から)近いので、何度も来ても良いかもですね(楽ちん!)。
10:27 第二見晴
中間道、途中にあった第二見晴。
ここはほんとに見晴らし良いです~。
引き続き、中間道の道を行く。
ここ、関東ふれあいの道にもなっているので、それを目的に来てる人とかもいるんじゃないかな?
関東ふれあいの道
関東ふれあいの道(かんとうふれあいのみち)とは、環境省の長距離自然歩道構想に基づき関東地方1都6県が整備している総延長1,799kmの自然歩道のことである。別名を首都圏自然歩道(しゅとけんしぜんほどう)という。我が家都八王子市高尾山麓にある国道20号沿いの「梅の木平」を起終点に、関東地方の我が家都、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、神奈川県の順に1周する。
出典元:wikipedia
10:38 大黒の滝
水不足です?大黒の滝。
10:47 第一見晴
第一見晴、見晴らし・・・?(第二のほうが見晴らしいいです)
10:56 妙義神社南門
中間道歩いて40分。帰ってきました妙義神社。
南門から境内入り、階段下って帰りましょう。
いや~、表妙義、楽しめました!
玉石、顔面岩、見逃したけど、次回以降の楽しみですね~(見つけられるかな?)。
なにはともあれ、今日も一日、お疲れ様でした!
まとめ
今回は上毛三山のひとつ、かつ日本三大奇景のひとつでもある妙義山(白雲山、相馬岳)の山行でした。
上毛三山もこれで2つ目。残るは榛名山、待っててね!
2021.6.10追記 先日上毛三山コンプリートし、記事を書き終わったのでリンク張らせて頂きます。
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と言うかほんとにね、この日からこんなに雨が続くなんて・・・。今考えると奇跡のような一日でしたね(雨の続く7月中旬に執筆中)。
山自体は、バリエーション豊富な山ですし(岩登りあり山歩きあり)、表妙義や裏妙義など、登山コースもたくさんありますし。
紅葉の時期も良さそうですね。また行くとここまったら登りにこよう~。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
下の写真に大の字あります(めっちゃ小っちゃいですけど。探してみてください)。
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!