こんにちは。
今回は飯豊山の1泊2日テント泊の山行(後編)です。
前半では、御沢野営場から切合小屋(きりあわせごや)へ(スゴイ名前だ切合小屋!)。
後半である今回は、そのスゴイ名前の切合小屋から飯豊本山目指します!
前回をまだ見ていない方はこちらからどうぞ。
こんにちは。今回は8月上旬に登った飯豊山、1泊2日テント泊の山行(前編)です。福島県、新潟県、山形県と、三県またがる場所がある。おもしろそうだから行ってみようよと、車を走らせやってきました。ひさびさ、と言うか[…]
今回のコースと地図
1日目(切合小屋):御沢野営場(標高1750m)→長坂→三国小屋(標高1644m)→種蒔山→切合小屋(標高1750m)
2日目(飯豊山):切合小屋(標高1750m)→本山小屋→飯豊山(標高2105.2m)→本山小屋→切合小屋→種蒔山→三国小屋(標高1644m)→長坂→御沢野営場
登山記録
03:55 姥権現(うばごんげん)
おはようございます。時刻は朝の4時前です。
切合小屋(きりあわせごや)でてからコチラまで、ヘッデンたよりに登ってきました。
まずは目指すは飯豊本山。
草履塚を越えての姥権現(うばごんげん)です。
暗闇の中で見ると、かなりホラーな感じです。。
姥権現
飯豊山は、近年まで女人禁制の山であった。江戸時代に禁を破って飯豊山中に入った「小松のマエ」という女が、神の怒りに触れて石に変えられたという。飯豊山神社へと向かう登山道の横にある「姥権現」は、マエを祀ったものと言われており、登山者にとって大きな目印であり、参詣の場となっている。
出典元:wikipedia
まだ朝日は登らない。真っ暗な中を進みます。
なにやら岩稜はじまりましたが、ここがおそらく御秘所の鎖場。
なかなかハードな気もするけれど、暗くて全然こわくない(なにせ見えないからね)。
細い岩稜越えたら次は、広い坂になりました。
御前坂ですかね、この坂は。せっせと登っていきましょう。
徐々に明るくなってきました。
いろいろ見えてきましたね。
上には小屋が、本山小屋(ほんざんごや)かな。
手前にはテント場ありますね。ここでテントでも良かったかもね(時間的には問題なかった)。
テント1張り貸し切り状態。
静かでのんびりできるのか、それともさみしくて心細いのか。
わたしはちょっとさみしいかもかも。
だいぶ明るくなってきたので、今まで来た道振り返りましょう(見えなかったからね)。
おぉ~、こんな道を、わたしたち(hirooneとわたし)登ってきたのですね。
本山小屋まであとちょっと!
コチラは小屋の近くに咲いていた、イイデリンドウと言う小さな花です。
草花まったく知識がないので、こうやって書いてあると助かります。
04:41 本山小屋(飯豊山避難小屋)
イイデリンドウに導かれるままに、花を次々見ていたら、本山小屋に着いちゃいました。
ちなみに、コチラも避難小屋。
飯豊山避難小屋とも言うみたい。
コチラは本山小屋のお隣の、飯豊山神社になりますね。
無事に下山できるよう、中に入って参拝しましょう。
時刻は5時のちょっと前。
朝日がだんだん昇ってきました(キレイだっ)。
朝日が昇りきる前に、飯豊山山頂向かいましょう!
そしてここから、ほんとにほんとに絶景でしたっ!!!(感動・感激)
アルプスにはない、なだらかな尾根。
モルゲンロートも相まって、幻想的な雰囲気でした。
飯豊山山頂まであと少し。
着くのがほんともったいない(この雰囲気にいつまでも浸っていたい)。
05:01 飯豊山山頂
そんな願いもむなしくも、飯豊山山頂到着です。
あっという間に着いちゃいましたね。
みごとに赤い標識ですね。
それでは。
飯豊山山頂からの景色、ご覧あれッ。
まずはコチラ。烏帽子岳(えぼしだけ)、梅花皮岳(かいらぎだけ)に北俣岳(きたまただけ)。
北西に見える山々ですね、読めない漢字がいっぱいです(自分の無学さが、、)。
山頂標識後ろに見えるは、飯豊連峰の最高峰の大日岳になりますね。
飯豊山から駒形山、御西山から大日岳と、縦走できるみたいです(飯豊山からみたら南西方向)。
今回は時間がなくて、行けないのだけれど、いつかは縦走行ってみたい!(必ずやッ!)
