冬の谷川岳
[山域] 上信越 [CT] 4時間48分 [距離] 7.9km [登り] 782m [下り] 783m [日程] 日帰り
こんにちは。kara(@karalog2018)です。みんな大好き谷川岳。いつ訪れてもすばらしい景色を見せてくれるわたしも大好きなお山です。特に冬、雪の谷川岳は格別で。なんだかんだで毎年必ず登っています。この山行は2020年12月。雪山谷川岳としてはちょうど1年ぶり、そして2020年の登り納めの山行となりました。ちなみに、この記事を書いているのは2021年3月末。”年末”ならぬ”年度末”。一文字ちょっと余分ですけどそこはご愛嬌と言うことで(苦笑)
谷川岳ロープウェイからスタートします。
天神平より。谷川岳(左)と白毛門(右)
うしろには天神平スキー場と高倉山。
谷川岳、主脈の稜線は雲の中(晴れるかな?)
谷川岳、渋滞からのスタートです。
おはようございます。関越の渋滞に巻き込まれ、天神平に降り立ったのが、なんと10時少し前。いや完全に出遅れました。基本いつもロープウェイ始発に乗るのですが、プチ寝坊&渋滞でこんな時間になっちゃいました。コースタイム的には今回の天神尾根からの谷川岳は4時間くらいになりますか。ロープウェイの終電が16時30分(詳細はコチラ、谷川岳ロープウェイHPをご確認ください)なので、まあ間に合うと言えば間に合います。ただなにがあるかわかりませんし、前倒し前倒しで行きましょう。まずはじめはスキー場からキツい急登登ります(のっけからキツイんですよね谷川岳って)。登りきると目の前にドドンと谷川岳。稜線が雲に覆われているのが気になりますが、行けばわかるさなんとかなるさと足を踏み出し進みます。
スキー場の急坂を登った後は、熊穴沢避難小屋を目指します。
山間、沢沿い下には新幹線のトンネルや関越トンネルが。
今年は雪が多そうですね。
天神尾根、急坂登りが続きます。
左手にはオジカ沢ノ頭から俎嵓、川棚ノ頭がよく見えますね。
本日2度目の渋滞。
本当の谷川岳?
こんなに人が多い谷川岳ははじめてです(積雪期)
本当の谷川岳(俎嵓・マナイタグラ)
今年は熊穴沢避難小屋、雪にすっぽり埋もれてました。この小屋がどれだけ埋もれているかがわたしのそのシーズンの積雪量を測るひとつのバロメーターで。去年は「雪が少ない」とのことでしたが、たしかに小屋は全部見えていましたね(去年の写真はやけに青みがかっていますね・・・)。
こんにちは。雪だるまの季節になりました。kara(@karalog2018)です。11月から引き続き、2か月連続となる谷川岳のお話です。前回11月は晩秋の谷川岳と言うことで、終わりかけでしたが紅葉を見に、巌剛新道から[…]
余談ですが、昔は「谷川岳」の名はこの俎嵓についていたんですって。おもしろいですよね〜。
肩の小屋は帰りに寄ります。
肩の広場の道標。今日は凍っていませんね。
肩の小屋をふり返る。このあたりから見える景色、大好きです。
2つの耳へ向かいましょう。
まず1つ目のトマの耳。
トマの耳(標高1,963.2m)
天神尾根から肩の広場、肩の小屋を越えて行き、双耳峰谷川岳ひとつ目のピーク、トマの耳へと到着しました。そう言えば登りはじめに見えていた雲は消えていますね。消えた、と言うよりこれは高曇りと言うのでしょうか。いずれにしても「展望あり」。2020年最後を飾るには良い山行じゃありませんか?
そして2つ目オキの耳。
オキからトマを眺める。視線を戻すとだるまさんが転んでいた。
オキの耳(標高1,977m)
ふたつ目のピーク、オキの耳。トマより標識が埋もれていますが、ほんのちょっぴりコチラの方が標高高いからでしょうか。そしていつもの「山頂標識にダルマを添えて」。12月だからでしょうか、「谷川岳」だからでしょうか。雪質が良いのでしょうね。雪だるまが作りやすい。この情報誰にも役に立ちませんが、近くの山でも武尊山は雪だるま作りには適さない。これ完全に持論ですが、また、たまたまなのでしょうが、武尊山の山頂はいつも風が強くてサラサラの雪かもしくはカチカチの凍った雪しかないイメージです。
オキからトマへ
見納め、トマからオキを眺めましょう。
いつかはつなげたい谷川主脈
谷川岳肩の小屋もどってきました。
いろいろコラボ。雪だるま(↓らいてふ小屋のらいてふさん↓)。
谷川連峰
川棚ノ頭、俎嵓。オジカ沢ノ頭から万太郎山に、仙ノ倉山、平標山と、いつかはつなげたい谷川主脈。谷川主脈の他にも今いちばん気になっている「谷川岳馬蹄形縦走」。TwitterかInstagramで写真見つけて以来、わたしの心、もってかれました。2021年どこかで歩いてみたい。紅葉の時期かな?新緑の時期かな。今からとても楽しみですね〜。
何度も撮ってしまうこの景色。
2020年最後の下山。天神尾根を下ります。
尾瀬の山々(左奥)と上州武尊山(右奥)
俎嵓を横目に。
天狗の留まり場を越えて避難小屋へ
熊穴沢避難小屋前。雪だるまon雪だるま。
谷川岳の雄姿をふり返り見る
2020年山納め。谷川岳よ、ありがとう。
あっと言う間に2020年もおしまい。今年はコロナ禍でほとんど山に行けなかった&日帰りしかできませんでしたが、山に登ると言うことが本当に特別なことで、そしてすばらしいことだったのだなと思い至りました。自分が健康じゃなきゃ登れませんし、自分が健康でも環境や他の要因で登れないと言うこともあるんだなぁと。そう言う意味だとこの日も特別な一日で。2020年登り納めと言うこともありますが、今日という日を忘れずにのみやっちさんとすれ違っていたり、I AM A DOGのOKPさんも登っていたり(お二人のブログいつも楽しみに見ております)。それとインスタで大人気の登山ワンニャンの「ののとGuri」にも出会えましたしご馳走様です良いことづくめですね。なにはともあれ山登りもおしまい。谷川岳はほんと良い山。いつもありがとうございます。
今回使用したカメラとレンズ
SONY ソニー Cyber-shot DSC-RX100M6