冬の那須岳(茶臼岳)
[山域] 北関東 [CT] 4時間50分 [距離] 12.7km [登り] 741m [下り] 745m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。今回は厳冬期1月の那須岳。「登ってはいたのだけれどブログにしていなかった」と言ったものを、過去からピックアップしちょこちょここれからお届けできればと。と言うことで那須岳、その中でも今回は茶臼岳の山行になるのですが、「天気予報は晴れマーク。登ってみたら曇天でした」と言う山でよくある山行でした(あってほしくはないのだけれど)。ですが山自体は素晴らしく。少しでも素晴らしさ届けばいいなと今日は綴ってみたいと思います。
朝焼けの大丸園地
赤く染まる那須の山々
トイレ前。登山カードを提出しましょう。
大丸園地からロープウェイ駅までは20分ほど
那須ロープウェイ山麓駅に到着です。
はじまりは大丸園地
大丸園地。大きな駐車場とお土産屋さん、ちょっと先には大丸温泉旅館がある場所です。いつも(無積期)はこの大丸園地のさらに上、峠の茶屋前の駐車場まで車を走らせそこから登り始めるのですが、あいにく道は封鎖中。と言う訳で今回はここ、大丸園地からのスタートとなります。メンバーはいつものhiroone、以上です。たまには新しいメンバーもご紹介したい、ぶっちゃけ言うなら花がほしい(おじさん二人はむさ苦しいのです)のですが、まあ人見知りなわたしたち。しばらくはこの2人でお届けします(ご了承ください)。
雪に埋もれた峠の茶屋
積雪期、大活躍のヤマレコ(Apple Watch)
ようやくいつもの登山口です(50分くらいかかりました)
ようやくいつもの峠の茶屋(那須岳登山口)
登りはじめから20分。那須ロープウェイ山麓駅を通過しそれからさらに30分。車道をショートカットしながらようやくいつもの峠の茶屋へ。この時期茶臼岳登られる方は、いつもよりプラス1時間ちょっとは見ておいてください(登り50分、下り20分くらい?)。そしてここからようやく本番。いよいよ茶臼岳、登りはじめます!ちなみにちょこっと余談にはなりますが、3枚上にある写真、Apple Watchの写真なのですが、いやね、皆さん聞いてください。本当便利なんですヤマレコ、Apple Watch。冬、積雪期って夏道は登れなくて、ルートわからないことしょっちゅうじゃないですか。事前に自分の行きたい山・コースをヤマレコで探して地図と共にダウンロードしておけば、迷うことなく登って行けちゃう。もちろん当日のコンディションなどによってルート変えることは必要ですが、何もないよりは安心感が「全然」違う。さらに規定ルートを外れれば警告も言ってくれるしものすごい助かってますヤマレコさん。YAMAPとかね、同じことできるっちゃーできるのですが、いちいちスマホ取り出すのものね。パッと腕を見るだけで確認できるのは本当便利な世の中になりました。
20分ほど登れば展望がひらける。目の前にあるのは剣ヶ峰
茶臼岳を左手に見ながら、峰の茶屋跡を目指します。
剣ヶ峰のさらに右手には朝日岳が
ここ、風がいつも強いです。
めっちゃ寒い。ひさびさに痛いくらい寒いです。
剣ヶ峰と朝日岳
峰の茶屋跡避難小屋、剣ヶ峰、朝日岳
ヤマレコ賛美してますが、正直言うと似たようなものも他にあるかもしれません。ですが私はApple製品が家に多いので、Apple Watchで使えるヤマレコは非常に助かってます。強いて、しいて直してほしいところをあげるとすれば、ルート外れた時の警告。あえて計画時のルートを外す時もあるので、Apple Watchから簡単に警告止められるといいな。
話は戻りまして(写真進んでいますしね)「峰の茶屋」。こちらは避難小屋となります。下にあるのは「峠の茶屋」。そこから鳥居、埋もれた狛犬を越え、20分ほど樹林帯を登ればドーンと展望が広がる峰の茶屋までの登山道。左手にはこれから登る茶臼岳。正面には剣ヶ峰に、右手に見えるは朝日岳。風がいつも強い(わたしだけ?)のが難点ですが、テンション爆上がりの道ですね。
峰の茶屋跡から茶臼岳へ
南東方面、時計回りで山頂を目指します。
高曇りの空、曇天とも言う
白と灰色の世界
最後の急登
お釜口まで登りきったらぐるっとお釜を巡ります
急登、そしてお鉢巡り
峰の茶屋跡からは時計回り、南東に向かって進みます。ここまでの登りはそこまでキツいところはありませんが(ただただ風が強く寒いくらい)、ここからはしっかり登ります。お釜口の直下なんてエグいくらいの急登でした。さらに以前登った時よりも雪が多く感じられ、足も沈むし登るのキツい。わたし、茶臼岳は風が強いからかあまり雪がついていないイメージだったのですが、時期によりますね。いやはや油断大敵です。急登を登りきり、お釜口についたらゴールまであと少し。反時計回りで茶臼岳山頂へと向かいましょう。
霞む太陽と大きく口を開けたお釜
剣ヶ峰、朝日岳、三本槍岳。那須の山々を望む
山頂間近
ワレ茶臼岳山頂到着ス
山頂標識といつもの雪だるま
茶臼岳山頂(標高1,915m)
結局「快晴」とはなりませんでした。晴れてこないかな〜なんて思いながら登っていましたが、茶臼岳山頂到着しちゃいました。たまにはこう言うのもアリなのかしら。「白と灰色、色のない世界」。少しでも”彩り”加えてみよう。などと、雪だるまを足してみたものの、結局そいつも白かったです・・・。
那須岳神社の祠と雪だるま
鳥居をくぐって下山しましょう。
峰の茶屋跡へと戻ります。
峰の茶屋跡から剣ヶ峰、朝日岳へと続く稜線
帰ってきました峰の茶屋跡
峠の茶屋へ下山しましょう。
つぎは那須三山縦走ですかね。
いくつか雪だるま奉納したら、もと来た道を下山します。火口をぐるっとまわってお釜口。そこから急登を下って峰の茶屋跡。峰から峠の茶屋へとくだるころには晴れるどころか雪降ってきた。晴れる晴れないとかそんなんじゃなくて、むしろ雪が降る前に下山できてラッキーでしたね。休憩入れて5時間弱。ほどよい時間で降りてこれました。つぎは夏か、秋のころ。茶臼岳だけじゃなくて、那須三山縦走とか。朝日岳に三本槍岳、三斗小屋温泉にも行ってみたいなぁ。
今回使用したカメラとレンズ