こんにちは。
今年(2020年)の夏はどうしよう。計画なかなか立てづらいよね。kara(@karalog2018)です。
本当、どうしましょうね。今年の夏。広河原も閉鎖されて南アルプスはほぼダメですし、北アルプスも地震が多い。
南アルプス・北岳の登山口、広河原へのアクセスは今シーズンはできなくなることが決定しました。これに伴い、北岳への登山道も閉鎖となります。今年は日本1・2・3位タイの山には登れません。https://t.co/CqfBjlQIqb
— ヤマケイオンライン (@YAMAKEI_ONLINE) July 3, 2020
テントも予約しなきゃとか、暗雲立ち込める夏の山行です。
ハイ!暗い話はここまでとして、今回は半年ぶりになりますか。谷川連峰にある平標山と仙ノ倉山のお話です。
前回は雪山になる一歩手前の山行でした。今回は梅雨の合間、6月後半の山行になります。
この時期はお花の時期で、チングルマにハクサンコザクラ、イワカガミにツツジの花と、いろんなお花が見れちゃう季節。
どんな景色が見れるのかしら?楽しみですね~。ほんとにね!
今日も元気に行ってみましょう〜!
山のカテゴリ
主な山の基本情報
お花畑がきれいな標高1938.8mの山。ここからお隣の仙ノ倉山までの稜線は控えめに言っても最高です。
谷川連峰最高峰の標高2026.3mの山。日本二百名山・ぐんま百名山に選ばれていますね。
今回のコースと地図
平標登山口から松手山を経て平標山(標高1983.8m)、仙ノ倉山(標高2026.3m)へ。下山は平標山から平元新道、上信越自然歩道をつかう周回コースです。
- 技術度 :
- 体力度 :
「お花畑」、「楽園」そんなワードに騙される事なかれ。しっかり1300m登ります(準備は万端に)。
- 景観 :
- アクセス:
- 混雑度 :
自動車では、関越自動車道・湯沢ICで下車。平標登山口・元橋駐車場にアクセスしました(宿場の湯の少し先です)。
- 標準コースタイム:7時間15分
- コースの距離:14.1 km
- 最小標高: 973 m
- 最大標高: 2031 m
- 累積標高(登り):1302 m
- 累積標高(下り):1307 m
登山記録
06:17 平標山登山口
おはようございます。
前回はひとりで登った平標山。今日はhirooneと、おじさん二人で登ります!
登山口は前回同様、松手山コースから登りますよ。
元橋駐車場に車を止めて、ってね。そうですこれは言っておかないと。
駐車場、朝の4時30分にわたしら着きましたけど、その時にすでに車がいっぱい(なんてことだ)。
この時期こんなに混むのですね・・・。
うっかりのんびり来ちゃったりすると、駐車できないかもしれません。
駐車料金は600円。後払いでの支払いでした。
スタートは樹林帯の急登です。
I know I know わかってる。天気が悪いのもわかってる。
だって予報は9時から快晴。今日は9時から11時が天気のピークで、以外はご覧の通りです!(ガスガスです!)
遠くは見えなくとも近くは見える。そうです今日はお花がメイン!
花、見にここまでやってきたのです(下のお花はヤマツツジ)。
07:06 鉄塔(四合目)
本来なら二合目からは鉄塔が見えて、それを目指して登るのですが、今日は真っ白何も見えません!
と思ったら、急に目の前に鉄塔が。いつの間にかここまで登ってきてました(苦笑)。
四合目から松手山にかけては、少しずつ天気が回復してきた(僥倖!)。
東(太陽)に向かって進んでいるので、差し込む光(光芒)がとってもステキ!
07:43 松手山山頂(六合目)
おぉ〜、見えました!平標山!ようやくお目にかかれましたね!
左手に見える人だかり、あそこが松手山、山頂です。
松手山山頂からの景観コチラ(南側、になりますか)。
う~む、やっぱり雲がスゴイ。
9時からが、本番ですから!これからきっと晴れてくるからッ!
われわれに残された時間はあまりない。
9時には山頂ついていたい。快晴の稜線を歩くのですッ!
平標山いざ行かん!
空は青いね!良い感じですね!
どんどこ登って行きましょう。
松手山から平標山は、今回の山行で一番がんばるところ。
ここさえ登ればあとは天国。焦らずしっかり登っていきましょう!
08:03 七合目
あれ?おかしいな。なにかがおかしい。
今だけだよね?と登ります。
Oh〜!またお会いしましたイワカガミさん!
先週の金峰山、覚えてますか!?
こんにちは。kara(@karalog2018)です。ようやく。ようやくです。長い自粛生活を終え、記念すべき第一弾となる山は、金峰山。奥秩父の盟主、蔵王権現を祀る信仰の山でもありますね。カメラを持つのも久しぶり。そもそも、山[…]
キツイ急登、登ります。
08:16 八合目
木道途中の八合目。ここまでくれば登りはあとちょっと!
コチラのお花はヨツバシオガマかな。
さすが花の百名山。いろんなお花が咲いています。
花撮るおじさん。hirooneコチラ。
ひとつひとつの花が小さいので、撮るために屈んだりするのですが、この立ったり屈んだりが意外とシンドい。。
体力落ちてます。本当に。夏に向けて、頑張らなくちゃ。。
コチラはチングルマだと思ってパシャパシャ撮っていたハクサンイチゲ。
ハクサンイチゲは花びらがチングルマと違って少しトガっています(チングルマの花びらはもう少し丸みを帯びています)。
登りのピーク、過ぎました。それでは向かいましょう!山頂へ!
08:35 九合目
平標山ビクトリーロード!
