2022年登り始めは入笠山
[山域] 南アルプス [CT] 1時間49分 [距離] 3.9km [登り] 295m [下り] 298m [日程] 日帰り
こんにちは。kara（@karalog2018）です。2022年も残りあとわずか。そんなタイミングで今回お届けするのは「2022年最初の山行」です（2022？あれおかしいな）。ブログ書くのがあまりに遅く、周回遅れもいいところですね。とまあ、それはそれで良いとして、今回は「登り始め」と言うやつですね。年末年始はまったりしたい。でも山にはちょっと登りたい。そんなアナタの願いにピッタリな、南アルプス・入笠山（にゅうかさやま）です。雪山初心者、これから雪山はじめるぞって方にもおすすめの山ですね。いつものhirooneさんと登ってきました。
06:22 AM 富士見パノラマリゾート
あけましておめでとうございます。2022年最初の山登りはド快晴。幸先良いですね！ゴンドラ山麓駅登山用のゴンドラ往復券で乗車しますゴンドラすずらんストーブありがたい！あったかいですな～
富士見パノラマ
おはようございます。長野県にあるスキー場「富士見パノラマリゾート」、今日はここから南アルプス・入笠山を登ります。冒頭にもお話しましたが、入笠山は雪山登山入門にはぴったりの山。コースタイムが「短め」、難易度はゴンドラも使えるので「やさしめ」なのが理由です。また、何と言っても登山口へのアクセスが良い。中央自動車道諏訪南ICからすぐそこですし、駐車場も2,000台！しかも無料。同じようなシチュエーションで北八ヶ岳の「北横岳」もありますが、コチラも雪山入門にはおすすめですね。しいて言うなら「犬好き」「グルメ好き」なら入笠山でしょうか(笑)。理由は追々、わかると思います。
では早速コースをご紹介。今回の入笠山は、まずは富士見パノラマリゾートの駐車場からゲレンデに向かい、ついたら右のゴンドラ山麓駅へと向かいます。山麓駅からは「ゴンドラすずらん」に乗り、標高を一気にあげて山頂駅へ。山頂駅すぐそばにはアイスキャンディ、もといサミットフォールが期間限定でできているのでアイスクライミングやってみたい方は体験もできますよ。
ちなみにゴンドラは行きも帰りも使用するのですが、営業時間は8:30～16:00（※ ゴンドラ下り最終16:30）とのことです。金額はわたしが登った頃は1700円でしたが、今シーズンは2000円になるみたいです（世知辛い世の中ですね）。いずれにせよ富士見パノラマのURLを下に貼っておきますので、事前に確認いただければと。
こんにちは。kara（@karalog2018）です。「ゆっくりたっぷりの〜んびり♪」。どこかで聞いたこのフレーズ。わたしの実家近くのホテルの曲です。盛大に最初から話それていますが、今シーズンの雪山はじめに、北八ヶ岳の北横岳を選んでみました[…]
長野県富士見町 東京から90分、富士山と八ヶ岳を望むスノーリゾート。総合スノー施設・スキー場、スノートレッキングやキッズ…
山頂駅すぐそばの入笠山登山口09:16 AM 初登り開始！
入笠湿原入口
雪だるま激写中のhirooneさん
茶々丸さま！！！09:28 AM 山彦荘
入笠湿原
入笠山登山口からは、アカノラ山をまくような形で先へと進みます。登りがほとんどない樹林帯の道なので、モフモフの雪をお楽しみください(笑)。しばらく進むと鹿よけですかね、ゲートをくぐります。すると一気に視界は広がり、一面真っ白な銀世界。コチラが「入笠湿原」ですね。わたしは雪の湿原しかみたことがないのですが、夏は夏で気持ちよさそうです。
そしてここでうれしいサプライズ。instagramで人気の登山犬「茶々丸」さんと、3度目になりますか、エンカウントです。最初は谷川岳、お次は武尊山、そして今回入笠山なのですが、二度あることは三度あるですかね～。今回も快く写真撮らせて頂きました！（ほんとうにありがとうございます）
ちなみにもうお気づきの方いらっしゃるかもしれませんが、「入笠山がワンちゃん好きにおすすめ」な理由。そうなんです、この山、ワンちゃんが多い。これから先にあるマナスル山荘がワンちゃんも泊まれる山小屋なので、犬連れの登山者さんがすごく多いのです（眼福です）。
こんにちは。今回は３月・積雪期、その中でも残雪期にあたりますかね、の谷川岳の山行です。夏に何回か登っている谷川岳。雪山もはじめたことですし雪の谷川岳ってどうなるの？ということで行ってみたら。あらまあなんと！全然別の山[…]