コチラは山頂からの本山小屋。
太陽けっこう昇ってきました。
ちなみに右端指かかってます。なんてこったよ台無しじゃんか。。(それでも写真はアップするけど)
非常に名残惜しいのですが、そろそろ帰る時間です(うぅ)。
本山小屋に、戻るとしましょう。。
05:24 本山小屋
はい、あっという間に本山小屋です(20分くらいかな)。
いまさらな話で恐縮ですが、2階に扉がありますね。
三国小屋にもありましたけど、雪降らない場所で育ったわたしはこういうのなんだか新鮮です。
本山小屋からの飯豊山。
意識してなかったので気付かなかったけれども、大日岳も見えるのですね。
テントを張りっぱなしなので、切合小屋まで戻りましょう(軽い荷物で上がってきました)。
行きは暗くて見えませんでしたが、帰りはバッチリ道が見えます。
帰りも登りがありました(なんてこったい!)。
見えないほうが、良いってこともあるみたい(つらさは変わりませんが、精神的には、ね)。
御秘所の鎖場進みます。
ほんと、見えてないって方が、良いってこともありますね。。
06:16 草履塚
御秘所の鎖場、人が登ってきてビックリしたけど、無事にうまくすり抜けられて。
草履塚に到着しました。
草履塚からの飯豊山。
こんな風に見えたんですね~。
切合小屋目指して下りましょう!
07:35 切合小屋
本山小屋からひたすら下って、切合小屋に到着です。
テントを撤収、下山です。
ちなみに、こちらの黄色い(多分モンベル)テントの方は、いつになったら起きるのでしょう(まわりにはもうひとつもテントがない)。
見納め草履塚越しの飯豊山。
アナタほんと良い山ですね(ほんとにほんとだよっ)。
それでは帰るとしましょうか。
三国小屋に向かいましょう。
三国小屋を過ぎたあと。ここは剣ヶ峰の岩稜ですね(けわしい~)。
こんなくさり場もありました。
落っこちないよう気を付けましょう。
岩稜後は長坂ですね。
長い長~い樹林帯。
12:21 御沢野営場
2時間くらい、長坂下って(シンドイ!!)。
御沢野営場、到着です。
これにて飯豊山登山、完了です!(パチパチ)
と、なるはずだったのですが、、、
よしじゃ帰るか!と車に乗って、しばらく車で走っていると、なんだか違和感感じます。。
車を降りて見てみると。あらま!パンクしてますね!
生まれてはじめてパンクしましたよ!
クソ暑い中、ジャッキで車持ち上げて、必死にタイヤ交換してやりました!
不幸中の幸い、ですかね。たまたま今日はレンタカー。スペアタイヤも入ってました。。
スペアタイヤは、あまりスピード出しちゃダメらしく。
ノロノロ運転でやって来ましたいいでのゆ。
疲れもパンクも、綺麗に流してしまいましょう。
お風呂の後は、まあそうですね、パンクのことは、なくなるわけがないらしく(残念です)。
タイヤを買って帰りましたよ!
山の思い出上書きされた!?なんとも変な終わり方。。
まとめ
今回は飯豊山・1泊2日テント泊の山行(後編)でした。
タイヤがパンクすると言う高くついた山行でしたが、まあ時間が経ってみれば、いろんな体験ができた良い山行だったかと。
山はほんとうに最高でしたし(大好きになりました!飯豊山!)、アルプスにないこの景色をじっくりまた堪能したい、ところです。
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
飯豊は良いで!ほんとうに!
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!