08:56 平標山山頂
計画通りの9時に登頂!
半年ぶりの平標山。こんなに早くまた来るなんて(それくらいすばらしい山なのです)。
前回は11月と言うこともありガラガラでしたが、今日の山頂は密ですねw
たくさんの人で賑わっていました。
平標山、お次は仙ノ倉山です。
平標山から仙ノ倉山に続くこの道、ほんとうに本当に、大好きです!
感無量とはまさにこのこと!
ハイ、すみません。ちょっぴりフェイク、まじってました。。
上の写真は前回のもので、現実コチラ(下)になりますね(真っ白!)。
厚い雲の上は晴れているんですけどね〜。
厚い雲の上は!
如何せん厚すぎるのです。厚すぎるのですよ!雲が!
イヤ、待て待て。落ち着け、落ち着くんだわたし。
9時〜11時が晴れる、ですからね。
1時間ごとの予報なので、「9時15分から晴れる」かもしれません。「9時30分から晴れる」かもしれません!
いや〜、早とちりしちゃったな〜。
仙ノ倉山に向かっている途中で晴れるかもしれないので、ゆっくりのんびり進んでみましょう。
平標山山頂直下には、おあつらえ向きなベンチとテーブルがあるので、そこでのんびりご飯休憩。
晴れてくるまで時間を稼ぎます。
かわいいお花畑も撮りましょうかね。
今度こそ本物、チングルマ。あっているはず間違えてたら恥ずかしい。。
ちょっぴり青空のぞいてきました?
そろそろ行きましょうかね仙ノ倉山!
結果、あまり変わらない。。
山頂雲で、霞んでいますね。。
真っ白だぜ!
仙ノ倉山ビクトリーロード!
10:10 仙ノ倉山山頂
着いちゃいました。仙ノ倉山。
周りの景色は真っ白しろ。まさに「虚無」です!なにも見えない(涙)!
ほんとうならココ、仙ノ倉山山頂からは谷川岳に続くすばらしい稜線が見えるのです。
エビス大黒ノ頭から東俣ノ頭、万太郎山(サゴーノ峰)と憧れの稜線が続くハズなのです!
10:17 仙ノ倉山から平標山へ・下山開始
山頂でしばらく粘るも、まったく晴れる気配なし。
仕方がないね。梅雨だもの。こんな日もたまにはありますよねえ?
晴れそで晴れない仙ノ倉山(いけず)。
平標山にも雲かかってきた・・・。
うわぁ・・・(真っ白)。
真っ白の中にも色ありました。行きも撮りましたねお花畑です。
紫色はハクサンコザクラ。花は良いね、癒されますね。なにも見えないこんな日だから、特に愛しく見えてきます。
結局、稜線、ずっと雲に隠れてました。。
hirooneに見せたかったんですけどね。青空の下の仙ノ倉山。
次回に持ち越し、と言うことで。
次こそ晴れてね、仙ノ倉山!
10:56 再びの平標山山頂
平標山山頂再び。
ここからは3月に登った【残雪期限定の山】日白山も見えたハズなのですが。。
生憎厚い雲の中。
こんにちは。明日、とたけけやってきます。絶賛あつ森ハマり中、kara(@karalog2018)です。今回は、以前平標山・仙ノ倉山に登った時に気になっていた【残雪期限定の山】日白山のお話です。残雪期限定と言うだけあっ[…]
未練たらたらですが、いつまで待っても晴れそうにない。
予報はこれから下り坂。仕方がない。今日は素直に帰りましょうか。
11:25 平標山ノ家
お久しぶりです、平標山ノ家。
前回は営業していませんでしたが(11月のお話です)、今回はバッチリ営業中。
下の写真は、看板に合わせて撮ったら後ろの人が斜めになっちゃった・・・の一枚ですね。
人に合わせた方が良かったですかね。あとで見て気付きましたよ(次回はそこらへんも意識してみよう)。
12:15 平元新道入口
平標山ノ家からは樹林帯の平元新道を下ります。
下りきったら上信越自然歩道に合流。コチラはひたすら平らな道です(ラクチン!)。
12:58 駐車場
そして13時前に、駐車場に到着!
結局「快晴」にはなりませんでしたけど、お花が見れたから満足ですかね。
なにはともあれ下山は完了。
今日も一日お疲れ様です!
まとめ
ハイ。と言うことで今回は、【花の百名山】平標山と、谷川連峰最高峰の仙ノ倉山の山行でした。
そして最後の最後でこれを言う?と言うのはありますが、
と言うのがわたしの中でムクムクと出てきておりまして。
なぜかと言いますと、田中澄江さんの著書「花の百名山」に、平標山の名前がないのです。。
wikipedia先生の平標山の説明にもしっかりと“花の百名山”の文字はあるのですが、肝心の著書の方には名前がない。
どういうことでしょう?と調べてみると、花の百名山って、
- 田中澄江さんのオリジナル版
- NHK版
- 山と渓谷社版
と3つあるようなのです。
オリジナル版には平標山の名前はありませんが、NHK版、山と渓谷社版には平標山の名前がある、とそう言うことなんだそうです。
wikipediaの平標山の出典も、よ~く見ると「花の百名山(NHK衛星放送版)」になってるんですよね。いや、しっかり書いてありましたね。ハイ。
最後の最後でごちゃごちゃと書いちゃいましたが。
「細かいことは気にしなさんな!良い山ですよ平標山!」
です!
勝手に採点
わたし勝手に今回の山行を採点しました!
- 満足度 :
神々しい一枚が撮れました(中身はオジサンですが)。
以上、本日の山行記録でした。
ではまた!