こんにちは。気が付いたら週末でした。明日はどこに行こうかな～？のkara（@karalog2018）です。今回は雪山シーズンに毎年登っている上州武尊山・剣ヶ峰山のお話です。本当、なんど登ってまったく飽きない。それくら[…]
山彦荘からマナスル山荘へ平らな遊歩道を行くカゴメの森林道入笠線は冬季通行止めです
シカよけのゲートをくぐる
09:39 AM マナスル山荘
御所平峠入笠山山頂直下、最後の急坂
09:57 AM 入笠山山頂
入笠山山頂から見た南アルプスと富士山
入笠山山頂（標高1,955.4m）
入笠湿原を越えたらお次はワンちゃんたちの楽園、「マナスル山荘」のある御所平峠へと向かいます。あいかわらず平坦な道が多いので、はじめての12本爪アイゼンやスノーシューなど足慣らし、ウォーミングアップにぴったりの場所です。御所平峠から入笠山山頂までははじめての、と言っても過言ではないでしょう、「登り」です。しっかり登る急登なので、滑り落ちないよう気を付けましょう。
入笠山山頂は開けた広い展望台。360℃のパノラマで、南アルプスや富士山、八ヶ岳など冬ならではの澄んだ空から真っ白な山々が見渡せます。そして山頂ついたら忘れちゃいけない「2022年最初の雪だるま」。上の写真だとわかりづらいのですが、しっかり作らせて頂きました。ちなみに「展望が良い」と言うことは「遮るものがない」と言うことでもあり、この日はものすごく天気が良い一日ではあったのですが、ものすごく寒い一日でもあったので、山頂はそこそこに下山としました。
八ヶ岳見ながらの下山
10:45 AM 再びのマナスル山荘
マナスル山荘にも雪だるまあじくんは不在（残念）
マナスル山荘のビーフシチュー、入笠山光学観測所
入笠山山頂からは再び来ましたマナスル山荘。ここに入笠山をおすすめするもうひとつの理由、名物「ビーフシチュー」があるのです。以前来たときはそれを知らずにhirooneさんがつくったクリームシチューを食べていたわけですが（なんて挑戦的な）、今日こそはと満を持してやってきました。が。「やってきました」だけで試合終了。まさかまさかの売り切れ御免。一体いつなら食べられるのやら(涙)。
そしてマナスル山荘と言えば、前から「観測所とかなにかの基地なのかな？」と独特のフォルムに疑問を抱いていたのですが、今回調べてみたらまさにその通りのものでした。「入笠山光学観測所」、スペースデブリや小惑星探査に特化した施設なんですって。
入笠山光学観測所（にゅうかさやまこうがくかんそくじょ）は、長野県伊那市の赤石山脈北端・入笠山に1990年に設立された、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とIAT(航空宇宙技術研究所)が共同所有する天文台。入笠山天体観測所、入笠山光学観測施設とも呼ばれる。
出典元：wikipedia
スペースデブリと言えば「プラネテス」。アニメはまだ見ていないのでいつか見てみよう。「ヴィンランド・サガ」も新刊待ち遠しいですね。アニメシーズン2はもうそろそろかな？（1月9日だそうです）。
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マナスル山荘から入笠湿原へ下山は違うルートで帰ります入笠湿原、山彦荘を見下ろす山彦荘
入笠湿原からゴンドラ山頂駅へ
アカノラ山の電波塔スキー場が見えてきました11:06 AM ゴンドラ山頂駅スキー場から見た八ヶ岳。ふつくしい北八ヶ岳（北横岳～天狗岳～硫黄岳）かな？南八ヶ岳（硫黄岳～横岳～赤岳～阿弥陀岳）
雪山入門「入笠山」
マナスル山荘から入笠湿原。入笠湿原からは行きとルートを変えて、アカノラ山山頂近くの鉄塔経由でゴンドラ山頂駅へと下山しました。われわれの今回コースタイムは1時間と49分。まあ2時間ってところですかね。累積標高も300mいかないくらいのゆるふわ雪山登山です。
もちろん天候にも左右されるので油断大敵ではありますが、山小屋も近くにあり冒頭にお話した「ワンちゃん」「グルメ」もあるので、雪山入門にほんとうにおすすめの山ですね。サクッと登れる山なので、時間があるならそのあとスキーやスノーボード楽しむのも大いにアリですね！
すでにだいぶ日が経ってしまいましたが、あけましておめでとうございます。1月3日に登っていた入笠山、YAMAPに上げ忘…
